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ビジネスクラス機内食/オーストリア航空:ウィーン(VIE)⇒成田(NRT)

搭乗:[2013/10/15 OS51便]
評価点:総合★★★★★★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★★
オーストリア航空のウィーン発成田行のビジネスクラスは、なんと5回目!
商用利用でないのだから、尋常ではない利用回数だ。それだけお気に入りの航空会社だったわけだが、他社と同様に機内食の低下が進んだことと、オンボロ機材だったことで、もう選択することは無いだろうと思っていた。(でも、私のビジネスクラス機内食ランキングでは、トルコ航空に次いで2位!)

一人掛けシート 二人掛けシート

問題の機材だが、今年最新機種に更新されたそうで、指定された席に向かうと窓側1席だけの社長席のようなおひとり様シート(写真左側)だった。こんな快適ななシートは初めてだ。
ANAのようなシート幅の窮屈感もなく、特典航空券では乗れないシンガポール航空の新型シート並みのゆったりとした広さ。もっとも、シンガポール航空のように革張りソファーではない点は劣るものの、過去搭乗したビジネスクラスシートではシンガポール航空の次に良い。それに、シートを覆うシーツまで用意されているのだから驚きだ。またオーストリア航空に復帰してしまいそうだ。

もうひとつ重大な変更点は、機内放送で「Operated by Tyrolean」と加えられていたこと。
CAさんに詳細を伺うと、昨年7月に親会社のオーストリア航空が子会社のチロリアン航空に吸収される形でオーストリア航空という会社は消滅したそうだ。
追記:どうも消滅ではなく、運行を全部子会社に任せたみたい ☞ オーストリア航空グループ使用機材

チロリアン航空のサイトを見ると、確かに以下の声明文がトップページに記されていた。
[Aktuelle News]
Mit 1. Juli 2012 wurde der Austrian Airlines Flugbetrieb vollständig zur 100 Prozent Tochter Tyrolean Airways überführt.
Schon bis zu diesem Zeitpunkt hat Tyrolean Airways mehr als 50 Prozent aller Austrian Flüge durchgeführt. Das Produkt an Bord bleibt unverändert: Sie werden weiterhin von unserer charmanten Crew an Bord betreut und können mit Austrian weiterhin so sicher und zuverlässig fliegen wie bisher.


本来なら「チロリアン航空」として掲載すべきところだが、日本国内では公式でもオーストリア航空のままであるため「オーストリア航空」で掲載させていただいた。過去2回搭乗しているチロリアン航空のビジネスクラス(☞ 2012.7 アムステルダム⇒ウィーン2010.7 ウィーン⇒ミュンヘン)と混同は出来ないと考えた。

さて、感動の座席や登記会社の話はこれくらいにして、機内食に移ろう。もちろん洋食を選んでいる。
離陸前のウエルカムドリンクは、スパークリングワイン、オリジナルカクテル、オレンジジュースからの選択だった。

セッティング&食前酒用おつまみ

離陸後の食前酒の前に、テーブルクロスが敷かれておつまみのナッツだけでなく、塩胡椒・バター・温められたパン(バスケットの5~6種類から選択)が出てしまった。

オードブルのワゴン・サービス
オードブルのワゴン・サービス
マスの燻製|テーブルビートのサラダ|ヴァルトフィアテル地方産羊のチーズ|チェリートマト|エビのマリネー|カネリーニ豆のサラダ|鶏胸肉のフライ|タルタルソース


前菜のワゴンサービスは変わらずだが、洋食か和食の選択という案内。
和食は前と同じだが、洋食は有無を言わさず全部盛りで出てきた。
私はいつも全部盛りだからいいけど、せっかくのワゴンサービスで選ばせないっていうのは、どうだろう?
せめて、全部盛りますけど嫌いなものやアレルギーは有りますかって聞くと印象が良くなるのに。

質的には1年前と同レベルだと思うが、やはり6年前と比べると原価率の低さが気になる。
ただ、日本だと高級店でしか出てこないような欧州らしい味付けである点は当初と変わらず。今回は、日本ではありえない色合いのテーブルビートのサラダが一番良かった。

赤レンズ豆のスープ
赤レンズ豆のスープ チャベッタ・クルトン

うーん、だんだんスープの水準が落ちてしまっている。
同じ Do&Co社が手掛けるトルコ航空のスープとの差が開いてきた感じだ。
要はコストをかけていないということ。市販のトマトスープに近い味になっていた。

