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ドイツの古城ホテル:ライヒマンスドルフ城 [Schloss Reichmannsdorf]

訪問:2017/5/6~7(Room Type: Standard Double Room€128.80/朝食付)
評価:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊:総合2.0、予約個室2.0、建物全体2.0、サービス3.0、CP4.0

Schloss Reichmannsdorf

9日目。(☞ 今日の走行ルート
コルムベルク城 [Burg Colmberg]を出発し、お目当ての宿が取れなかったことから、ニュルンベルクから先の古城街道まで進んで、コーブルク城塞 [Veste Coburg]ローゼンベルク要塞 [Festung Rosenberg] を見てから、大きくUターンする形でライヒマンスドルフ城に到着。
この旅最後の古城ホテルになるが、最初のエンガース城[Schloss Engers]と同じシュロスタイプ。別棟の宿泊棟は、新しく建てられた現代風のホテルであることは認識した上での選択だ。

実際に着いてみると、見るからに年季の入っている(言い換えれば、きちんとメンテナンスされていない)建物で、1階部分の一部をホテルのレストランとして、元の形状を無視した改装を施して使っているだけだった。
これを古城ホテルに分類するのはいかがなものかとも思うが、ホテル側がSchlossを名乗っている事から、古城ホテルの一種ということでご理解いただきたい。

【インデックス】
城内レストラン(Restaurant Schloss Engers)のディナー
朝食の紹介
泊まった部屋と館内の写真
ライヒマンスドルフ城[Schloss Reichmannsdorf]の風景
  

ディナーは、その城の1階部分を改装した「Schlossrestaurant」でいただく。
ちゃんと英語版のメニューが用意されている点は、主に家族経営の古城ホテルとは違ってチェーンホテルだけある。もちろん英語もバッチリ通じる。


パン

コースが無いので、またまたアラカルトでお願いすることにしたが、まずはパン2種類とバターの代わりのスプレッドが出てきた。
このパンが、予想外に美味しくない。

スプレッド

その代わり、少し燻製臭とアンチョビ風味のあるクリームベースのスプレッドが美味しいし、かなり凝ったお味。
これのおかげで、パンを消費(!)することが出来たぐらいだ。


アミューズ

アミューズもちゃんと出てきた。
かなり接写しているので大きく見えるが、大きなスプーンに乗りそうなサイズ。

内容は、ハーブを散りばめたサイコロ大のチーズとトマトの一口サラダ風で、これもまずまず。
ハーブ入りチーズは、間違いない。(ハーブ入りソーセージは間違えるけど・・笑)


Crispy Pork Belly coated with malt on pineapplekraut...
Crispy Pork Belly coated with malt on pineapplekraut, Ravioli filled with blood sausage and cocoa on sweet potato, baked trout with on sunchoke chips(€10.50)

前菜に選んだのは、面白そうな料理が並んでいた盛り合わせ。
実際は3種類の料理が別々の小鉢に入れられて出てきたが、フリットはともかく豚肉とプリンみたいに見える皿は独特。



左のフリットは、焼いた鱒のフリットというか、ほぼ天ぷらっていう出来ばえ。
底にあるのは、sunchoke chips だと思うが、sunchokeって何だろう?
特段美味しいものでは無いが、天ぷらとして見れば面白い。



中央の皿は、豚の皮付ばら肉のロースト。
皮目の部分に包丁を入れ、皮目を鍋側に入れてじっくり油で揚げた感じの凝った料理だ。

本体側には、たっぷりの粗挽き胡椒が塗りつけられていて、皿の底にはドイツ名物のザワークラウトの酸味控えめ美味しいバージョン。
pineapplekrautって、これかな?



右の皿は、メニュー記載のsweet potatoではなく、甘くない南瓜のピュレ。
その上にあるプリンみたいに見えるものは、ココア入りの生地で作ったラビオリ。
ラビオリの中に、メニュー記載の通り豚の血をたっぷり加えた黒いソーセージが入っている。
これも創作料理だと思うが、結構おいしい。


Creamsoup of horseradish
Creamsoup of horseradish with smoked eel and parsleyoil(€6.20)

家内が選んだホースラディッシュのスープ。
ローストビーフのお供という印象しかないホースラディッシュだが、こうやってスープにしてしまうという発想は斬新というか、西欧では普通にあるのかな?
ちょっと旬のホワイトアスパラのスープにも思えてしまう味は、ハマりそうだ。

smoked eel

家内がこのスープを選んだ理由は、鰻の燻製が付いてくるとあったからだそうだ。
小片だけ食べてみたが、西欧で主流の鰻の煮込み料理と違って、しっかり鰻の味がするものだった。
サイズも日本の蒲焼に耐えられる大きさなので、この鰻で日本風のウナギ料理をいただけるのなら、食べてみたい気がした。


Small Wiener Schnitzel with 200g Asparagus
Small Wiener Schnitzel with 200g Asparagus, Sauce Hollandaise and Parsleypotatoes(€21.50)

家内がメインに選んだのは、この旅3度目のウイナーシュニッツエル。
なんで同じ物ばかり頼むのかと聞いたら、それ以外のものは食べられるか分からないからだと。
確かに概ね不味いドイツ料理で冒険するのは避けたくなるが、せっかくの海外だというのに冒険心の無いこと。



ウイナーシュニッツエルは、肉を伸ばさず、衣も剥がれて凸凹の、単なるトンカツ。
ソースが無いが、日本料理と考えれば家内には無難なのも分かる。

今が旬のホワイトアスパラは、どこで食べても大きな差は出ないかな。
ソースの違いは大きいが、この店のはストレートにマヨネーズ風でつまらないと思っていたものの、家内には好評だった。


Small mushroom rolls on wild garlic sauce
Small mushroom rolls on wild garlic sauce with a field of vegetables(€15.50)

私は、昨年ベジタリアンのドイツ人学生から英会話を習った際に、彼女たちはどんな料理を食べているのかと興味があったことから、はじめてベジタリアン料理を選んでみた。

Small mushroom rolls

刻んだマッシュルームがたっぷり入ったカップケーキ風のものが2個。
それに、ヤングコーン・ズッキーニとブロッコリーの変型みたいな茹で野菜。



下に敷かれていた、黒っぽいザラザラした舌触りのものが不明。
揚げかすを細かく砕いて、さらにフライパンで加熱してココアを少し振り掛けてから、気持ち焦がし気味に焼いた感じのもので、美味しいとは思えないものの、変わったお味。
実際は、何だろう?


