ビジネスクラス機内食/マレーシア航空:クアラルンプール(KUL)⇒成田(NRT)
搭乗:2016/12/5 MH88便
評価点:総合★★★★☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆
デンパサールからの便が20分ほど遅れてしまい、楽しみだったマレーシア航空ファーストクラスラウンジの滞在可能時間は30分しかなくなってしまった。(☞ 前回のレポート)
時間的にメイン料理は無理と判断して(☞ ラウンジレストラン メニュー)、前菜+デザートで頼むつもりだったが、メイン側に速攻で出てきそうなラクサがあったので、1組は前菜+ラクサでお願いした。

Salad of Hainanese Style Chicken
with vegetables julienne and sesame soy dressing
前菜からの私のチョイスは、海南チキンサラダ。
シンガポール名物のチキンライス(海南チキンライス)のサラダバージョンかと予想していたら全然違って、裂いた蒸鶏を胡麻ドレで和えた感じの、日本人にはなじみのあるお味。

Ceasar Salad
our interpretation of the classic favorite
家内は無難にシーザーサラダを選んでいたが、クルトンの代わりにチーズトーストがデンと乗ってきた。

Curry Laksa From our Laksa Bar
egg noodles with a fragrant curry broth garnished with chicken, prawn and vegetables
食べたことが無いはずの家内には、マレー料理の代表格であるラクサを無理やり(?)勧めた。
ちらっと味見したが、スープのお味が日本のカレーうどんで、ラクサっぽくなかった点が残念だが、和食とフレンチ以外の許容度が極端に低い家内には無難だった。
いま、メニュー表記を見て気づいたのだが、これ、ビジネスクラス側のラウンジにあるヌードルバーで出しているものとのことなので、単なるJGC会員でも試せそうだ。


Tropical Fruit Trifle
our signature dessert of light sponge with kaya jam, diced fruit in calamansi syrup, topped with pandan custard and fresh cream
私は、前回メチャウマだったチーズケーキに期待していたら無かったので、フルーツトライフルをチョイス。
ちょっと調べてみたら、イギリス生まれのクリスマスデザートのようだ。
底にしっとり感のあるスポンジ、その上にフルーツ、カスタード、生クリームと重ね、最後にココナッツフレークとイチゴをトッピング。
単なる食材の組み合わせだが、全体的に上品な美味しさで、前回のチーズケーキの出来を考えれば、ここのデザートは何を頼んでも期待できそうだ。
ブログには掲載していないが、10月のニュージーランド旅行の帰国便で試すことが出来たシドニーのカンタス航空ファーストクラスラウンジでも、ダイニングエリアに座るとメニューを持ってきてくれるが、選択肢は多かったものの、質の面ではこちらの方が断然上だった。
カンタスラウンジは、レストラン形式ではなく単にメニューで料理を選べるというだけで、レストランらしい雰囲気はまったく無かったし、サービスも低レベル、料理は量産手抜き料理で雑なうえに食材も良くなかったのだ。
*****
離陸前のウエルカムドリンクは、4回連続でグァバジュース。やっぱり美味しい!

離陸後は、これまたお馴染みのワゴンで来るマレーシアンサテー。

Malaysian Satay
Start your inflight dining experience woth our signature dish.
Let us knou your choice of chicken, beef or a comnination.
やっぱり、マレーシア航空にサテー有りだ。
ここでは(小食の方は無理だけど)必ずミックスでお願いしよう!(本数が増える)
前回も思ったが、往路の成田発の便にで使われているピーナッツソースと(☞ こちら)、地元クアラルンプールのものとは、微妙に違う。
今回の違いは、使われているピーナッツの食感。
成田発は、乾燥ピーナッツを茹でて戻しすぎた感じで、やや水っぽかったが、こちらは生のピーナッツをそのまま使っているように思えた。

Egg Noodle
in a vegetable based soup with shredded chicken, prawns, bean curd, squid basils and Asian greens
帰国便は、出発時刻が真夜中ということもあってか、サテーの後から到着2時間前まで好きに頼める軽食の用意となる。
CAさんから何か食べますかと案内があったので、エッグヌードルを試してみた。(家内はパス)

麺は予想通りインスタントラーメンそのものだったが、具材はなかなか豪華。
上の写真は、中に隠れていた具材を取り出したものだが、取り出し損ねていた鶏肉も結構な量が入っている。
スープは野菜ベースとのことで、日本で言う塩ラーメンに近い印象。
こうやってインスタントラーメンをいただけば、そこそこ美味しくいただけるものだと発見。(我が家では、カップ麺以外のインスタントラーメンは食べないので)

Brekfast - To Start
Fruit Smoothie, Seasonal Fruit, Muesli with full cream milk, Yoghurt with Marinate Berries
到着2時間前から(日本の航空会社と同じ!)朝食の開始。
前菜に該当する部分がトレーに載って出てきたが、メニューに記載されているヨーグルトが付いていなかったのは??