仔牛挽肉のシュニッツェル
メイン(4択):仔牛挽肉のシュニッツェル ポテトピューレ/野菜のバターソテー

シュニッツェルってカツレツの事だと思っていたが、違った。
出てきたのはハンバーグ。それも日本人が好む中挽きではなく2度挽き肉で作っているから、肉汁は出てこない。それに、この手のハンバーグのお決まり通り塩がきつい。

シュニッツェルの断面

ソースはクリーム分が多めのグレービーソース。
まずまずの出来だが、ハンバーグ側の濃い塩味に負けてしまっていた。

食後のワゴンサービス
チーズやエキゾチックなフルーツのワゴンサービス

食事系の最後はおなじみワゴンデザート。
今回は行けそうだったので、全種類お願いしてしまった。

ミルヒラームシュトルーデル
ウィーン伝統のミルヒラームシュトルーデル 温かいバニラソース
チョコレートアイスクリーム、フルーツ


さすがにレストランではないので皿を冷やすことは出来ないだろうが、温かいシュトルーデルの横に添えたのでどんどん溶けてしまう。フライングシェフが盛り付けを担当すればこんなことにならないだろうが、ちょっと考えてほしいなぁ。

そのミルヒラームシュトゥルーデルだが、クリームチーズをパイ生地で巻き込んだオーストリアの代表的な焼き菓子らしい。
パイ生地という印象はなかったが、ミルフィーユのように生地とクリームチーズを交互に何層も重ねて焼き上げられていて美味しい。温かいバニラソースをかけていただくというのも、オーストリアでの食べ方だそうだ。

チーズ

チーズはタイプの違う4種類。
感動したフランスチーズほどではないが(☞ Fleur de Sel)、普通に美味しい。

フレッシュチーズ・マッキアート クラッハー
左:パッションフルーツのフレッシュチーズ・マッキアート フレッシュ・ミント
右:デザートワイン「クラッハー」

フレッシュチーズ・マッキアートだが、フレッシュチーズというよりは、冷凍ホィップクリーム。
見たことは無いけど、スプレータイプのものかも?

メニューには「食後酒のワゴンサービス」と掲載されているが、ワゴンサービスが回ってこなかったので、最後に毎度おなじみのデザートワイン「クラッハー」もリクエスト。

Wiener EiskaffeeWiener Eiskaffee
ダブルエスプレッソにバニラアイスクリームとホイップクリームを加えたもの、伝統的にグラスで供されます。


最後の珈琲だが、メニューには単に「香りの良いコーヒーまたは紅茶」とあるので、オーストリア航空自慢の選べる珈琲が無くなってしまったのかと思っていたら、デザートの時に例の珈琲専用メニューを持ってきてくれた。
これまた毎度同じものだが、基本的に珈琲も飲めなくなっているのでミルク分の多いウィンナーアイスコーヒーでお願いした。

この後は爆睡モード。成田昼発の欧州便では往路は寝ないが、現地夜発(この時は台風の影響で6時間半の遅延)の復路便では寝ておかないと体が持たない。従って、中間食に何が配られたかは不明。昨年搭乗した際に出てきた料理は こちら に掲載してあるので、参考にしてほしい。

台風通過中の日本到着2時間半前ぐらいから揺れが大きくなってきたので、2食目はキャンセルされる可能性があると覚悟していたが、1時間半前には揺れもなくなってしまい、無事2食目が供された。

スムージー&オレンジジュース
▲左:フルーツ・スムージー&フレッシュ・オレンジジュース
 右:最初にトレーに乗せられて配膳された状態

まずは2食目メニューに掲載のドリンク。しっかり両方いただいた。
特に前々回まででお気に入りのスムージーは、前回搭乗時にメニューに掲載されているのに搭載していないという信じられない失態を犯していたので、2年ぶりだ。

エリザベスなんとかと言っていたが、ぶどうとリンゴを混ぜたものかな?
粒々の粒状感はりんご、味の方はブドウという感じがした。やっぱり美味しい!(今回は、おかわりの案内が無かった)

食事の方は和食の選択肢は無く、オムレツかパンケーキといういかにも欧風朝食という感じ。
でも、最初に前菜とフルーツが出てきた時は和食のトレイに入っていたので、頼んでいない和食が出てきたのかと思ってしまった。

