ビジネスクラス機内食/全日空(ANA):羽田(HND)⇒シンガポール(SIN)
搭乗:[2011/1/6 NH151便]
評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★☆☆
年末年始旅行から帰ったばかりだというのに、すぐ3連休。もちろん旅に出るわけだが、今回はマレーシアでリタイアした日本人が多く住むというキャメロンハイランドが目的地。8年後の自分のリタイア後に使えるかを視察するのが目的。
今回は羽田からの深夜便でのシンガポール経由。ラッキーなことに、中距離路線ではじめてビジネスクラスへアップグレードされた。ビジネスクラスもビッシリ満席であるところを見ると、羽田発の深夜便も浸透してきたようだ。
羽田のラウンジは晩秋の香港行で体験しているが、その時は成田よりも劣る印象。
夜は食事がちゃんと出ると大々的にPRしていたので期待していたが、さすがに期待に応えるラインナップだった。夕食抜きで羽田に向かっても問題ない水準。海外では米国系などを除けばこれがあたりまえなんだから、成田のレベルアップもしていただきたいものだ。


さて、今日の機材はB767-300で、年末に乗った関空⇒上海線(☞ こちら)と同じ。その時は気づかなかったが、トイレにウオッシュレットが装備されていた。航空機では初めて見た。シートモニターもタッチパネル対応で使いやすいが、ヘッドホンがノイズリダクション機能の無いものとグレードダウン。ただし、ANAでは初めての「配られるアメニティセット」の中に耳栓が入っていたので良しと考えるべきか。

前回の上海線は最前列だったが、今回はビジネスクラスの最後部。全体を見渡すことができる。
オーストリア航空(☞ こちら)のように、朝食のリクエストを紙(☞参照)に記して渡す仕掛け。
ただ、軽食欄は離陸後の軽食を希望する場合に記すものと思っていたら、確認してきたので朝食と一緒という意味だったのだろうか? また、結局忘れられてしまったので、中途半端なリクエスト用紙にせず、要る要らないも含めて全行程もれなく書かせるようにした方がミスも少なくなるだろうと思ったしだい。
離陸後のドリンク(食前酒等)と共にするおつまみが出てくるのが遅いのは相変わらず。ただ、すぐ寝る方もいるので、起きている方だけに配っていたところを見ると、故意にそうしているとも受け止められるが、空きっ腹にアルコールは良くないだろう。

そのあと、忘れられていたチキンカツサンドを再リクエスト。おかげで照明を落とされてしまい、スポットライトに当てられた状態での撮影となってしまった。
衣薄めで胸肉を使っているものだが、肉がとにかく硬くて噛み切るのが大変。加工手法に難ありという印象。パンも表面にパサつきがあり、完成度の低さが気になる。チキンカツではなく豚カツにすれば良いのに・・

お詫びにと、寿司まで持ってきたので掲載しておくが、上海線よりマシなものが出てきたところを見ると、上海線のひどさ(あるいは関空線だけ?)が際立ってしまう。ただし、あくまでマシというレベル。

3時間ほど就寝して、リクエストした朝食のお出まし。和食か洋食の選択になるので、もちろん「洋のセット」で。
まずは全体像のご紹介。

●ラビオリをバジル風味のクリームソースで と
季節のフルーツ

チーズ入りラビオリを皿にキッチリと敷き詰め、そこに濃厚な出汁を効かせたオイルベースのパスタソースをたっぷり。表面にチーズ、海老、茹で野菜をまぶして焼き上げてある。
なかなか美味しいのだが、ラビオリが1種類なので飽きが来る。せめて2色のラビオリといった芸があれば良いのに・・
●フレッシュサラダ バルサミコヴィネガーのドレッシング


