台湾/永安漁港観光漁市(A02):吳媽媽蚵嗲蚵仔煎+永安漁港への行き方
訪問:2017/3/11 12:20
評価点:総合★★★★☆、味★★★★★、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★★
観光夜市というのは、台湾の主な都市ならいくらでもあるが、「観光漁市」というものがあるとは知らなかった。
前日の夜、桃園周辺をGoogle Mapで見ていた時に、永安漁港観光漁市を発見して飛びついたのは言うまでもない。
ちょっと厄介なのは、バスで簡単に行けるか(&帰れるか)という点。
現地人は車で行く場所のようで、どの程度バス便があるのか未知数だったが、Google Mapで永安漁港のバス停をクリックすると、たくさんの路線番号が出てきたので大丈夫だろうと判断して向かうことにした。
Googleが示す所要時間がどの経路でもベラボウだったのは、距離から考えるとあり得ないと判断した。
Google Mapのナビで、台鐵の最寄駅は中壢駅か富岡駅と出ていたので、観光案内所のある中壢駅に向かい、バス乗り場とバスの時刻表を調べていただき、土日のみ運行の観光路線である505系統で向かうことにした。(他の経路も含めた詳しい行き方は、最後に詳細を記しておいたので参考にしてほしい)
この永安漁港観光漁市だが、3棟で構成されていて、バス停側の棟が港で水揚げされた鮮魚を中心に扱う「鮮魚區」、真ん中が干し海老などの乾物店と揚げ物中心の屋台店が並ぶ「乾貨區」、一番奥の外観が立派な棟がレストラン街の「熱食區」と3区画構成になっている。
食べ歩き目当ての方なら一番奥にある熱食區、夜市のノリで屋台系でつまみ食いしたい向きには真ん中の乾貨區がターゲットになるだろう。日本からの旅行者は、鮮魚區は見るだけになると思うが(一部の店で刺身を売っていたけど、港で水揚げされた魚ではなかったので魅力なし!)、何故日本に生きたままの魚介類を扱う市場が無いのか不思議に思う光景だ。
香港・韓国でも当たり前の光景なのに・・(先日のフランスのマルセイユでも港の青空市レベルで存在した)

▲吳媽媽蚵嗲蚵仔煎での蚵仔煎製造工程①
熟食區にあるレストラン、そのほとんどが大テーブルを構える大皿中華料理店で、メニューを片手に激しい呼び込みをしてくる。
そんな中で、蚵仔煎の牡蠣の量が半端ないことを確認し、呼び込みも無かったこの店で食べることにした。
一部の夜市の屋台と同様に「A02」という記号番号が目印になるが、観光漁市の一番奥に店を構えている。




▲吳媽媽蚵嗲蚵仔煎での蚵仔煎製造工程②
せっかくなので、台湾に限らず日本を除くアジア全域の屋台で良く見かける蚵仔煎(牡蠣オムレツ)の全製造工程を写真に撮ったのでお見せしておこう。
国によって、野菜の種類やタレの味が大きく異なるが、製法はどこでもほぼ同じだ。

蚵仔煎(NT$50≒190円)
出来上がりは、こちら。
これだけを見たら、他の店と大差ないのだが・・

タレと被せてあった卵を剥がすと、店に入る前に確認していた通り、たっぷりすぎる牡蠣とご対面。
東南アジアも含めると過去20軒位の店で蚵仔煎を食べていると思うが、ダントツ1位だと思う。
もうちょっとタレに拘りを見せてくれたら、パーフェクトだっただろう。


店の端っこで屋台形式で販売していた「蚵嗲」は、先月台南安平の東興蚵嗲で初めて食べた料理。
もちろん、比較したかったのでお願いした。
これも製法を見ていたが、生地の入ったボウルにお玉を入れ、生地を軽く流し出したところに牡蠣を並べ入れ、そこに餃子の具みたいな刻みキャベツとニラ等をまぜあわせた野菜をお玉に山のように盛って押し固め、最後に上から生地をむらなくかけて、お玉に乗ったまま油の中に投入。
十数秒後にお玉から分離して、あとはしっかり揚げるだけで完成。自宅でも出来そうな気がした。

