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ポルトガルの古城ホテル:ポザーダ エストレモス城 [Pousada Castelo de Estremoz]②

訪問2016/11/21~22 (Room Type: Suite、2名まで朝食付 €145.35、Rate: Golden Age
食事: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合5.0、予約個室5.0、建物全体5.0、サービス4.0、CP5.0
Pousada Castelo de Estremoz

4日目。
スペインの古城パラドール Alcázar de los Duques de Feria を後にして、ポルトガルに戻ってきた。

今日のルート実績
▲今日のルート実績(by Geo Tracker)

今日の宿は、私が7年前に泊まって古城ホテルにハマる元となったポザーダ エストレモス城だ。(☞ 7年前の訪問ポザーダエストレモス城の案内

7年前の段階では20軒以上の古城ホテルに泊まることになるとは予想していなかったので、このポザーダの写真も少ししか載せていなかったが、今回はスイートルームに泊まったので、たっぷり写真をお届けしたいと思う。
なお、7年前には鉄道が通っていたはずだが、現在はバスでしか来ることが出来ないので注意。

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Suite Room/Dom João Ⅳ)の内部写真
宿泊者専用(?)のタワーからの風景
上記以外のポザーダの写真

Pousada Castelo de EstremozPousada Castelo de Estremoz

ディナーは7時半から。
場所は前回と同じだが、改装した結果か重厚さが薄れて明るくなってしまっていたし、テーブルセッティングでも銀の大きな飾り皿の上に白い皿が乗っていたが、銀皿が無くなって軽い印象になってしまっていた。ちょっと残念かな。

前回はアラカルトでいただいていたので、Pousada Castelo Alcácer do Sal でパスした20ユーロの激安キャンペーンコース「Pousadas Gastronomic Week Menu」でお願いすることにした。

パン
オリーブバター

まずは、コースに含まれるパンとバターにオリーブ。
パンはバスケットからの選択だったが、家内も私も同じパンをチョイス。昔ながらの素朴な感じで、家内の分と合わせて裏表で撮ってみた。

ポザーダのバターは、必ず無塩と有塩がセットででてくるが、有塩でも日本のバターのように塩気が強くないので、このパンには有塩バターの方が合うようだ。
オリーブは自家製だろう。ちょっとオリーブ自体が癖のある味だったせいか、家内はパス。

Canja de AmêijoasCanja de Amêijoas
Canja de Amêijoas com Hortelã da Ribeira
Clams Soup with Mint


前菜は、スープ一択。
アサリのスープとあるが、ほとんどアサリの出汁は出ていないし、ミント風味もなし。
タイムの茎に似ている香草がトッピングされていたが、これも主張に乏しく、何でもないコンソメ風味スープだった。
具材は、写真の通りリゾーニ入り。

Lagartos de Porco Preto
Lagartos de Porco Preto com Migas de Batata no Pingo de Linguiça e Esparregado de Nabiças
Black Pork Fillets with Mashed Potato in Sausages Sauce and Turnip


2択のメインは、いつものチョイスが逆転して、家内が豚肉を選んだ。
ちらっと味見したものの、味の記憶が残っていないのでコメントなし。
ソーセージソースって何だったんだろう?

Lombo de Bacalhau com Picado de Tomate
Lombo de Bacalhau com Picado de Tomate, Pimentos, Coentros e Regado com Azeite
Codfish Fillet with Tomato, Peppers and Coriander with Olive Oil


私はバカリャウ(干しダラ)。
たっぷりのオリーブオイルの中にバカリャウの切り身とジャガイモが浸かっている。
このオリーブオイルに、ニンニク等の風味があれば美味しいはずなのに、ほぼ何も無しというオイルだけ。
ここのポザーダは、あまり腕の良いシェフではなさそうだ。



邪魔な芋を除けて、バカリャウを側面からアップして撮ってみた。
やっぱりふっくらした感じが出ていて、塩抜きも程よい感じ。我が家で失敗する理由は、どこにあるのだろう?

Sérica com Ameixas d'Elvas
Sérica com Ameixas d'Elvas
Traditional Pastry with Plums in a Sugar Syrup


最後は、郷土のお菓子だ。
ポルトガル語表記を見ると、スペインから戻ってくる際に寄った国境近くのエルヴァスの街のものらしい。

ポルトガルお菓子は劇甘が普通だが、これは普通の甘さで良かった。
こういった郷土のお菓子の断面写真を撮り忘れたのは失敗だった。

お会計

さすがに通常の33ユーロのコースと比べたら魅力に欠けるが、量的には日本人にちょうど良い感じだし、お値段通りながらも安かろう悪かろうと言うほどでもなく、万人受けしそうな内容だった。

それにしても、各ポザーダでこの Gastronomic Week メニューを展開しているようだが、これだけ安くしても地元の外部客を呼び込めていないようだ。スペインのパラドールでは、少し高めの特別企画コースをやっていると、見事に外部客を呼び込んでいるのだが、運営委託先の Pestana社の企画能力の低さをここでも表している気がした。
これ以上歴史あるポザーダを現代風に改装しないでいただきたいものだ。