フルーツとハム・チーズ
フレッシュ・フルーツ 各種ハムとチーズ 焼きたてのクロワッサン

まあ、普通の朝食ですな。特段美味しいと思えるものは無かった。
せめて、フルーツの質に拘りを見せてくれれば良かったのにと思ったけど・・

ヨーグルトとミューズリー ミューズリーを上から
プレーンヨーグルト/ストロベリーソース 自家製ミューズリ

スムージーと共に好物なのがミューズリー。ルフトハンザのラウンジで出てくるタイプと同じ味だ。
ミューズリーといっても、不味いものもあることを発見しているので、ルフトハンザとオーストリア航空のものは安心して食べられる。


カッテージチーズのオムレツ
ローストポテト/マッシュルームのソテー/トマト


2択のメインは、オムレツをチョイス。
日本の航空会社で出て来るものとは違った形状で、カッテージチーズを薄焼き卵でぐるぐる巻きにした感じだ。
マッシュルームのソテーは、下に隠れてしまっている。(あまり美味しくなかった)

ということで、全体印象では昨年搭乗時と変わらずだが、機材更新で雰囲気面で格段に良くなったことや、昨年のように楽しみにしているスムージーもしっかり出てきたことから、★5つ復活とした。
今回は、前回ひどかったサービスも良かった。(前回はサービスで★4つに落としたのだ)

最後に食事ではないが、気になる点が1つ。
タッチセンサー式のシートコントローラーが肘掛に付いているのだが、気づかずに触れてしまい突然シートが動き出すケースが4~5回はあっただろうか。最初の2~3回は何が起きたのか分からなかった。
ロックボタンでも付けるべきだっただろうが、こんな抜けている設計をするところを見ると、親会社のルフトハンザの技術者が設計したのかな?

さあ、今週末の3連休は3泊5日のフランス行きだ。
可能であれば、現地から登録したいと思う。

※メニュー:1食目(独・英)2食目デザートワインドリンク珈琲①

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

スイス/チューリッヒ(Zurich):ル・デザレー [Le Dézaley]

訪問:[2013/10/14 18:00]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★☆
ブダペストから1時間半、チューリッヒ空港には16:25着で乗継便は翌日13:00発。
往路のコペンハーゲンよりは3時間ほど余裕があるので、空港~市街地を自由に乗り回せる24時間フリー切符(TAGESKARTE Zone 110 121/CHF13.20≒1450円)を購入して、まずは初日の旧市街観光。

暗くなってきたのでレストランのメニューの物色を始めたが、ここでは大好物のひとつ、本場のチーズフォンデュをターゲットにした。日本では自分で作れるのでレストランで食べることは滅多に無いものの(といいながら、四谷のスイス料理店「ラムカーナ」でしっかり予習しているが、スイス料理と言うにはあまりにもレベルの低い店だった)、本場ものの違いは押さえておきたい。

入口 店内

ざっと見た感じでは、どこの店でも概ね CHF30(≒3350円)以下で食べられるようなので、路地の角にあったファミレス風の看板を掲げた店に決めた。もちろん英語表記のメニューが店頭に掲げられていたことも決め手になっている。
ちなみに、繁華街らしいニーダードルフ通り沿いの店は、観光客向けの安っぽい作りの店が多いだけに英語表記も多いが、それ以外の地域ではドイツ語表記だけの店がほとんどなので、メニューを見てもスイス料理の店なのか分からないケースが多かったのだ。

実際のメニューは、独仏英の3か国語表記。この辺りはドイツ語圏だと思うが、フランス語圏も近いので2か国語表記をベースに、観光客の多い地域という事で英語表記もあるのだと思う。
基本的に山岳地域も含めて観光地しか行ったことが無いが、スイスで英語が通じなかった記憶は無いので、公共交通機関の時刻が正確(これは、翌日に乗ったトラムの運転席に遅延時間表示があったので、改めて確認することが出来た)という点を含めても旅行しやすい国だと思う。宿代もドイツやフランスのように部屋料金ではなく、おひとり様には優しい価格体系なので(日本のような比例制ではない)物価の高さを除けば好きな国だ。

スープに付くパン

さて、注文を終えて出てきたのは、独特な形のパン。
これ、てっきり食事全体に付くパンだと思って手を付けなかったら、スープが終わった時点で回収されてしまった。
ハンガリーと同様に、スイスでもスープにパンが付くのか・・

Tagessuppe
Tagessuppe(CHF5.00≒670円)
Potage du jour / Soup of the day


割安感のあった「今日のスープ」が野菜のクリームスープだということで、前菜ではなくスープをお願いしてみた。
欧州のクリームスープ系は、美味しいことが多いのだ。

ちょっと予想と違ってトマト風味のあるスープだったが、粗挽き野菜といった感じのざらつき感がある濃厚スープ。変にクリームクリームしていない点で、日本のこの手のスープと違った美味しさがある。

