ビジネスクラス機内食/カタール航空:ドーハ(DOH)⇒アテネ(ATH)
搭乗:2017/2/23 QR203便
評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆
元々乗継時間が75分とタイトだったところに、羽田からの便(☞ こちら)が45分遅延。冬の偏西風の影響を加味していないダイヤに問題がありそうだが、到着したCゲートの端っこから、アテネ行きが出るAゲートの端っこまで、途中のセキュリティ通過に3分かかった分を加味して20分で無事乗り継げた。出発時刻の10分前だ。
ドーハ空港に到着した時に何人かの乗継ガイドが来ていたが、乗継時間が15分しかなかったバルセロナ行きなどが対象で、30分のアテネ行きは誰も待っていなかったことから、ドーハ空港の乗継は30分あれば余裕なのかもしれない。15分のバルセロナ行きの客は、走らされていたけど。


さて、アテネ行きの機材はA330。2-2-2配列の狭いタイプだが、さらに先頭窓側席は窓が迫ってくることで非常に窮屈な感じになる。A330では先頭窓側席を取ってはいけないことは過去経験済だが仕方ない。
また、5つ星を獲得しているカタール航空で飛行時間5時間の路線だからアメニティが付くだろうと予想していたが、何もなし。スリッパも付かないので、日本からの便で配られたスリッパを持参しよう。
ウエルカムドリンクは羽田便と同様に注文制だったので、試しにダイエットコークを頼んでみたら大丈夫だった。ホットかコールドのおしぼりを選べる点も、羽田便と同じだ。
大きく違ったのは、ウエルカムドリンクと同時にメニューを持ってきて、わずか数分後に食前酒と機内食の注文を取りに来たこと。早すぎて決められないよ。
ここで、食事を出すのは離陸後か到着前かと聞かれたのだが、寝るかもしれないので到着前でお願いしたら、起きていても食前酒も持ってこないし、案内も無い。担当の個人差かもしれないが、ちょっとなぁ・・


ドーハでの乗継時間が長い場合は市内観光に無料で連れて行ってくれるらしいが、ちょうど機内から街の様子が見えたので2枚ほど紹介。
2枚目は、これから作ろうとしている街のようだが、ちょっと別世界な感じ。


結局寝ないで羽田便のブログ記事を書いていたが、離陸後1時間半経過してようやく食前酒(私の場合はダイエットコーク)を持ってきてくれた。
ナッツは羽田線と同様にカシュー・アーモンド・ピスタチオの3種盛。もちろん温めてあるが、微妙に温めすぎ感もあって少し味が落ちてしまっていた。
その後は、到着2時間前になっても食事を出してくる気配は無く、1時間半前まで待って出てこなかったので催促することにしようと構えていたら、ちょうど1時間半前にもう少し待てるけどいつ出すかと聞いてきた。
忘れられた訳では無く、仕事をやっているように見えたので配慮してくれていたのだ。
何事も思い込みは良くないな。


Strawberry and banana smoothe, Fresh orange juice
ドリンクは、またまた2種類お願いしてしまった。
スムージーは、バナナの気配をほとんど感じないイチゴミルク的なお味で良かったが、オレンジジュースはやや酸っぱすぎ。羽田路線は美味しかったが、本拠地発のものだと悪くなる? それとも酸味の強い方が好まれるのかな?

A selection of artisan breads
羽田線ではパスしたパンだが、内容的には違うと思うものの、同じようどんぶりのような陶器に入れて出してきた。
バターも付いていたので、クロワッサンをいただいてみたが、やっぱり美味しくないな。

Duo of salmon, balik style and rillettes
前菜はサーモンをチョイス。balik styleって何だろうと調べていたら、バリクサーモン[Balik Salmon]という名称でたくさんヒットした。要はスイスのメーカーが考案したノルウェー産の鮭の背肉の部分を使ったスモークサーモンのようだ。(☞ The story of Balik | Balik Salmon)

左がバリクサーモン、右がサーモンのリエットとの表記だったが、リエットというよりはバリクサーモンのたたきっていう感じ。
味がまったく同じで芸が無いのだ。

Traditional Arabic breakfast
feta cheese, cucumber, tomato and green olives served with balila and Arabic bread
メインのチョイスは、地元発の便ということで、郷土料理をチョイス。
アラビアの朝食というお題のものを選んでみた。
ギリシャの代表的なチーズであるフェタチーズに、トマトとオリーブ(グリーンオリーブっていう表記だったけど、この色!)と胡瓜という構成。オリーブは、えぐみが強く、ちょっと苦手。

アラビアパンは、羽田線で出てきたピタパンとは微妙に違っていて、ナンのような厚みとモチモチ感をなくした感じ。
サイズは気持ち大きめのような気がしたが、同じようなサイズだろう。
このアラビアパンを、先ほどの野菜とチーズで食べるっていうのは、かなり無理がある気がする。

Balila
もう1品、バリラというスープが付いていたが、こちらがメインになるべきかな。
右下に見えるガーゼでくるんであるものはレモンだったので、レモンを加えて飲むのが普通ということだろうが、最後に試してみたものの、レモンを加えない方が美味しくいただけた。

