« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

イタリア/San Valentino Alla Muta:Villa Waldkönigin

訪問:2016/7/20 19:10
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★★CPN/A

※今日のルート(by Geo Tracker) →→→

今日の宿は、明日から天気が悪くなるとの予報を踏まえて、初めて南チロル入りした時に泊まったレジア湖 [Lago di Resia|Reschen] のお隣の湖に隣接した、4つ星ホテルを確保。

明日の天気が極端に悪ければ、ベローナやベルガモといった都市部経由で3日後のミラノ空港に戻れば良いし、それほど悪くなければ比較的涼しいこの界隈で滞在、天候が回復するようならスイス側に滞在するのも良いだろうと、どのシナリオでも対応可能な地域で、景色の良いところということで選んだ。

Villa Waldkönigin

この地域は4つ星ホテルが極端に少ないのだが、掲載写真の料理が美味しそうという家内の意見を踏まえて、スイートルームで1泊2食付 €114/人で前日のうちに予約を入れておいたのが、このホテル。(公式ページを見た感じでは、予約無しで飛び込んだ方が良かったかも?)

レストラン

レストランは外部客も受け入れているようで、実際外部からの客も来ていた。
ただし、アラカルトメニューは宿泊客用のプリフィックスメニューと同じなので、レストランメニューとしては選択肢が少なくなるし、私が頼んだ料理をアラカルトで頼むと €46.00になるので、ちょっと割高だ。
宿泊客は、予め指定されている(これは当地のホテル共通の運用だ)室内席に案内され、外部客はテラス席に割り当てている感じがした。

Insalata colorata e fresca
Insalata colorata e fresca(€5.00)
Salad buffet


まずは、サラダバイキングからスタート。
このホテル、ブティックホテルと名乗っているだけあって、ビュッフェ台の飾りやカトラリー群が非常にお洒落だった。

カリカリベーコン

特に目についたのが、このカリカリベーコン風のもの。
ホテルの朝食では必ず出てくるカリカリベーコンのように脂っぽくなく、三枚肉の広く切れる部分だけを使って脂分を完全に落とすほどにじっくりと焼いてある。
いわゆるカリカリベーコンとはまったく違った風味で、実に美味しい。

サラダ

サラダバイキングというだけあって、肉類はカリカリベーコンだけで、他の加工品といえばお決まりの茸のマリネしか無かったのは、ちょっと出鼻をくじかれた感じだったのだが・・

Tortino di verdure mediterranee grigliate con burrata fresca
Tortino di verdure mediterranee grigliate con burrata fresca(€8.00)
Grilled vegetable tart with fresh Burrata cheese


前菜の皿として出てきたのは、前にプーリア州で食べ損ねたブッラータ [Burrata](日本語ではブラータチーズと表記しているケースが多い)。(☞ wiki
ちゃんとフレッシュものと書かれているので期待していたが、過去最高のイタリアンチーズだった。

Burrata frescaBurrata fresca

あまりにも感動的な味だったので、角度を変えて何枚も写真を撮ったのだが、相手が真っ白なチーズとあって、カメラとの相性が悪く、きれいに撮れないのが残念。
皮の中身のクリームチーズ部分は真っ白なのだ。

Pappardelle fatte in casa con cacao al ragù di capriolo
Pappardelle fatte in casa con cacao al ragù di capriolo(€10.00)
Homemade cacao-papardelle with deer ragout


感動のブラータチーズは固定の前菜メニューで、今度はプリフィックスの前菜(3択)。
カカオという表記には唖然としたが(今回泊まった宿は、創作料理に長けている所が多かったのかも?)、手打ちパスタには目が無いので、迷わず注文したのがこちら。

チョコパスタって初めてだったが、お題通りにカカオのパスタといえるもので、ほっとした。甘いパスタだったら、ぜったい不味かったと思う。

鹿肉のラグーも今回の旅では良く見かけたが、ここまでイタリアで鹿肉を食べるとは知らなかった。
見た目はパスタよりも肉の方が強調されている感じの皿だが、パスタも主張が強いのでバランス的には合わない気がしたけど。

Crema di patate all'olio tartufato
Crema di patate all'olio tartufato(€7.00)
Potato cream soup with truffle oil


手打ちのロングパスタが苦手な家内は、トリュフオイルのポテトポタージュ。
味見するのを忘れたので、本当にトリュフが香っていたか不明。(家内はトリュフの判別が出来ない)

Filettini di coniglio alle erbe
Filettini di coniglio alle erbe e pomodoro fresco con patate sabbiose(€16.00)
Rabbit fillet with herbs, fresh tomatoes and breadcrumb potatoes


3択のメインから私が選んだのは、またまた兎肉料理だ。
日本では滅多にいただけないので、どうしても見つけてしまうと頼んでしまう。

肉の主張があり、可食部も多い腿肉を使っているようで、かなり美味しい肉質だった。
ちょっと残念に思ったのは、(私がフレンチ派だからかもしれないが)イタリア料理らしい酸味を施した生トマトがソースだったこと。確かに肉の味は十分楽しめたが、ソースとの融合というフランス料理的な楽しみ方が出来ない。

