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スペイン/カストロ・ウルディアレス[Castro Urdiales]:Mesón Marinero

訪問:2015/5/8 11:00
評価点:総合★★★★☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆CP★★★★★
本体が見えないピンチョス
▲ピックアップ写真:ムール貝のピンチョス

7日目は、スペイン本土で最後に残ったバスク州[País Vasco|Euskadi] へ。
3年前に公共交通機関だけの旅行(☞ バスク地方の鉄道・バス詳細移動情報)で訪問済だが、車で走る「全州走破」を目指しているので初訪問になる。

岬にあった城と教会

高速道路でバスク州の州都であるビトリア=ガステイス [Vitoria-Gasteiz] に向かっていたのだが、道路標識で Castro Urdiales という街の名前を見つけ、イタリアのサルデーニャ島にあった カステルサルド[Castelsardo] のような城の街ではないかと期待して、途中下車。

この記事を書いている段階で気づいたのだが、Castillo(城)ではなくCastro(カストロ)という固有名詞だったが、無事城も見つけられたので結果オーライだ。

外観 店頭入口

街の中心の地下駐車場(欧州では、街の中心にある大きな広場の地下に公共駐車場があることが多い)に車を入れて、城さがしに出かけたのだが、朝食抜きだったのでひとまずバルで軽食をいただくことにした。

カウンターに並ぶ料理①
カウンターに並ぶ料理②

カウンターに並ぶ料理③
カウンターに並ぶ料理④

広場に面した古い建物の1階に構える店だが、中を覗き込むとピンチョスがいっぱい目に入ったことが入店の動機。
これだけカウンターに並んでいた店は、この日の宿泊先であるオンダリビアのバル巡りでも見なかった。

日本的にはお昼前、スペイン時間だと朝食の終わりという時間帯なのに、客が入れ代わり立ち代わりやってくるので、地域住民に愛されている店なんだと思う。

ムール貝のピンチョス

ピックアップ写真に本体が見えない状態で載せたピンチョスだが、こんな感じで茹でたムール貝を串刺しにしてある。
色の濃いムール貝なので味が濃いタイプだが、さすがに昨年本場でいただいたモンサンミッシェルのムール貝(☞ Earl Tonneau Jean-Luc)と比べてはいけないだろう。

マッシュルームと炒り卵

美味しそうに見えたのは、マッシュルームとハムの炒り卵のピンチョス。
味は良いのだが、ちょっと油っぽさが強烈だった。バゲットまで油だらけになっていた。

タコと海老とジャガイモ

口直しに、ジャガイモとタコと海老のピンチョス。
口の中の油脂分との相性は良かったが(苦笑)、ちょっと平凡すぎたか。選択ミスだ。

イカ墨煮

家内は、イカ墨の煮込みをタパで注文。
そういえば、本場のイカ墨料理は、イカ墨のパックを土産に買って帰ることはあっても、食べるのは初めてかもしれない。
日本の烏賊と違うのか、歯ごたえも含めて美味しい。

ソースの味は、自分でも作れるっていうお味だ。
土産のイカ墨パックでなく、今のシーズンは生の甲イカを買ってきて自宅で墨を取り出してパスタにしているので、比較可能。

紙ナプキン店内の雰囲気 店内の雰囲気

さて、お会計をお願いすると、ドリンク2杯を含めて €11.80 だって!
現地ではバスク州に入ったつもりでいたので、さすがバスク本場(正確にはビルバオ周辺)で食べるピンチョスは種類豊富で安いと思った訳だが、まだカンタブリア州だったということに気付いたのも、この記事を書く段階の話。

【詳細情報】
店名:Mesón Marinero
電話:942 860 005
住所:Calle de la Correría 23, 39700 Castro-Urdiales
GPS:43.384045, -3.217059

 

【カストロ・ウルディアレス [Castro Urdiales] の風景】

▲灯台城 [Castillo Faro]


▲サンタマリア教会 [Iglesia de Santa María]


▲左:広場に面して店がある(右側建物)  右:店の前にある時計台


▲左:漁港の左奥にビーチがあった  右:漁網を手入れしている像

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

スペイン/カンタブリア州.Santillana del Mar:Sidreria El Estanco

訪問:2015/5/8 21:00
評価点:総合★☆☆☆☆★☆☆☆☆サービス★★☆☆☆雰囲気★★★☆☆CP★☆☆☆☆
今日の宿は、世界遺産に指定されているアルタミラ洞窟[Cueva de Altamira] の最寄の街であるサンティリャーナ・デル・マル [Santillana del Mar] に確保してある。

