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ミニ情報:早朝便搭乗のためのクライストチャーチ空港泊夜明かし実践レポート

現地調査日時:2016/10/24 23:00~10/24 6:00、再調査日:2016/11/3
クライストチャーチ空港 日本語版公式HP英語版公式HP

直行便の無いクライストチャーチから日本への帰国便は、一般的に早朝便を利用することになる。
これが、朝6時台発という半端なく早朝のことが多いため、前夜ホテルで過ごすのは非常に馬鹿らしい。
ということで、例によって空港泊を敢行したというわけだ。

事前にネットで情報を調べたものの、空港公式HPには「No Sleeping at the Airport」とハッキリ記されているし(☞ Departures NZ Airports - Christchurch Airport)、他の方の情報でも曖昧な記述が多くはっきりしなかったことから、私が空港泊情報を発信しようと思う。
バックパッカーの方だけでなく、スーツケースの若い旅行者でも問題なく利用できるはずだ。

まず空港泊が許可される条件を、空港公式HPで確認しておこう。(英語版のみに記載されている)
私の文の後に、公式HPに記載されている該当する文を転記しておいた。

①空港に到着する時間が22:30以降で、航空機かバスで到着する必要がある

you have flown in or arrived by bus after 10.30 pm
•you can prove you have flown in or arrived by bus after 10.30 pm


タクシーで到着した場合はNGであるようだ。
この理由は、到着時刻を証明する手段がないからだと思うが、路線バスでは到着時刻を証明できないではないかという疑問は、以下のバスに乗車した際に発行される乗車券に、乗車日時と行き先が空港であることが記されていたことで解決した。


▲路線バスの乗車券に「AIRPORT ONE WAY」と乗車場所と時刻が印字される。
 上の写真の通り、市内中心にある Bus Interchangeから、10/24 22:22に乗車したことが分かる。

私が体験した時は、空港係員のチェックが無かったので、何も高い空港バス停で降りる必要は無かったのだが(この件については、最後に記してある)、空港当局の公式アナウンスなので守った方が良いだろう。
後述する夜間ラウンジ利用時間帯の矛盾をどう考えるかは、別の話だ。

②空港発が午前8時までであり、その予約が取れていることを証明できること

これはE-Ticketがあれば問題ない。
ちなみに 必ずしも航空機に乗るためでなくても、翌朝8時までに出発するレンタカー予約でも良いようだ。
空港からレンタカーを借りると、高い空港税(NZ$45.00)を徴収されるので、まあ当然だろう。

depart from the airport via booked commercial transport by 8.00 am and have documentation to prove this (plane, bus, car, campervan).
•you can prove you are booked to leave on a flight or in a rental vehicle before 8am the next morning.


それでは、実際の夜明かし方法と、快適に空港で夜明かしするための情報を写真ベースで紹介したい。


▲左:路線バス側乗り場側の入口  右:電源完備のPC作業テーブル(左の写真を撮った場所)

路線バスを降車して空港ターミナルに入った場所は、到着ターミナル側のロビーとなる。
出発ターミナル側への通路は深夜時間帯にシャッターが下りて利用不可となるので、到着ターミナル側で夜明かししよう。

Please note the departures terminal closes following the last evening departure.

路線バス乗り場側からのターミナル入口から入ると、すぐ左手に電源完備のPC用の作業用テーブルがある。
空港内のWiFiは無料で利用できるので(1時間程度連続利用すると簡単な再接続手続きが必要)、ネットサーフィンしながら時間を潰せるのも嬉しい。
実際午前2時過ぎにこの記事を作成して登録したので、ブロガーには最高の環境だ。


▲左:人気が無い深夜のターミナル  右:出発ターミナル側入口は網目シャッターが下りている

この日は、おおよそ30人ぐらいが空港で夜明かししていた。
ターミナルの明かりが落とされることもないし、椅子は1席ずつ区切られているので横になって寝ることは出来ない。

また、床に寝そべったり、設備を使って横になるような過ごし方はハッキリ禁止と明記されているので、椅子に座って寝ることが出来ない方は、諦めて徹夜しよう。リクライニングシートも存在しない。

There are no sleeping facilities at the terminal and visitors are not permitted to lie on the floor or furniture, nor set up bedding.


▲左:24時間営業のカフェ  右:その裏側に夜間限定の有料ラウンジ入口がある

面白いのは、条件にあてはまる方以外の空港泊を禁止しているのに、24時間営業のカフェがある。
さらに、このカフェの裏側にあるトイレの手前に、夜間専用の有料ラウンジ(Air Lounge)があるのだ。
なんだか矛盾しているなぁ・・


▲ラウンジ入口と料金表示

空港着22:30以降と書いておきながら、この夜間専用ラウンジは20:30からの営業。
朝5時に追い出されるようだが、そもそも空港スタッフ以外立ち入り禁止(Staff Only)と書いてある扉の内側に存在するので、快適に過ごしたい方のために便宜を図っているのだろう。
他の方の情報によると、リクライニングシートもあるようだ。

In that case, you will be permitted to either use the Air Lounge (subject to availability) or sit in a chair for those few hours.

