《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

チェコ/プラハ(Praha):スタロムニェストスカー (Staroměstská)

訪問:[2011/9/23 11:10]
評価点:総合★☆☆☆☆★★☆☆☆サービス☆☆☆☆☆雰囲気★★☆☆☆CP★☆☆☆☆
店の外観 日本人ツアー客にガイドがメニューを見せながら説明
▲左:店の外観、 右:日本人ツアー客にガイドがメニューを見せながら説明していた(こりゃ当然ダメな店だわ)

チェコでの最初のレストランなのに、分かっていながらも安易にガイドブック掲載店を選んだのは、旧市街広場という立地的に良かったことと周囲の店の価格と大差ないこと、こういった世界に名だたる観光地で大外れを掴むよりはマシという計算が働いたことに加えて、ガイドブック読者の参考になるだろうという思いがあったからだ。
まあ、人柱ですな。しかし、当然ながら撃沈されてしまった。

この日の夜は、コミッション(手数料) 0%と大きく掲げて多店舗展開しているウエスタンユニオンと言う確信犯的ぼったくり両替商にひっかかってしまったので(二重為替レートで3千円の両替に対して千円近い実質手数料を取られたのだ!)、踏んだり蹴ったりの1日だった。

テラス席からの眺め① テラス席からの眺め②

ちょうど朝食メニューが終わった時間帯だったので、ガラガラ。一等席に着席して撮った写真が上の2枚。
このポジションを確保できれば喫茶店の場所代と割り切れるが、明記の無いコペルトを取られた上に、「チップはお客様次第です」と書いておきながらしっかり15%も加算して請求してくるわで、ロクな店では無かった。
メニューに記されていた「テーブルチャージ(CZK30≒140円)は1品ごとに加算されます」という文言にも驚いたが、その加算が無かっただけマシか。

いずれにしても、この後にレンタカーで回った地方都市と比較して、前述の両替商の件も有り、
プラハは観光客からぼったくる精神に満ちた嫌らしい都市 であると理解した。

で、頼んだ料理は、「チェコ家庭料理の逸品」から

200g チェコ伝統の味盛り合わせ
200g チェコ伝統の味盛り合わせ(豚の背肉、脇腹肉、グリルソーセージ)(CZK278≒1250円+Tip)
赤白のキャベツサラダ、西洋わさびのリンゴ和え、マスタード、オニオン

に、「付け合せ」から
120g 1/2ポテトダンプリング、フライドオニオン添え(CZK20≒90円+Tip)
を加えたもの。ポテトダンプリングは、じゃがいも版のクネドリーキのこと。

ガイドブックには、メイン料理と付け合せ(ここでは名物のクネドリーキ)を別々に頼むのが普通と記されていたが、回った地方都市のレストランや空港の食堂ではクネドリーキに関してはデフォルトで付いていたので、ガイドブックの記載は怪しい感じがする。ぼったくり精神に満ちた(クドイ!)プラハ市街地限定なのかもしれない。

グリル料理部分のアップ

チェコ伝統の味って、単なるグリル。ソーセージだけがグリルだと思っていた。

同一国家だったスロバキアで失敗しているのに(☞ こちら)、またまた単純なグリル料理を選んでしまったようだ。



スロバキアの店よりも救えたのは、西洋わさびのリンゴ和えと記されていたピュレの存在。(写真左端)

皿の両端にたっぷり盛られていた2種類のマスタードは、一方の味が、他の店で付いていたものと同じだったので、多分市販品だろうから、店の調理技術水準は2種の酢漬けキャベツとピュレだけで判断するしかない。肉は安物ですな。

クネドリーキをアップ ガイドブックによると、チェコの主食であるクネドリーキには色々なバリエーションがあるそうで、メニューにもたくさんの種類が記されていたが、私が選んだのは準主流のじゃがいもベース。

といっても、実際はジャガイモというよりは、小麦粉ベースにジャガイモを加えて練って丸めたものを茹で上げたようなもので、重量感だけがあるものだ。

主食だからか日本のご飯と同じで、そのまま食べてもほとんど味は無い。

ソースを吸わせていただくらしいのだが、見ての通り気泡が無いべったりした小麦粉団子という代物。ソースを吸う事は不可能だろう。

といっても、ソースの無いグリル料理を選んでしまったので、マスタードを付けて食べるしかなかった。

もちろん旨いわけがないが、貧乏性なので全部平らげてしまったが、これが夕食をレストランで食べることが出来なくなった原因となってしまった。いつまでもお腹に残っているのだ。悔しいなぁ・・