Käsefondue
Käsefondue nach unserem uralten Familienrezept zubereitet(200 g)(CHF28.50≒3200円)
Notre fondue au fromage, recette grand-mère
Our cheese fondue, according to an old family recipe


お目当てのチーズフォンデュ、予想外にボリュームがあって驚き。
日本だったら間違いなく2~3人前の量だ。(四谷のラムカーナの倍以上はあった)

ぐつぐつ煮立っているチーズ パン

お味の方も、ちょっとブルーチーズ系が入っているのか、日本でおなじみの味とは違った印象。
何より、ぐつぐつ煮ている状態なのに、チーズのとろみが変わらない点も大きく異なる。日本だと水分が飛んでどんどん硬くなるわけだがら、どんな細工をしているのだろう?

パンを付けたところ

この写真を見て分かる通り、日本と違ってワインを大量に使っている感じだ。
チーズ200gとの表記があったので、それと同量近いワインを使っている気がするが、日本の市販品にあるようなでんぷん質を加えていないのか、最後までこんな感じで極端な粘り気が出なかった。
これが本場ものなのかと、他の店でも食べたくなってしまったわけだ。(今回は不可能)

完食直前 おこげをそぎ落としてくれた

あれだけ大量にあったチーズも、完食。
全部きれいに食べ終えたところで専用フォークを置いたら、店の主風のおじさんが鍋底にこびりついているおこげを、ナイフで豪快に音を立てながらそぎ落としてくれた。

これが、結構行けるのだ。
御飯のおこげと同じことをチーズでもやるとは知らなかった。

それにしても物価の高いスイスで、この量でこの価格は激安と言えるのではないだろうか。小食の方だと完食は厳しい量だ。(実際、隣の席の現地の老夫婦は、2人で1つという頼み方をしていた)

ただ、大食いの私には少し余裕があったので、スイスのデザートは無いかとお願いしてみた。
メニューの中の2品がスイスのものだというので、チョコムースは予想できてしまうことから、こちらをお願いした。

Zuger Kirschtorte
Zuger Kirschtorte(CHF9.50≒1050円)
Gâteau de Zoug au kirsch / Cake of Zug with kirsch


見た目は何でもないカステラケーキだが、キルシュをたっぷりしみこませてある。
表面に見える塊は砂糖が固まったものかと思ったら、薄く塗られたバタークリームの上にキルシュの液体が浮いていたのだ。
カステラの中身だけでなく、仕上げにもキルシュをふりかけてあるようだ。

ケーキの外周面 ケーキの断面

酒を飲まない私には、この量だけでも十分顔が火照ってきた。
それだけアルコール分が多いということなので、レンタカーの旅でなくてよかった!

以上でおしまい。
水代が CHF5.90(≒650円)と高めだった点では、さすがスイスだと思ったものの、お会計は総額 CHF48.90(≒5400円)
物価の安いはずのハンガリーの中でもブダペストで食べた金額と同じ水準だが、満足感がぜんぜん違ったのは事実だ。(スイス料理は、全般に洗練されていて美味しいということもあるだろうけど・・)

お会計 レストランカードレストランカード(裏)

※メニュー:前菜・メインチーズフォンデュ魚料理・チーズパンチーズ・デザート

【詳細情報】
店名:Le Dézaley
電話:044 251 61 29
営業:11:30~14:00(LO)、18:00~23:00(LO) 無休
住所:Romergasse 7&9, 8001 Zűrich

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最初はデンマーク、最後はスイスになったが、これで5泊7日のハンガリー旅行は帰国便を残すのみとなった。
そこで、恒例の旅費をまとめてみたいと思うが、ビジネスクラス利用といっても特典航空券を使ったことで、総額14万円強で抑えることが出来た。この金額は、この時期のエコノミークラスでの単純往復とほぼ同じ水準になる。

■今回の旅の費用
 往復航空券: 68390円(成田>コペンハーゲン>ワルシャワ>ブダペスト>チューリッヒ>成田、90000マイル消費)
 現地宿泊費: 41660円(DKK400+CHF81.09+HUF18131+EUR159/5泊、うち朝食付2泊)
 現地交通費:  5487円(DKK72+HUF5700+CHF13.20)路線バス・鉄道
 飲食雑費等: 24373円(DKK160+HUF33304+CHF53.79)
 国内交通費:  2960円
 旅費合計:  142870円+ANA9万マイル(EURは事前購入したユーロ預金の円転で107.47円換算)