当初収集した情報では、空港に夜間滞在していると、係員が翌朝出発のチケット等を確認しに回り、その時に空港ラウンジを紹介してくれるとの話だったので、その段階で利用しようと思っていたのだが、結局何の書類確認もされないまま出発ターミナルがオープンする午前3時半を迎えてしまった。

You will be expected to comply with all requests and instructions from airport staff while you are with us.
The check-in hall opens at 3.30am.



▲午前3時半にシャッターが開いたばかりの出発ターミナル側通路

きっかり03:30に出発ターミナル側のシャッターが開いた。
搭乗案内ボードには、私が搭乗するカンタス航空のシドニー行き以外に3路線のチェクイン開始と表示が出ていた。

ちなみに、初便は06:00発のNZ500オークランド行き(これが成田行きに接続する)、06:10発はNZ891メルボルン行きと、QF138シドニー行き、06:15発にVA133シドニー行きと、規定の8時までに国際線4便、国内線10便が出発する。
これらの予約がある方は、空港泊が許されていることになる。


▲左:カンタス航空のチェックインカウンター  右:カンタス指定の上級会員用ラウンジ

カウンターに係員は到着していなかったが、03:40には4名のスタッフが到着してチェックイン受付開始。
さすがに、この時点で並んだ客は4組しかいなかったが、搭乗券を受け取っても2階にある制限エリアに入るための入口は04:30にならないと開かないので、あわてることは無いだろう。でも、4時すぎには出発ロビー側のカフェや食事処は混雑し始めていたので、早めにチェックインしないと行列になりそうだ。

ワンワールドの上級会員が利用できるラウンジも04:30にならないと使えない訳だが、写真の通り快適な空間が用意されていた。
スクランブルエッグやソーセージといったホットミールもあり、上級会員やビジネスクラス利用者は、1時間ほどの滞在時間をゆったり過ごすことが出来る。(寝込まないように注意!)

*****


▲左:市内中心部行き路線バス(色は青とは限らない)  右:空港のバス停

最後に、クライストチャーチ市内中心部と空港を結ぶ路線バス情報を記しておく。
[P]Purple Lineと、[29]Airport-City via Fendalton の2系統あるが、今回のテーマである空港夜明かしを目的とするなら、深夜まで運行している [P]Purple Line のみとなる。
平日と日曜日は空港着23:58まで、土曜日は24:28までの夜間帯は30分間隔で運行している。

時刻表に記載されている途中のバス停の時間は不確実だが、Bus Interchange では定刻より前に発車することは無いので安心だ。(プラットホームCから、19:22以降は毎時22分、52分発)


▲クライストチャーチ市街地にある「Bus Interchange」(☞ Google Map | GPS:-43.534340, 172.636803)

運賃は NZ$8.50。運転手に直接支払うので、お釣りももらえる。
高額紙幣は日本も含めて一般的に不可なので、NZ$20までの紙幣を用意しておこう。
実際、NZ$20紙幣で支払って確認した。(全部コインでお釣りが来たけど・・)

時刻表の調べ方は、Metroバスのホームページで、From欄に Bus Interchange、To欄に Christchurch Airport と入力し、日付と時間を入れればパーフェクト。

路線番号が分かれば、Maps & Timetables で、該当路線番号のページを開いて、運賃とルートマップの確認、PDFファイルで時刻表を入手することが出来るので、PDF時刻表は必ず取得しておこう。
市内中心のバスターミナル Bus Interchange でも、同じものを印刷した時刻表とルートマップを取得できる。

注意事項として、私が乗ったレイバーデーのような祝日と年末年始は、土曜日ダイヤか日曜日ダイヤで運行されること、クリスマスは午後6時以降運休となることが、PDF版時刻表の左下に小さな文字で記されているので、必ず確認しておきたい。

なお、空港の1つ前の停留所(Memorial Avenue)で乗り降りすれば半額以下の4ドルで乗車できる。空港ロータリーのすぐ外側にあるショッピングモール(当地の大手スーパー「Countdown」がある)やマクドナルドがある場所なので、特に大きなスーツケースでなければ到着時でも使えるバス停だと思うし、空港泊でなければお土産を仕込みに寄ることも可能。
ただし、市街地にある同系列スーパーよりもマヌカ蜂蜜等の土産物になる商品の値段が高いことは確認済みだ。

また、主に居住者用の電子マネーカードを使えば、空港を含む市内Zone1の区間はどこでも NZ$2.55 と格段に安くなるが、どちらも空港泊する場合には使えないので注意したい。
空港に22:30以降に到着したことを証明することが出来ないのだ。

以上が、クライストチャーチ空港早朝便利用のための夜明かし実践レポートと、2016/11/3時点で再調査した内容だ。役に立った場合はポチッとクリックするようなサイトに登録していないので、情報拡散のためリンクしていただけるとありがたい。

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