吳媽媽蚵嗲(NT$40≒150円)
出来上がりは、こちら。4等分にカットして供するのは共通。
東興蚵嗲で食べたものよりも、生地が厚くしっかり固めてある出来栄えで、こちらの方が、まん丸の分だけ中身がたっぷりだ。

胡椒を効かせた醤油味のタレで、刻みキャベツとニラという餃子の具を大き目にカットしたような中身。
牡蠣は数個しか確認できなかったが、製造工程を見ていると、もう少し入っていたはずだ。
固体差なのか、保護色で発見しづらかっただけか、いずれにしても牡蠣のお味は感じず。
先に食べた「蚵仔煎」が偉大すぎるのだ。
ただ、安平の店と比べたら断然こちらの方が美味しい。
「蚵嗲」に関しては、まだ2軒目なので、今後も見つけたら食べてみようと思う。
さて、激しい呼び込みをする店の中で、唯一客が入っていたのはこの店の正面にあった店だ。そちらも蚵仔煎を作っている所を見たが、この店よりは気持ち少な目ではあるものの十分な量。永安漁港観光漁市3軒目の店として試しているので、しばらく後に登録することになるレビューを参考にしていただきたい。
他の店では、厨房を奥に隠している店がほとんどだったので確認できなかったが、1軒だけ店頭で蚵仔煎を作っているところが見えたので確認すると、牡蠣の量がこの店の半分どころか3分の1位しか入っていない。言い換えれば、それが台北などの夜市の蚵仔煎屋台で普通にいただける牡蠣の量なのだ。
台湾の蚵仔煎は60元が主流になっているが、未だに50元でこの量の牡蠣を食べれるとなると、リピートしたい気分。交通の便が悪いので、暇を持て余した時にでも考えたいと思う。
というか、他の観光魚市にも行ってみたくなった。どこにあるのか、調査しなければ。
※メニュー:注文伝票
【店舗詳細情報】
店名:吳媽媽蚵嗲・蚵仔煎
住所:桃園市新屋區永安里中山西路3段1165號 永安漁港觀光漁市熟食區A02
GPS:24.987881, 121.014811 (☞ Bing Map)



☞ 台湾の訪問レストラン&ランキング
さて、台湾旅行記はここで中断して(☞ 圓意客家湯圓に続きます)、この後からイタリアはピエモンテ州での食べ歩きレポートを現地からお届けしたいと思う。最初は、楽しみにしているエールフランスのビジネスクラス機内食レビューを、いつものように即日レポートでお届けする予定だ。
【永安漁港への行き方(バス・鉄道)】
☞ 永安漁港行きバス路線&時刻表(台鉄中壢駅のインフォメーションで入手したもの)
不便な所にある永安漁港に行くには、台鉄の中壢駅か富岡駅、高鐵桃園駅からバスが出ているものの、どの路線も1時間から数時間に1本という少なさだ。そこで、永安漁港觀光漁市に行ってみたいという方のために、調査した内容を掲載しておく。
本来はガイドブックの役目だが、日本のガイドブックはほとんど役立たずなので、数は少ないものの真面目に調査して情報発信しているブロガーに期待した方が確実だ。
なお、永安漁港発のバス停は、すべて共通。GPS 24.987996, 121.018759 (☞ Google Map、Bing Map)
●濱海觀光公車505路線
☞ 濱海觀光公車505路線 路線図と時刻表
台鉄中壢駅の案内所で教えてもらったのは、後で紹介する5027路線だったが、いざ乗り場に行ってみると週末のみ運行の観光客向けの路線バスがあった。昨年の夏から土曜日の運行も開始したらしい。
主なバス停しか止まらないものの、大きく寄り道もするので所要時間は1時間強。
桃客中壢站1100発で永安漁港まで乗車した。
桃園客運中壢站発:0800~1700の1時間間隔
桃園客運観音站発:0930~1830の1時間間隔(桃園観音站:漁港から北東に10Km;20分ほど離れている)
運賃:60元弱(iPASSで支払ったので、1の位を失念)