私は、ミューズリーの代わりに今日はスモークチキンも選べますとのことでお願いしたら、スモークチキンというよりはチーズだった。
メインは、往路と同様に Chef-on-Call で事前に指定したメニューだ。

Nasi Lemak with Prawn, Sambal and Ikan Bilis Sambal
All-time Malaysian favourite, nasi lemak accompanied by prawn sambal, hard-boiled eggs, ikan bilis sambal and other traditional accompaniments.
家内が選んだのは、マレーシアの郷土食であるナシレマ。
メニューの表紙にもナシレマの写真が載っていたが、海老の大きさの違いにガッカリという内容。
それに、機内で配られたメニューにもナシレマが載っていたのだが、お隣さんが頼んでいた皿と見比べると、明らかに出来が違うものだった。特に御飯の色と盛り付けが全く違っていて、Chef-on-Call側はいかにも冷凍食品という感じのもの。何も地元発の便なんだから、冷凍食品出さなくても良いのに・・

Garoupa Fish Curry Kandar
Braised fillet of garoupa in curry gravy, accompanied with steamed rice and mixed vegetables.
私は、シンガポールで辛すぎて食べれなかった苦い思い出のある(☞ Muthu's Flavors)フィッシュカレーで冒険してみた。
やっぱりカレーソース少なすぎだけど、辛さは良い塩梅。
さすがに世界各国の方が搭乗する国際線の機内食だけあって、極端な味付けは出来ないだろう。
魚(ハタの類らしい)は、いかにも冷食というパサパサ食感でイマイチ。
ということで、マレーシア航空ご自慢の Chef-on-Call を往復で試した結果、明らかに冷凍食品という内容で、グルメな方にはとてもお勧めできるレベルではないことが判明した。
ただし、選択肢が豊富で売切れリスクも無いので、嫌いな料理に当たるよりはマシという考え方も出来ないでもないと思う。
※メニュー:Dine Anytime、Breakfast、Beverages、Alcoholic、ワインリスト
☞ ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング
評価点:総合★★★★☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆
デンパサールからの便が20分ほど遅れてしまい、楽しみだったマレーシア航空ファーストクラスラウンジの滞在可能時間は30分しかなくなってしまった。(☞ 前回のレポート)
時間的にメイン料理は無理と判断して(☞ ラウンジレストラン メニュー)、前菜+デザートで頼むつもりだったが、メイン側に速攻で出てきそうなラクサがあったので、1組は前菜+ラクサでお願いした。

Salad of Hainanese Style Chicken
with vegetables julienne and sesame soy dressing
前菜からの私のチョイスは、海南チキンサラダ。
シンガポール名物のチキンライス(海南チキンライス)のサラダバージョンかと予想していたら全然違って、裂いた蒸鶏を胡麻ドレで和えた感じの、日本人にはなじみのあるお味。

Ceasar Salad
our interpretation of the classic favorite
家内は無難にシーザーサラダを選んでいたが、クルトンの代わりにチーズトーストがデンと乗ってきた。

Curry Laksa From our Laksa Bar
egg noodles with a fragrant curry broth garnished with chicken, prawn and vegetables
食べたことが無いはずの家内には、マレー料理の代表格であるラクサを無理やり(?)勧めた。
ちらっと味見したが、スープのお味が日本のカレーうどんで、ラクサっぽくなかった点が残念だが、和食とフレンチ以外の許容度が極端に低い家内には無難だった。
いま、メニュー表記を見て気づいたのだが、これ、ビジネスクラス側のラウンジにあるヌードルバーで出しているものとのことなので、単なるJGC会員でも試せそうだ。