パラドールもあるのだが、その数軒お隣の評判の良い民宿を選んだのは、何故だろう?
たぶん安かったのと、あまりにも評判が良かったことが要因だとは思うが、パラドールに慣れていたせいか、部屋の狭さがストレス要因となってしまい後悔。だんだん贅沢になってきているなぁ・・

外観 店内

遅いランチをサンタンデールのミシュラン1つ星店で食べたので、お腹いっぱい。
ということで、バルで軽くピンチョスをいただくことにしたのだが、レストランはあるもののバルがほとんど見つからない。

外観とシードルバルという表記が気になったこちらの店にするか、パラドール内のバルにするか迷った結果、パラドールは量的に無理と判断してこちらへ。

ピンチョスが並ぶカウンター シードルとピンチョスで2ユーロ

カウンターにはピンチョスが並んでいたのだが、どうも製造から時間が経っているようだ。
この段階で失敗したとは思ったのだが、誰も客がいないうえに、オラ!と声をかけて入店したので出るに出られず、そのまま2品程注文。

ピンチョス

左のものは電子レンジで再加熱していたが、この水準の低さ。
これでもマシに見えたものを取ったつもりなんだが、やっぱり激マズ!

2ユーロセット

家内は、黒板にあった2ユーロと格安のシードルとピンチョスのセット。
私が選んだピンチョスは1つ2ユーロだったので、アルコール付で同価格なら許せる。(笑)

ということで、観光地の一等地に建つ店に良い店無しという典型で終わってしまった。

【詳細情報】
店名:Sidreria El Estanco
住所:Calle Río 1, 39330 Santillana del Mar, Cantabria
GPS:43.391232, -4.106753

 

【サンティリャーナ・デル・マル[Santillana del Mar] の風景】

▲左:棟続きの右の明るい屋根の方がパラドール


▲右:サンティアゴ巡礼路の印(帆立マーク)が道路に埋め込まれていた





テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

スペイン/カンタブリア州.サンタンデール[Santander]:エル・セルバル [El Serbal]

訪問:2015/5/7 14:30 ミシュラン1つ星店 (☞ ミシュラングリーンガイドの紹介ページ
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆CP★★★★☆
6日目はカンタブリア州[Cantabria] に入り、スペイン本土未走破州も残り1つとなった。

海外旅行でレストランの事前予約をするケースは、宿泊したホテル併設でなければネット予約対応の店しかないのだが、この日はサンタンデールの街にあるミシュラン1つ星店をネット予約しておいた。
HPには、地元カンタブリア料理を楽しめる店と記されている。


▲左:店頭にはミシュラン星付店の標識  右:古い高層アパートの1階にある

事前にストリートビューで場所を確認していたのだが、どう見てもレストランが見つからなかった。
その理由は、古い高層アパートの内側駐車場に面した立地だったからだが、ボロアパートの一角にミシュラン星付店というのも、なんともアンバランスな印象だ。

店内の雰囲気 テーブルセッティング

しかし、店内に入ると高級店。
黒服のホール担当も高級店らしい装いで、予約をしてあると告げると駐車場(関係者専用のようで、専用カードが無いとゲートが開かない)に面した窓側席に案内していただけた。

アラカルトメニューを見ると、前菜・メイン共に20€前後と意外にもリーズナブル。4皿コースでも38€からあるので、スペインでは初めての星付店ということもあって最安値の GASTRONOMIC MENU(€38.00) MENÚ GASTRONÓMICO をお願いした。
料理の選択肢が無いのは仕方ないが、パラドール(Parador)のコースでも時々見かけるが、コースにはワインをセットした料金もあるので使いやすい。

パンケース

まずやってきたのが、ワゴンならぬチェストでやってきたパン。
引き出しをあけると、ご覧の通り数種類のパンがラインナップ。ここから好きなものを選ぶ。
星付レストランらしい魅せ方だ。

選んだパン(2人分)

選んだパンを乗せてあるのは、シルバーの金属プレート。
やはりミシュランで長年1つ星をキープしているだけあってお洒落だ。(店頭標識は2007年版のものだった)
フランスと違ってバターは付かなかったが、美味しいパンだ。