▲左:桃園客運中壢站(GPS:24.953183,121.223875) 右:濱海觀光公車505路線
●L605路線 高鐵線
☞ L605高鐵線 路線図と時刻表(桃園市公式サイトより)
一番楽に行けそうなのが、高鐵桃園駅から出ているL605路線。始発と終点の関係にあるので分かりやすい。
たまたま現地でバスが停まっていることで見つけた路線だが、バス停には記載がなく、発車時刻も乗り場も分からず、バスが動き出すのを30分以上も待って強引に停めたところ、一般バスと同じバス停(☞ Google Map)から発車するとのこと。
土曜日の永安漁港1415発に乗って、50分ほどで高鐵桃園駅まで乗車した。
高鐵桃園駅の乗り場は、駅のバスターミナルの駅出入口から見て奥の方だった。
高鐵桃園駅発(平日):0735、0925、1100、1235、1810、1955
高鐵桃園駅発(週末):0910、1050、1220、1510、1655、1835
永安漁港発(平日):0645、0835、1010、1145、1710、1900
永安漁港発(週末):0815、1000、1130、1415、1600、1740
運賃:無料(2017/3/11現在;念のためiPASSをタッチしたが、無料表示だった)
かなりの距離を走るのに無料だったのは、不便な桃園市新屋区の住民のための新屋區市民公車(免費公車)だったからだようだ。濱海觀光公車505路線と同じ小型車両であり、基本は地域住民の足であるはずなので、大人数で乗るのは避けたい。
私が乗った時は、途中区間の乗降客も含めて5人だけだったことと、地域住民客の時間帯別利用方向が逆の関係になるはずなので、それほど心配は要らないとは思う。
●5039路線
☞ 5039路線図
ここからは、資料ベース。
5039路線は桃園客運中壢站と永安漁港の間を循環する路線で、(観)マークを付けた観音站経由が80分、それ以外は50分の所要時間と書かれている。(実際は、もう少しかかると思う)
桃園客運中壢站発:0615(観)、0730(観)、0820、1000、1400(観)、1507(観)、1600(観)、1620、1630(観)、1720、1800、1840
●5027路線 中壢=後湖線
☞ 5027路線図
こちらは、漁港を経由する便が1日2本しかなく、経由便以外は1Kmほど手前の永安バス停から歩いて向かうことになる。
桃園客運中壢站発:0620、0733、0910、1100、1220(漁港)、1530、1650、1730、1910、2150(漁港)
●L602路線 新屋二甲線、L603路線 新屋二乙線
☞ L602・L603路線図と時刻表(桃園市公式サイトより)
☞ L602路線図、L603路線図
漁港に最も近い台鉄富岡駅からは2路線、どちらも新屋區市民公車で、約30分で漁港まで行くことが出来る。
ただし、富岡駅のバス停の位置を確認していないので、Google Mapを参考に現地で住民に聞いて見つけてほしい。
L602路線富岡站発(平日):0800、1000、1130、1330、1530、1630
L602路線富岡站発(休日):1000、1130、1330、1500、1630、1800
L603路線富岡站発(平日):0830、1030、1230、1400、1600、1700
L603路線富岡站発(休日):1030、1230、1400、1530、1700、1830
【永安漁港の風景】 ☞ 永安漁港観光漁市配置図

▲現地掲示の桃園市永安漁港地図 (↑ クリックで大きな画像が開きます ↑))


▲永安漁港


▲永安漁港観光漁市会場(奥の海側の建物=熱食區=レストラン街)