まあ、イタリア料理のメインとなると、単に焼いているだけとか、フレンチの真似をしたようなものが多くて不満が多いので、これはイタリア料理らしさを出していた点では良かったと思う。

Spiedino di gamberi al lemongrass
Spiedino di gamberi al lemongrass su patate sabbiose(€18.00)
Fresh prawn on a lemongrass spit and breadcrumb potatoes


家内は海老料理を頼んでいたが、串刺しで出て来るとは予想外だったようだ。
これも味見していないので、お味の方は分からず。

Bunet alla piemontese
Bunet alla piemontese con amaretti e fragole fritte(€7.00)
Bunet Piemontese with amaretto cookies and fried strawberries


最後はデザートかチーズ(パルミジャーノ)の選択だったので、二人ともボネ(発音ベースではブネが正しい)をお願いした。ボネは、地元埼玉イタリアンでも何軒かで食べているので、馴染みのあるイタリアデザートだ。

英語メニューで知ってはいたが、ここでも変な創作料理、即ちイチゴの天ぷらが添えられている。
ちょっと創作しすぎでは? シェフは美味しいと思って作っているのだろうか??

ボネの断面

ボネの本場は、来年4月に行く予定のピエモンテ州なので本場物と同じなのか判断できないが、少なくとも日本で馴染んでいるボネとは食感がかなり違う。
断面写真でなんとなく分かると思うが、砕いたご飯粒みたいな粒状感を感じるもので、当地のスーパーではよく見かけるアマレットの軽いクッキー(小型のマカロンのような形状)を砕いて入れているらしい。

ということで、昨晩に続いてかなり水準の高い料理を堪能することができた。
特に未練のあったフレッシュもののブラータチーズに出会えたのは、大収穫だった。

※メニュー:ディナー(店頭掲示版)(宿泊者用英語版)

【店舗詳細情報】
店名:Villa Waldkönigin
電話:0473 634559
住所:Waldweg 17, San Valentino alla Muta, 39027 Mals
GPS:46.760734, 10.538024 (☞ Bing Map


イタリアのレストランレビュー&ランキング一覧

夕食後には雲が広がり始めたことから天気予報を確認すると、翌日は晴れ間のある曇り時々雨との予報だったので、この後も周辺で滞在することにした。オーストリア国境まで10Kmほどなので、翌日はオーストリア側の(北)チロル地方に越境。

というところで中断し、この後は台南・高雄周辺(台湾)のマンゴー食べ歩きレポートを、現地から即日でお届けする予定だ。南チロル周辺旅行の続きは、たぶん夏休み第二弾の英国旅行の後に載せることになると思う。(☞ 続きはこちら
関連記事

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

« 次の記事     《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
丸数字:累計訪問回数

国内の食べ歩きはこちら
カテゴリ
最新記事一覧
アイルランド/ダブリン [Dublin]: Gourmet Food Parlour(Santry店) 2017/10/20
アイルランドの古城ホテル:カブラ城 [Cabra Castle] 2017/10/19
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:ロンドン(LHR)⇒ダブリン(DUB) 2017/10/16
イギリス/レディング [Reading]: Riverside@クラウンプラザ 2017/10/15
イギリス/アシュフォード [Ashford]: Holiday Inn Ashford - North A20 2017/10/13
イギリス/Bodiam Castle: Wharf Tea Room@ボディアム城 2017/10/11
イギリス/クローリー [Crawley]: The Master Fryer 2017/10/08
イギリス/サウサンプトン [Southampton]: Holiday Inn Southampton 2017/10/06
イギリス/エクセター [Exeter]: Bill's (Exeter店) 2017/10/04
イギリス/Berry Pomeroy Castle: The Castle Café@ベリーポメロイ城 2017/10/03
イギリス/ティンタジェル [Tintagel]: King Arthur's Cafe 2017/10/02
フィリピン/セブ: Café Laguna (SM City Cebu店) 2017/10/01
フィリピン/セブ: Hukad (Ayala Center Cebu店) 2017/09/30
フィリピン/セブ: Mang Inasal (Parkmall店) 2017/09/29
フィリピン/セブ: Cebu's Original Lechon Belly (Parkmall店) 2017/09/28
フィリピン/セブ: Chika-an Sa Cebu (Parkmall店) 2017/09/27
フィリピン/セブ: The Mango Farm (Cebu J Centre Mall店) 2017/09/27
フィリピン/セブ: Tsiboom Native Restaurant (J Centre Mall店) 2017/09/26
ミニ情報:リガ空港~市街地の便利で安い路線バス移動方法詳細とリトアニア行きバス情報 2017/09/25
ビジネスクラス機内食/LOTポーランド航空: ワルシャワ(WAW)⇒成田(NRT) 2017/09/24
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
51位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
16位
アクセスランキングを見る>>