アミューズ

アミューズは、スペインらしくガスパッチョと鰯のオリーブオイル漬け。

Calçots a la sal con pulpo y legumbres a la trufa
Salted 'Calçots', octopus and truffled legumes
Calçots a la sal con pulpo y legumbres a la trufa


ここからが、メニューに表記されている料理。
まずは、スペインの海辺ということでおなじみのタコ料理だ。

こんがりと焼かれているタコは、スペインらしく柔らか。
ソースは豆ベースのトリュフ風味らしいが、これは残念ながらトリュフを生かした味にはなっていなかった。

Nuestra selección de pescado en lonja
Our fish selection from the Cantabrian sea, fresh from the fish market located on the pier
Nuestra selección de pescado en lonja


魚料理は、今朝地元の港で仕入れた魚だそうだ。
なんということはない普通の白身魚だが、ソースではなく少し鰹出汁の風味のある魚のスープに浸かっている。

魚をほぐした

この魚が、フワフワという感じの柔らかさ。
蒸し焼きにしてあるわけだが、このフワフワとした食感は特筆ものだった。
鮮度の良さに魚体の良さ、それに技術が加わらなければ、この食感は出てこないのだろう。

Rabo de novilla en costra de pan sobre espuma de patata
Heifer tail on bread, potato foam with olive oil
Rabo de novilla en costra de pan sobre espuma de patata al aceite de oliva


肉料理は、牛テールの煮込みを春巻の皮みたいなもので巻いて焼き上げたもの。
前菜の皿もそうだったが、食用花をちらして女性好みの見た目に仕上げてあるが、トップのパパドみたいな薄皮煎餅が邪魔だなぁ・・

牛テールの煮込み部分

例によって断面写真だが、煮込みの方のお味は極めてオーソドックスで、星付店らしさを感じるものではなかった。
ここが未体験の星2つの店との大きな違いなんだと思う。
(ドレスコードのある店には行きたくないので、今後もターゲットにはならない可能性大。こういった超高級店は、グルメ雑誌なり金持ちの旅行記でいくらでも見ることが出来るだろうから、比較的庶民派の私がターゲットにする必要もないだろう)

デザートの仕上げ中

デザートは、テーブルの横で最後の仕上げをしてくれた。
こういったサービスも、高級店ならでは。

ちなみに手前に写っているのは、地元カンタブリア州産のガス入り水。
スペインの真っ当なレストランでは、必ずといってよいほどご当地の水を出してくれる。

Tatín, crema tostada de manzana y bizcocho de menta
Tarte Tatin, apple cream and mint cake
Tatín, crema tostada de manzana y bizcocho de menta


出来上がりのデザートの皿はこちら。
先ほどバーナーで炙って仕上げていたものは、アップルクリームとの表記。

好物のタルトタタンに期待していたのだが、ちょっと残念なお味。
左上のミントケーキも、バサバサの味無しという感じでイマイチ。
デザートは期待できない店のようだ。

小菓子

本来は(というか、日本では)食後のドリンクと共に出てくる小菓子だが、珈琲を頼んでいないのに出してくれた。
フランスでも何度か経験しているが、どうも高級店では珈琲と小菓子が結びついていないようだ。

小菓子(2人で選んだもの)

あまり美味しそうに見えなかったことから、いつもの全部盛りをお願いせず、家内と私で何品かずつ頼んだ結果がこの皿。
やっぱり、デザート系は期待しない方が良いだろう。

お会計 レストランカード

以上でお会計だが、水代(€3.50)とグラスワイン代(€2.50)を加えて2人で €82.00
水とワインの値段がフランスの星付店の半額程度と、この格のレストランでもかなり安い。

ということで、スペイン全州走破したというのに未訪問となっている首都マドリードで11月に3日間過ごす予定なので、少し星付店を回ってみようという気になっている。

※メニュー:店頭メニュー前菜(英語版)メイン(英語版)コース(英語版)

【詳細情報】
店名:El Serbal
電話:942 222 515
定休:月曜日・日曜夜
住所:Andrés del Río 7, 39004 Santander
GPS:43.464858, -3.795804

 

【サンタンデール[Santander] の風景】





▲サンタンデールは、大きな港湾都市


▲市場は広々キレイで、魅力的に見えたバルもたくさんある

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 61ヵ国を訪問
42ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
9月:リトアニアポーランド
9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン
3月:台北・高雄/台湾
3月:ハノイ/ベトナム
6月:クロアチア②、スロベニア
丸数字:累計訪問回数

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