▲バス停側の鮮魚區は、文字通り鮮魚市場


▲真ん中の乾貨區には、乾物屋と屋台系の店がある


▲右:魚市なのに、ちょっと気になった斑鳩。1羽80元と安かったので、試すべきだったか・・
評価点:総合★★★★☆、味★★★★★、サービス★★★☆☆、雰囲気★★★☆☆、CP★★★★★
観光夜市というのは、台湾の主な都市ならいくらでもあるが、「観光漁市」というものがあるとは知らなかった。
前日の夜、桃園周辺をGoogle Mapで見ていた時に、永安漁港観光漁市を発見して飛びついたのは言うまでもない。
ちょっと厄介なのは、バスで簡単に行けるか(&帰れるか)という点。
現地人は車で行く場所のようで、どの程度バス便があるのか未知数だったが、Google Mapで永安漁港のバス停をクリックすると、たくさんの路線番号が出てきたので大丈夫だろうと判断して向かうことにした。
Googleが示す所要時間がどの経路でもベラボウだったのは、距離から考えるとあり得ないと判断した。
Google Mapのナビで、台鐵の最寄駅は中壢駅か富岡駅と出ていたので、観光案内所のある中壢駅に向かい、バス乗り場とバスの時刻表を調べていただき、土日のみ運行の観光路線である505系統で向かうことにした。(他の経路も含めた詳しい行き方は、最後に詳細を記しておいたので参考にしてほしい)
この永安漁港観光漁市だが、3棟で構成されていて、バス停側の棟が港で水揚げされた鮮魚を中心に扱う「鮮魚區」、真ん中が干し海老などの乾物店と揚げ物中心の屋台店が並ぶ「乾貨區」、一番奥の外観が立派な棟がレストラン街の「熱食區」と3区画構成になっている。
食べ歩き目当ての方なら一番奥にある熱食區、夜市のノリで屋台系でつまみ食いしたい向きには真ん中の乾貨區がターゲットになるだろう。日本からの旅行者は、鮮魚區は見るだけになると思うが(一部の店で刺身を売っていたけど、港で水揚げされた魚ではなかったので魅力なし!)、何故日本に生きたままの魚介類を扱う市場が無いのか不思議に思う光景だ。
香港・韓国でも当たり前の光景なのに・・(先日のフランスのマルセイユでも港の青空市レベルで存在した)

▲吳媽媽蚵嗲蚵仔煎での蚵仔煎製造工程①
熟食區にあるレストラン、そのほとんどが大テーブルを構える大皿中華料理店で、メニューを片手に激しい呼び込みをしてくる。
そんな中で、蚵仔煎の牡蠣の量が半端ないことを確認し、呼び込みも無かったこの店で食べることにした。
一部の夜市の屋台と同様に「A02」という記号番号が目印になるが、観光漁市の一番奥に店を構えている。




▲吳媽媽蚵嗲蚵仔煎での蚵仔煎製造工程②
せっかくなので、台湾に限らず日本を除くアジア全域の屋台で良く見かける蚵仔煎(牡蠣オムレツ)の全製造工程を写真に撮ったのでお見せしておこう。
国によって、野菜の種類やタレの味が大きく異なるが、製法はどこでもほぼ同じだ。

蚵仔煎(NT$50≒190円)
出来上がりは、こちら。
これだけを見たら、他の店と大差ないのだが・・

タレと被せてあった卵を剥がすと、店に入る前に確認していた通り、たっぷりすぎる牡蠣とご対面。
東南アジアも含めると過去20軒位の店で蚵仔煎を食べていると思うが、ダントツ1位だと思う。
もうちょっとタレに拘りを見せてくれたら、パーフェクトだっただろう。


店の端っこで屋台形式で販売していた「蚵嗲」は、先月台南安平の東興蚵嗲で初めて食べた料理。
もちろん、比較したかったのでお願いした。
これも製法を見ていたが、生地の入ったボウルにお玉を入れ、生地を軽く流し出したところに牡蠣を並べ入れ、そこに餃子の具みたいな刻みキャベツとニラ等をまぜあわせた野菜をお玉に山のように盛って押し固め、最後に上から生地をむらなくかけて、お玉に乗ったまま油の中に投入。
十数秒後にお玉から分離して、あとはしっかり揚げるだけで完成。自宅でも出来そうな気がした。