ハンガリーでのレストランレビュー

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/スイスインターナショナルエアラインズ:ブダペスト(BUD)⇒チューリッヒ(ZRH)

搭乗:[2013/10/14 LX2255便]
評価点:総合★★★★☆★★★★★サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆
ブダペストからは、ビジネスクラス22社目となるスイス航空でチューリッヒ経由成田までの搭乗。
正式名称は長ったらしいので倒産前の旧称で失礼するが、「SWISS」っていう略称も国の名前と混同するので使えない。正式に旧称をそのまま使えば良いのに、ちょっとなぁ・・



ブダペストにはスタアラ系のラウンジは無く、ビジネスクラス搭乗客向けの「SKYCOURT LOUNGE」という共用ラウンジが利用できた。
でも、食べ物はアメリカ流に乾き物だけで、何も取る気が起きなかった。
ということで、初めての航空会社ということもあり1番に乗り込んだ。

離陸前のウエルカムドリンクは、なんと「HENNIEZ」というスイスブランドのペットボトル水だ。
夜行便でペットボトルが配られることはあるが、ウエルカムドリンクで出てきた航空会社は初めてだ。到着地のチューリッヒ観光中に水を確保しようとすると高いはずなので、もちろん飲まずにお持ち帰り。

それに、紙製の濡れナプキンも一緒に出てきた。欧州域内線では機内食に手拭が付かないことが多いので、これも人の行動パターンを研究している良いサービスだと思う。



お待ちかねの機内食は、往路のLOTポーランド航空と違って一皿に4品目盛られて出てきたが、なかなかのこだわりを見せてくれた。パンは3種類からの選択、デザートも付いている。



まずは、右下の色の濃いタルタル。何かと思えば、サラミソーセージの中身というべき料理だった。
サラミと違う点は、刻んだ野菜がアクセントに入っている点。

柔らかめの肉のパテは好物なので、これは気に入った。
LOTのブダペスト便(☞ こちら)や、ハンガリー国内でも柔らかサラミといった料理があったので(☞ こちら)、おそらくハンガリー料理なのかもしれない。出発地に合わせた料理を出してきたのだとすれば、機内食に掛ける意気込みが半端でないことを示す証だ。

右の丸まっているののは、超薄切りスライスのチーズを何重にも巻いた凝ったもの。
単にスライスチーズを巻いてくるようなことをしない点でも、スイス航空の機内食の水準の高さが表れている。



左下のタルトは、南瓜のキッシュといった感じのもの。
南瓜部分をほんのり甘くしてあるので、デザートに近い印象だが、そこまで甘くは無いのとフィリングがキッシュタイプだったので、キッシュの一種ではないかと思う。ハンガリーでは考えられないので、スイスの料理かな?



その奥は、普通よりは大きめにカットしてあるコールスロー。
これも、オリジナリティの高い味付けで美味。



デザートは、ラズベリーソースの上にモカクリームを被せたものだが、これもスイスらしい美味しさ。

バターはFLORALPというスイスのメーカー品。
LOTのバターは不味かったが、こちらはエシレ並みに美味しいバターだった。スイスって、料理水準高いなぁ。



最後は、チョコレートで締め。これはエコノミークラスでも配られる。
スイスに行くと必ずチョコを土産に買って帰るが、やはり美味しい!


ところで、台風接近で乗継便の成田行が欠航してしまった。
後からチェックしたところ、日本と欧州を結ぶ路線で欠航したのはスイス航空便だけ! ちょっとひどいんでは?

案内されたのは6時間遅延で運航するというオーストリア航空
まあ、ルフトハンザだったら絶対に断っていたけど、オーストリア航空なら機内食も優秀なのでいいか。(現在のランキングでは2位)

ウィーンまでの便は、振り替えられたツアー客を優先したみたいでエコノミーが割り当てられてしまったが、仕事もあるので翌日便に回されるよりはマシと判断したのは失敗かもしれない。(無償のスタアラゴールドメンバーよりも有償のツアー客を優先したのか、あるいはツアー客にゴールドメンバーがたくさんいたのか、いずれにしても特典航空券は不利な扱いを受けるみたいだ)

ということで、今回の旅行での大きなテーマであったスイス航空の長距離路線ビジネスクラス機内食はお預けとなってしまった。このままでは悔しいので、来年9月の旅行で確保したいと思う。(ちょうど予約開始の330日前を迎えているが、ちょっと無理っぽいみたい・・)

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
丸数字:累計訪問回数

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