バルサミコドレシングはイタリアン製の小瓶入り。日本には普通でない味わいで、甘さを効かせたものだ。
●ブレッド2種 蒜山ジャージーバターとオリーブオイルとともに


何度か乗っているパリ路線と同じ感じだが、バターだけは定番だったエシレもしくはイズニーと違って安っぽいお味。蒜山ジャージーバターだから良いもののはずなんだが、エシレと比較するのがいけないのか?
同じ中距離夜行便との比較となると、年末のシンガポール航空(SQ)メルボルン線(☞ こちら)となるが、シートはSQ便の方が座り心地も寝心地も上回るものの、食事に関してはANAの勝ちという印象。
今まですぐに下げていたおしぼり、レストランで出すようなしっかりした布であるうえに、回収せずに食事が終わるまで使えるように配慮されていたのは好印象。
ただ、この新しい機材のシート、欧米人仕様なのか短足には太ももに負荷がかかりすぎて、ビジネスクラスでもエコノミー症候群にかかりそうなものだったし、同じような幅の狭いシートだった SQ SIN-TPE便(☞ こちら)のA330型機と比べても、フルフラットにならないうえに遮音性も低いのが難。
評価点:総合★★★★☆、味★★★★☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★☆☆
年末年始旅行から帰ったばかりだというのに、すぐ3連休。もちろん旅に出るわけだが、今回はマレーシアでリタイアした日本人が多く住むというキャメロンハイランドが目的地。8年後の自分のリタイア後に使えるかを視察するのが目的。
今回は羽田からの深夜便でのシンガポール経由。ラッキーなことに、中距離路線ではじめてビジネスクラスへアップグレードされた。ビジネスクラスもビッシリ満席であるところを見ると、羽田発の深夜便も浸透してきたようだ。
羽田のラウンジは晩秋の香港行で体験しているが、その時は成田よりも劣る印象。
夜は食事がちゃんと出ると大々的にPRしていたので期待していたが、さすがに期待に応えるラインナップだった。夕食抜きで羽田に向かっても問題ない水準。海外では米国系などを除けばこれがあたりまえなんだから、成田のレベルアップもしていただきたいものだ。


さて、今日の機材はB767-300で、年末に乗った関空⇒上海線(☞ こちら)と同じ。その時は気づかなかったが、トイレにウオッシュレットが装備されていた。航空機では初めて見た。シートモニターもタッチパネル対応で使いやすいが、ヘッドホンがノイズリダクション機能の無いものとグレードダウン。ただし、ANAでは初めての「配られるアメニティセット」の中に耳栓が入っていたので良しと考えるべきか。


前回の上海線は最前列だったが、今回はビジネスクラスの最後部。全体を見渡すことができる。
オーストリア航空(☞ こちら)のように、朝食のリクエストを紙(☞参照)に記して渡す仕掛け。
ただ、軽食欄は離陸後の軽食を希望する場合に記すものと思っていたら、確認してきたので朝食と一緒という意味だったのだろうか? また、結局忘れられてしまったので、中途半端なリクエスト用紙にせず、要る要らないも含めて全行程もれなく書かせるようにした方がミスも少なくなるだろうと思ったしだい。
離陸後のドリンク(食前酒等)と共にするおつまみが出てくるのが遅いのは相変わらず。ただ、すぐ寝る方もいるので、起きている方だけに配っていたところを見ると、故意にそうしているとも受け止められるが、空きっ腹にアルコールは良くないだろう。

そのあと、忘れられていたチキンカツサンドを再リクエスト。おかげで照明を落とされてしまい、スポットライトに当てられた状態での撮影となってしまった。
衣薄めで胸肉を使っているものだが、肉がとにかく硬くて噛み切るのが大変。加工手法に難ありという印象。パンも表面にパサつきがあり、完成度の低さが気になる。チキンカツではなく豚カツにすれば良いのに・・

お詫びにと、寿司まで持ってきたので掲載しておくが、上海線よりマシなものが出てきたところを見ると、上海線のひどさ(あるいは関空線だけ?)が際立ってしまう。ただし、あくまでマシというレベル。

3時間ほど就寝して、リクエストした朝食のお出まし。和食か洋食の選択になるので、もちろん「洋のセット」で。
まずは全体像のご紹介。

●ラビオリをバジル風味のクリームソースで と
季節のフルーツ

チーズ入りラビオリを皿にキッチリと敷き詰め、そこに濃厚な出汁を効かせたオイルベースのパスタソースをたっぷり。表面にチーズ、海老、茹で野菜をまぶして焼き上げてある。
なかなか美味しいのだが、ラビオリが1種類なので飽きが来る。せめて2色のラビオリといった芸があれば良いのに・・
●フレッシュサラダ バルサミコヴィネガーのドレッシング



バルサミコドレシングはイタリアン製の小瓶入り。日本には普通でない味わいで、甘さを効かせたものだ。
●ブレッド2種 蒜山ジャージーバターとオリーブオイルとともに



何度か乗っているパリ路線と同じ感じだが、バターだけは定番だったエシレもしくはイズニーと違って安っぽいお味。蒜山ジャージーバターだから良いもののはずなんだが、エシレと比較するのがいけないのか?
同じ中距離夜行便との比較となると、年末のシンガポール航空(SQ)メルボルン線(☞ こちら)となるが、シートはSQ便の方が座り心地も寝心地も上回るものの、食事に関してはANAの勝ちという印象。
今まですぐに下げていたおしぼり、レストランで出すようなしっかりした布であるうえに、回収せずに食事が終わるまで使えるように配慮されていたのは好印象。
ただ、この新しい機材のシート、欧米人仕様なのか短足には太ももに負荷がかかりすぎて、ビジネスクラスでもエコノミー症候群にかかりそうなものだったし、同じような幅の狭いシートだった SQ SIN-TPE便(☞ こちら)のA330型機と比べても、フルフラットにならないうえに遮音性も低いのが難。
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ジャンル : グルメ