吳媽媽蚵嗲(NT$40≒150円)
出来上がりは、こちら。4等分にカットして供するのは共通。
東興蚵嗲で食べたものよりも、生地が厚くしっかり固めてある出来栄えで、こちらの方が、まん丸の分だけ中身がたっぷりだ。

胡椒を効かせた醤油味のタレで、刻みキャベツとニラという餃子の具を大き目にカットしたような中身。
牡蠣は数個しか確認できなかったが、製造工程を見ていると、もう少し入っていたはずだ。
固体差なのか、保護色で発見しづらかっただけか、いずれにしても牡蠣のお味は感じず。
先に食べた「蚵仔煎」が偉大すぎるのだ。
ただ、安平の店と比べたら断然こちらの方が美味しい。
「蚵嗲」に関しては、まだ2軒目なので、今後も見つけたら食べてみようと思う。
さて、激しい呼び込みをする店の中で、唯一客が入っていたのはこの店の正面にあった店だ。そちらも蚵仔煎を作っている所を見たが、この店よりは気持ち少な目ではあるものの十分な量。永安漁港観光漁市3軒目の店として試しているので、しばらく後に登録することになるレビューを参考にしていただきたい。
他の店では、厨房を奥に隠している店がほとんどだったので確認できなかったが、1軒だけ店頭で蚵仔煎を作っているところが見えたので確認すると、牡蠣の量がこの店の半分どころか3分の1位しか入っていない。言い換えれば、それが台北などの夜市の蚵仔煎屋台で普通にいただける牡蠣の量なのだ。
台湾の蚵仔煎は60元が主流になっているが、未だに50元でこの量の牡蠣を食べれるとなると、リピートしたい気分。交通の便が悪いので、暇を持て余した時にでも考えたいと思う。
というか、他の観光魚市にも行ってみたくなった。どこにあるのか、調査しなければ。
※メニュー:注文伝票
【店舗詳細情報】
店名:吳媽媽蚵嗲・蚵仔煎
住所:桃園市新屋區永安里中山西路3段1165號 永安漁港觀光漁市熟食區A02
GPS:24.987881, 121.014811 (☞ Bing Map)



☞ 台湾の訪問レストラン&ランキング
さて、台湾旅行記はここで中断して(☞ 圓意客家湯圓に続きます)、この後からイタリアはピエモンテ州での食べ歩きレポートを現地からお届けしたいと思う。最初は、楽しみにしているエールフランスのビジネスクラス機内食レビューを、いつものように即日レポートでお届けする予定だ。
【永安漁港への行き方(バス・鉄道)】
☞ 永安漁港行きバス路線&時刻表(台鉄中壢駅のインフォメーションで入手したもの)
不便な所にある永安漁港に行くには、台鉄の中壢駅か富岡駅、高鐵桃園駅からバスが出ているものの、どの路線も1時間から数時間に1本という少なさだ。そこで、永安漁港觀光漁市に行ってみたいという方のために、調査した内容を掲載しておく。
本来はガイドブックの役目だが、日本のガイドブックはほとんど役立たずなので、数は少ないものの真面目に調査して情報発信しているブロガーに期待した方が確実だ。
なお、永安漁港発のバス停は、すべて共通。GPS 24.987996, 121.018759 (☞ Google Map、Bing Map)
●濱海觀光公車505路線
☞ 濱海觀光公車505路線 路線図と時刻表
台鉄中壢駅の案内所で教えてもらったのは、後で紹介する5027路線だったが、いざ乗り場に行ってみると週末のみ運行の観光客向けの路線バスがあった。昨年の夏から土曜日の運行も開始したらしい。
主なバス停しか止まらないものの、大きく寄り道もするので所要時間は1時間強。
桃客中壢站1100発で永安漁港まで乗車した。
桃園客運中壢站発:0800~1700の1時間間隔
桃園客運観音站発:0930~1830の1時間間隔(桃園観音站:漁港から北東に10Km;20分ほど離れている)
運賃:60元弱(iPASSで支払ったので、1の位を失念)