中身を見えるように撮った写真がこちら。かなり大粒のヒヨコマメがたっぷりだ。
そこに、ピクルスサイズのオニオンを多少加えてあったが、スープのお味は出汁が濃厚で美味しい。
浮いている油はオリーブオイルだと思うが、ガーリックの風味たっぷりだ。
この後は、アテネ空港ラウンジで1時間半ほど滞在することになったが、もうお腹いっぱいで何も食べ物に手を付けられなかった。
※メニュー:朝食、ドリンク、アルコール(他にワインリスト有)
※キプロスのパフォスにあるホテルから登録しました。
☞ ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング
評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆
元々乗継時間が75分とタイトだったところに、羽田からの便(☞ こちら)が45分遅延。冬の偏西風の影響を加味していないダイヤに問題がありそうだが、到着したCゲートの端っこから、アテネ行きが出るAゲートの端っこまで、途中のセキュリティ通過に3分かかった分を加味して20分で無事乗り継げた。出発時刻の10分前だ。
ドーハ空港に到着した時に何人かの乗継ガイドが来ていたが、乗継時間が15分しかなかったバルセロナ行きなどが対象で、30分のアテネ行きは誰も待っていなかったことから、ドーハ空港の乗継は30分あれば余裕なのかもしれない。15分のバルセロナ行きの客は、走らされていたけど。


さて、アテネ行きの機材はA330。2-2-2配列の狭いタイプだが、さらに先頭窓側席は窓が迫ってくることで非常に窮屈な感じになる。A330では先頭窓側席を取ってはいけないことは過去経験済だが仕方ない。
また、5つ星を獲得しているカタール航空で飛行時間5時間の路線だからアメニティが付くだろうと予想していたが、何もなし。スリッパも付かないので、日本からの便で配られたスリッパを持参しよう。
ウエルカムドリンクは羽田便と同様に注文制だったので、試しにダイエットコークを頼んでみたら大丈夫だった。ホットかコールドのおしぼりを選べる点も、羽田便と同じだ。
大きく違ったのは、ウエルカムドリンクと同時にメニューを持ってきて、わずか数分後に食前酒と機内食の注文を取りに来たこと。早すぎて決められないよ。
ここで、食事を出すのは離陸後か到着前かと聞かれたのだが、寝るかもしれないので到着前でお願いしたら、起きていても食前酒も持ってこないし、案内も無い。担当の個人差かもしれないが、ちょっとなぁ・・


ドーハでの乗継時間が長い場合は市内観光に無料で連れて行ってくれるらしいが、ちょうど機内から街の様子が見えたので2枚ほど紹介。
2枚目は、これから作ろうとしている街のようだが、ちょっと別世界な感じ。


結局寝ないで羽田便のブログ記事を書いていたが、離陸後1時間半経過してようやく食前酒(私の場合はダイエットコーク)を持ってきてくれた。
ナッツは羽田線と同様にカシュー・アーモンド・ピスタチオの3種盛。もちろん温めてあるが、微妙に温めすぎ感もあって少し味が落ちてしまっていた。
その後は、到着2時間前になっても食事を出してくる気配は無く、1時間半前まで待って出てこなかったので催促することにしようと構えていたら、ちょうど1時間半前にもう少し待てるけどいつ出すかと聞いてきた。
忘れられた訳では無く、仕事をやっているように見えたので配慮してくれていたのだ。
何事も思い込みは良くないな。


Strawberry and banana smoothe, Fresh orange juice
ドリンクは、またまた2種類お願いしてしまった。
スムージーは、バナナの気配をほとんど感じないイチゴミルク的なお味で良かったが、オレンジジュースはやや酸っぱすぎ。羽田路線は美味しかったが、本拠地発のものだと悪くなる? それとも酸味の強い方が好まれるのかな?

A selection of artisan breads
羽田線ではパスしたパンだが、内容的には違うと思うものの、同じようどんぶりのような陶器に入れて出してきた。
バターも付いていたので、クロワッサンをいただいてみたが、やっぱり美味しくないな。

Duo of salmon, balik style and rillettes
前菜はサーモンをチョイス。balik styleって何だろうと調べていたら、バリクサーモン[Balik Salmon]という名称でたくさんヒットした。要はスイスのメーカーが考案したノルウェー産の鮭の背肉の部分を使ったスモークサーモンのようだ。(☞ The story of Balik | Balik Salmon)

左がバリクサーモン、右がサーモンのリエットとの表記だったが、リエットというよりはバリクサーモンのたたきっていう感じ。
味がまったく同じで芸が無いのだ。

Traditional Arabic breakfast
feta cheese, cucumber, tomato and green olives served with balila and Arabic bread
メインのチョイスは、地元発の便ということで、郷土料理をチョイス。
アラビアの朝食というお題のものを選んでみた。
ギリシャの代表的なチーズであるフェタチーズに、トマトとオリーブ(グリーンオリーブっていう表記だったけど、この色!)と胡瓜という構成。オリーブは、えぐみが強く、ちょっと苦手。

アラビアパンは、羽田線で出てきたピタパンとは微妙に違っていて、ナンのような厚みとモチモチ感をなくした感じ。
サイズは気持ち大きめのような気がしたが、同じようなサイズだろう。
このアラビアパンを、先ほどの野菜とチーズで食べるっていうのは、かなり無理がある気がする。

Balila
もう1品、バリラというスープが付いていたが、こちらがメインになるべきかな。
右下に見えるガーゼでくるんであるものはレモンだったので、レモンを加えて飲むのが普通ということだろうが、最後に試してみたものの、レモンを加えない方が美味しくいただけた。

中身を見えるように撮った写真がこちら。かなり大粒のヒヨコマメがたっぷりだ。
そこに、ピクルスサイズのオニオンを多少加えてあったが、スープのお味は出汁が濃厚で美味しい。
浮いている油はオリーブオイルだと思うが、ガーリックの風味たっぷりだ。
この後は、アテネ空港ラウンジで1時間半ほど滞在することになったが、もうお腹いっぱいで何も食べ物に手を付けられなかった。
※メニュー:朝食、ドリンク、アルコール(他にワインリスト有)
※キプロスのパフォスにあるホテルから登録しました。
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