※メニュー:Pousadas Gastronomic Week前菜・スープドリンクメインデザート・Menu Pousada案内

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada Castelo Estremoz
電話:268 332 075
営業:13:00~15:00、19:30~22:00(~22:30/週末)
住所:Largo de D. Diniz, 7100-509 Estremoz
GPS:38.841828, -7.592116 (☞ Bing Map


前回(2009/2/9)の訪問
宿泊した古城ホテル・シャトーホテル レビュー一覧
 




朝食は、夕食会場の奥にある別の部屋で提供される。7年前と違って、こちらも柱を削ったり壁を明るく塗り直したりして、昔のような重厚感が無くなってしまっているのは残念。

どうも運営委託会社(Pestana社)は、歴史を軽んじる姿勢のようだが、城のベースが良いだけにそれほどひどい事にはなっていないのが救い。城ではないが、2年前に出かけた Santa Maria do Bouro は、本当に残念な姿に改装されていたのだ。




ここも宿泊客は5~6組程度と閑古鳥状態だったが、バイキング形式の朝食だった。
昨日のパラドールよりは水準が高く、品数も豊富。



お決まりのナタは2個。
ほかに、野菜の煮物(ポルトガル版のラタトゥーユとは違った)とトマトに、日本で出回っているものとは違う欧州のアーモンドも少し。



チーズは3種類全部(他にパック入りのものもあったがパス)、ハムとサラミも一通り。



家内は相変わらずケーキ類をたっぷり。
中央手前のケーキは、実質初日のアルカセル・ドゥ・サル城と同じシナモンのケーキ。美味しい!
ケーキ類はホールで出ているので、自分で好きなだけカットして盛ることになる。



この朝食で、今回のポルトガル旅行の食事はおしまい。
最後の晩餐でも午餐でもなく朝餐とでも言うのだろうか?
 


【泊まった部屋(Suite Dom João Ⅳ/No.122)の内部写真】
オフシーズンとあって、スイートルームでも1部屋税サ朝食込で145ユーロと格安。
ツアーではスタンダードルームが基本だが、個人旅行なら好きな部屋を選べるうえに余計なマージンが入らない分だけ安く予約できる。(スタンダードルームの場合は、ツアーを手掛ける旅行会社の方が安いことが多い)


▲各部屋のドアの横にある表札は、スイートルーム以外は部屋番号になっている




▲ベッドルーム:城内共用部分だけでなく、部屋にも絵画や骨董品レベルの家具が置かれている



▲リビングルーム:テーブルの上にはウエルカムフルーツ


▲バスルームは改装されたようで、現代風
 


【タワー[Torre das Ⅲ Coroas] からの風景】
前回は、地球の歩き方に載っていたでたらめな公開時間に騙されたが、今回はちゃんとフロントで公開時間を確認してタワーに上ってきた。ちなみに、明るいうちならいつでもどうぞとのこと。(夜は真っ暗になるので、行けないと言われた)
また、最新版に書かれているかは確認していないが、宿泊者限定というのもウソ。ランチにレストランを利用してからフロントに声をかけて上っても問題ないはずだ。(our customerという表現だった)


▲左:入口表札  右:途中の壁に刻まれていた


▲塔の上にいくまでの間にも部屋や窓から景色を拝める


▲左:塔の上に到着  右:塔の上から(以下4枚も同様 )




 


【上記以外のポザーダの写真】




















翌日は、家内をアライオロス城 [Castelo de Arraiolos]モンテモル=オ=ノボ城 [Castelo de Montemor-O-Novo] に連れて行き、最後はリスボン近郊の Forum Montijo という大きなモールに寄って、自宅用のオビドスのサクランボ酒やチーズ、バカリャウ等を購入して、全行程終了。

恒例の旅の費用だが、古城ホテルのスイートルーム3泊を含んでいるのに1人当たり16万円強。やっぱりポルトガル旅行は安あがりだということで、帰りの空港で来年10月3連休のポルトガル行き航空券を予約してしまった。
愛読しているブロガーさん達がこぞって出かけているポルトガル北部のドウロ川上流地域に行こうと思っている。

■今回の旅の費用(注:家内と出かけたので総額の半分で表示)
往復航空券: 103450円(成田>フランクフルト>リスボン>パリ>成田、21042マイル獲得)
現地宿泊費: 34215円(€285.13/5泊、うち2食付1泊・朝食付3泊・スイートルーム4泊)
現地交通費:  9989円(€83.24)レンタカー&燃油・高速・駐車場
飲食雑費等: 13512円(€112.60)飲食費・入城料
国内交通費:  2826円
旅費合計:  163992円...2人で約33万円(42084マイル獲得)


さて、この後は家内が昔から希望していた「象乗り」を実現するバリ島旅行を紹介したいと思う。
今回はケチな私が初めてリッチな姿勢で臨む旅行というテーマで行くので、往復ビジネスクラス、ホテルも5つ星、現地移動は公共バスや徒歩ではなくタクシー以上という縛り(?)で楽しむ(??)計画だ。
すでにバリ島に到着済だが、往路のマレーシア航空ビジネスクラス機内食からスタートしたいと思う。
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ジャンル : 旅行

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プロフィール

R923E

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海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
12月:台北/台湾
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉚、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
8月:台湾
8月:英国⑦,北アイルランド
丸数字:累計訪問回数

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