▲左:桃園客運中壢站(GPS:24.953183,121.223875) 右:濱海觀光公車505路線
●L605路線 高鐵線
☞ L605高鐵線 路線図と時刻表(桃園市公式サイトより)
一番楽に行けそうなのが、高鐵桃園駅から出ているL605路線。始発と終点の関係にあるので分かりやすい。
たまたま現地でバスが停まっていることで見つけた路線だが、バス停には記載がなく、発車時刻も乗り場も分からず、バスが動き出すのを30分以上も待って強引に停めたところ、一般バスと同じバス停(☞ Google Map)から発車するとのこと。
土曜日の永安漁港1415発に乗って、50分ほどで高鐵桃園駅まで乗車した。
高鐵桃園駅の乗り場は、駅のバスターミナルの駅出入口から見て奥の方だった。
高鐵桃園駅発(平日):0735、0925、1100、1235、1810、1955
高鐵桃園駅発(週末):0910、1050、1220、1510、1655、1835
永安漁港発(平日):0645、0835、1010、1145、1710、1900
永安漁港発(週末):0815、1000、1130、1415、1600、1740
運賃:無料(2017/3/11現在;念のためiPASSをタッチしたが、無料表示だった)
かなりの距離を走るのに無料だったのは、不便な桃園市新屋区の住民のための新屋區市民公車(免費公車)だったからだようだ。濱海觀光公車505路線と同じ小型車両であり、基本は地域住民の足であるはずなので、大人数で乗るのは避けたい。
私が乗った時は、途中区間の乗降客も含めて5人だけだったことと、地域住民客の時間帯別利用方向が逆の関係になるはずなので、それほど心配は要らないとは思う。
●5039路線
☞ 5039路線図
ここからは、資料ベース。
5039路線は桃園客運中壢站と永安漁港の間を循環する路線で、(観)マークを付けた観音站経由が80分、それ以外は50分の所要時間と書かれている。(実際は、もう少しかかると思う)
桃園客運中壢站発:0615(観)、0730(観)、0820、1000、1400(観)、1507(観)、1600(観)、1620、1630(観)、1720、1800、1840
●5027路線 中壢=後湖線
☞ 5027路線図
こちらは、漁港を経由する便が1日2本しかなく、経由便以外は1Kmほど手前の永安バス停から歩いて向かうことになる。
桃園客運中壢站発:0620、0733、0910、1100、1220(漁港)、1530、1650、1730、1910、2150(漁港)
●L602路線 新屋二甲線、L603路線 新屋二乙線
☞ L602・L603路線図と時刻表(桃園市公式サイトより)
☞ L602路線図、L603路線図
漁港に最も近い台鉄富岡駅からは2路線、どちらも新屋區市民公車で、約30分で漁港まで行くことが出来る。
ただし、富岡駅のバス停の位置を確認していないので、Google Mapを参考に現地で住民に聞いて見つけてほしい。
L602路線富岡站発(平日):0800、1000、1130、1330、1530、1630
L602路線富岡站発(休日):1000、1130、1330、1500、1630、1800
L603路線富岡站発(平日):0830、1030、1230、1400、1600、1700
L603路線富岡站発(休日):1030、1230、1400、1530、1700、1830
【永安漁港の風景】 ☞ 永安漁港観光漁市配置図

▲現地掲示の桃園市永安漁港地図 (↑ クリックで大きな画像が開きます ↑))


▲永安漁港


▲永安漁港観光漁市会場(奥の海側の建物=熱食區=レストラン街)




▲バス停側の鮮魚區は、文字通り鮮魚市場


▲真ん中の乾貨區には、乾物屋と屋台系の店がある


▲右:魚市なのに、ちょっと気になった斑鳩。1羽80元と安かったので、試すべきだったか・・
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