Tropical Fruit Trifle
our signature dessert of light sponge with kaya jam, diced fruit in calamansi syrup, topped with pandan custard and fresh cream
私は、前回メチャウマだったチーズケーキに期待していたら無かったので、フルーツトライフルをチョイス。
ちょっと調べてみたら、イギリス生まれのクリスマスデザートのようだ。
底にしっとり感のあるスポンジ、その上にフルーツ、カスタード、生クリームと重ね、最後にココナッツフレークとイチゴをトッピング。
単なる食材の組み合わせだが、全体的に上品な美味しさで、前回のチーズケーキの出来を考えれば、ここのデザートは何を頼んでも期待できそうだ。
ブログには掲載していないが、10月のニュージーランド旅行の帰国便で試すことが出来たシドニーのカンタス航空ファーストクラスラウンジでも、ダイニングエリアに座るとメニューを持ってきてくれるが、選択肢は多かったものの、質の面ではこちらの方が断然上だった。
カンタスラウンジは、レストラン形式ではなく単にメニューで料理を選べるというだけで、レストランらしい雰囲気はまったく無かったし、サービスも低レベル、料理は量産手抜き料理で雑なうえに食材も良くなかったのだ。
*****
離陸前のウエルカムドリンクは、4回連続でグァバジュース。やっぱり美味しい!

離陸後は、これまたお馴染みのワゴンで来るマレーシアンサテー。

Malaysian Satay
Start your inflight dining experience woth our signature dish.
Let us knou your choice of chicken, beef or a comnination.
やっぱり、マレーシア航空にサテー有りだ。
ここでは(小食の方は無理だけど)必ずミックスでお願いしよう!(本数が増える)
前回も思ったが、往路の成田発の便にで使われているピーナッツソースと(☞ こちら)、地元クアラルンプールのものとは、微妙に違う。
今回の違いは、使われているピーナッツの食感。
成田発は、乾燥ピーナッツを茹でて戻しすぎた感じで、やや水っぽかったが、こちらは生のピーナッツをそのまま使っているように思えた。

Egg Noodle
in a vegetable based soup with shredded chicken, prawns, bean curd, squid basils and Asian greens
帰国便は、出発時刻が真夜中ということもあってか、サテーの後から到着2時間前まで好きに頼める軽食の用意となる。
CAさんから何か食べますかと案内があったので、エッグヌードルを試してみた。(家内はパス)

麺は予想通りインスタントラーメンそのものだったが、具材はなかなか豪華。
上の写真は、中に隠れていた具材を取り出したものだが、取り出し損ねていた鶏肉も結構な量が入っている。
スープは野菜ベースとのことで、日本で言う塩ラーメンに近い印象。
こうやってインスタントラーメンをいただけば、そこそこ美味しくいただけるものだと発見。(我が家では、カップ麺以外のインスタントラーメンは食べないので)

Brekfast - To Start
Fruit Smoothie, Seasonal Fruit, Muesli with full cream milk, Yoghurt with Marinate Berries
到着2時間前から(日本の航空会社と同じ!)朝食の開始。
前菜に該当する部分がトレーに載って出てきたが、メニューに記載されているヨーグルトが付いていなかったのは??


私は、ミューズリーの代わりに今日はスモークチキンも選べますとのことでお願いしたら、スモークチキンというよりはチーズだった。
メインは、往路と同様に Chef-on-Call で事前に指定したメニューだ。

Nasi Lemak with Prawn, Sambal and Ikan Bilis Sambal
All-time Malaysian favourite, nasi lemak accompanied by prawn sambal, hard-boiled eggs, ikan bilis sambal and other traditional accompaniments.
家内が選んだのは、マレーシアの郷土食であるナシレマ。
メニューの表紙にもナシレマの写真が載っていたが、海老の大きさの違いにガッカリという内容。
それに、機内で配られたメニューにもナシレマが載っていたのだが、お隣さんが頼んでいた皿と見比べると、明らかに出来が違うものだった。特に御飯の色と盛り付けが全く違っていて、Chef-on-Call側はいかにも冷凍食品という感じのもの。何も地元発の便なんだから、冷凍食品出さなくても良いのに・・

Garoupa Fish Curry Kandar
Braised fillet of garoupa in curry gravy, accompanied with steamed rice and mixed vegetables.
私は、シンガポールで辛すぎて食べれなかった苦い思い出のある(☞ Muthu's Flavors)フィッシュカレーで冒険してみた。
やっぱりカレーソース少なすぎだけど、辛さは良い塩梅。
さすがに世界各国の方が搭乗する国際線の機内食だけあって、極端な味付けは出来ないだろう。
魚(ハタの類らしい)は、いかにも冷食というパサパサ食感でイマイチ。
ということで、マレーシア航空ご自慢の Chef-on-Call を往復で試した結果、明らかに冷凍食品という内容で、グルメな方にはとてもお勧めできるレベルではないことが判明した。
ただし、選択肢が豊富で売切れリスクも無いので、嫌いな料理に当たるよりはマシという考え方も出来ないでもないと思う。
※メニュー:Dine Anytime、Breakfast、Beverages、Alcoholic、ワインリスト
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ジャンル : グルメ