Franconian sausages
Franconian sausages served with cabbage-grape-salad(€10.80)

もちろん菜食主義者ではないので、サイドにソーセージを付けたのだが、メイン料理側のメニューを2品同時に頼んだので店員が驚いてしまい(私が、それほど太っていないからかも?)、出す順番を何度も確認してきた。
同時に出すように頼んだものだから、出てきた時は隣の(大柄な)客からも注目を浴びてしまった。(苦笑)

こちらのソーセージは、ハイデルベルクのZum Roten Ochsenで食べたソーセージよりも無難なハーブ使い。
美味しいとは思えないが、当地のソーセージはやたらハーブを使いたがるのだと思う。

ソーセージの断面cabbage-grape-salad

ソーセージよりも、下に敷かれた(サラダと書かれていた)キャベツと葡萄の油炒めの方が美味しかった。
日本の野菜炒めの味ではないけど、キャベツと葡萄を炒めるっていう発想が面白いし、意外に合っていた。
もちろん完食!


With green pepper marinated Strawberries
With green pepper marinated Strawberries with Vanilla icecream and strawberryfoam(€7.80)

今朝のコルムベルク城の朝食が貧弱だったうえに、またまた昼抜きで腹ペコだったことから、お勧めに載っていた変わったデザートもお願いすることにした。

With green pepper marinated Strawberries

グリーンペッパーでマリネしたイチゴと思っていたら、単にマリネした粒胡椒が混ぜられていただけだったので、たっぷりのイチゴと濃厚バニラアイスは、粒胡椒と合わせることなくいただける。
どちらも美味で、特にイチゴが今回の旅で食べた中で一番美味しかった。

もちろん、マリネした粒胡椒の存在意義は不明だ。食べたけど・・


お会計

かなり豪華にいただいた結果、お会計はドリンクを含めて83.80ユーロ也。
ドイツ料理から外れた面白い創作料理も味わえたし、その中で美味しい料理もいくつかあったので、珍しく満足できるディナーとなった。
やっぱり、4つ星チェーンホテルのレストランは、無難なものを出して来るものだ。

※メニュー(英語版):お勧め前菜肉料理スープ・魚料理ベジタリアン・古典料理グリルデザート城の歴史
  

続いて、翌日の朝食の紹介。
こちらは、城の建物前に新設してあるカフェでいただくことになる。





巣箱のままの蜂蜜の他に、3種類の蜂蜜と、何か拘りを感じるラインナップ。
数組しか宿泊客がいなかったように見えたが、パンも焼きたて、ハムやチーズにスモークサーモンと、この手のホテルでは定番の料理群も揃っていた。



この日は日曜日となるので、レストランは概ねお休みと見込んで最初から昼抜きにすることを決めていたので、ごらんの通りたっぷりいただいた。


【店舗詳細情報】
店名:Lindner Hotel Schloss Reichmannsdorf(Schlossrestaurant)
電話:09546-59510
営業:11:00~14:00、18:00~22:00
定休:無休
住所:Schlosshof 4, 96132 Schlüsselfeld
GPS:49.786158, 10.695787(レストラン入口)、49.786035, 10.696120(ホテル入口)


宿泊した古城ホテル・シャトーホテル一覧
 

【泊まった部屋と館内の写真】

▲(外観も含めて)部屋は至って普通のホテル仕様


▲城の横の入口から入ったレストランだけが、城内ということになる。以上でおしまい!
 

【ライヒマンスドルフ城 [Schloss Reichmannsdorf] の風景】

▲左:ホテル側から見た城(手前はホテルの朝食会場兼カフェ)  右:城の西側から


▲城の正面(ホテルから見えないからか、メンテナンスされていない)


▲城の東側はペンキが剥がれてひどい状態。階段を降りた所にレストラン専用入口がある。


▲ホテル側入口を見る限りは、まったくシュロスではない
 

【コーブルク城塞 [Veste Coburg] の風景】(GPS: 50.26393, 10.98126)
公式HP案内掲示wiki(コーブルクの街)
ドイツで2番目の大きさを誇る中世城塞とのこと。館内以外は入城無料。
家内が調べて行きたいということで向かったが、街の方が魅力的だったみたいだ。
やっぱり人任せだと視点が違うので、自分で調べないとダメだな。

Veste CoburgVeste Coburg






 

【ローゼンベルク要塞 [Festung Rosenberg] の風景】(GPS: 50.24443, 11.3276)
公式HPwiki(クローナハの街)
城内地図掲示チケット案内ガイドツアー案内チケット(右のマークに穴をあける)
ヨーロッパで最大規模の中世要塞とのこと。
中に入るにはガイドツアー(€8.00)しかなく、5分待てば始まるとのことで参加してみた。
やっぱりガイドツアーは時間の無駄だというのが、個人的見解。全部ドイツ語だったし・・

Festung RosenbergFestung Rosenberg

▲タダで見れるのはここまで。






▲ツアーでは、地下に隠れているトンネルにも案内してくれる


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ジャンル : 旅行

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現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
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11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
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年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
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