「地元民にも愛され庶民的な料理を提供」とガイドブックで煽られていた店だが、店頭には過去の栄光を大きく宣伝している(6年前にプラハ最高のチェコレストランに選ばれた)うえに、日本語を含めて5ヵ国以上の言語でメニューを掲示しているような店だから、ウソであることは明らかだ。

その過去の栄光を自慢する記述は日本語で記されていたので分かったわけだが、たぶん全言語で過去の栄光を自慢しているのだろう。
こういった店が地元民に愛されているわけがない。単に過去の受賞経験で地元民の知名度が高いというだけだろう。(恐らく地元グルメ人からは、その後まったく受賞出来ないくせに、いまだに自慢していると失笑を買っていると思う)

※Diet Coke : CZK55(≒250円)+Tip (グラスで出てくる)

※店頭メニューに記されていた日本語版の店の煽り:
※日本語メニュー: 朝食前菜肉料理チェコの家庭料理付け合せデザート
(HPに金額付英語メニューが掲載されています)

【店舗詳細情報】
店名:Staroměstská restaurace ←日本語ページ有
電話:224 213 015
営業:9:00~24:00(冬季11:00~) 無休
住所:Staroměstské náměstí 549/19, Praha

大きな地図で見る

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/全日空(ANA):成田(NRT)⇒パリ(CDG)

搭乗:[2011/9/22 NH205便]
評価点:総合★★★★★★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆
シルバーウィーク旅行は未訪問のチェコに行くことにした。本当は3日休んで9連休にして周辺国まで足を伸ばしたかったのだが、航空券があまりにも高かったのと長期休暇を取りすぎているきらいもあったことから断念して、4泊6日の旅行となってしまった。(3日の休暇という意味では同じなんだけど、日本は長期休暇は取りにくい風土なので・・)

前日に首都圏を襲った台風は当初予定時刻通り通過してくれたが、前日の欧州線のほとんどが札幌に着陸した影響で出発が1時間半遅れた。1年半前のベルギー.ブリュッセル行(☞ こちら)のように、TGVの乗継時間が75分というチケットを押さえているとアウトだが、今回は余裕の3時間半で大丈夫。(機内アナウンスで接続便だけでなくTGV乗換者の案内があったので気になってCAさんに聞いたら、今回は前日の天候が発端ではあるものの、機材繰りで遅れたので代替便を手配してくれるそうだ。TGVも対象になるとは意外で、やはり日本の航空会社はイザという時に頼りになることを確認できたしだい。もちろんチェックイン時に事前申告しておく事は必須だろう)

今回は1時間半遅れとのことで、11:45頃になって搭乗券でレストランでの食事が可能との案内があった。当初は70分遅れで案内が無かったことから、90分以上の遅延発生時に案内されるものと考えられるが、ラウンジを利用できないエコノミークラスは千円、ビジネスクラスとスタアラゴールド会員は2千円、ファーストクラスは3千円との案内。

相変わらず改善の見られないラウンジ食はパスしていたこともあり、せっかくの機会なので外に出てレストランを物色してみたが、制限エリアだとフードコートレベルの店しか無い。1軒だけ小さな寿司屋があったが、ビジネスクラス以上の客は事実上そこでしか与えられた金額分を使い切れないと思う。

遅延時のレストラン無料利用案内 サテライト間を結ぶ地下道
▲左:遅延時のレストラン無料利用案内、 右:サテライト間を結ぶ(秘密の)地下道

そんなわけで、ラーメン屋で餃子や焼売の類を頼んでみたが、これが不味いのなんのって! 最近ボロクソに書いているANA成田ラウンジ食が素晴らしく見えてしまった(笑)

予定外の食事だったので、食後の運動に前から気になっていたサテライト間を結ぶ秘密の(ウソ)地下道を通って、サテライト1周ウオーキング。しかし、この地下道、大金をかけて作る必要があったのか甚だ疑問だ。
見ての通り誰一人いなかったのに、動く歩道まで完備。実測ベースで半分の500mしか短縮できないのだ。海外では1Km以上歩かされるハブ空港などいくらでもあるのに。いかに日本が無駄な箱ものを作りすぎているかという象徴だろう。そんな体質だから、財政危機になるわけだ。

ついでに、取れるところから取らない姿勢も財政危機を招く原因だ。ここ十数年で欧米諸国の空港税は数倍に上がっているのに、ようやく最近25%値上げしただけ。いまや物価の安いアジア諸国並みの水準だ。半民間の空港設備費だけでなく、入国審査や税関職員、警察関連等の公務員担当部分の人件費や関連費は取るべきだろう。
次の世代の負担を軽減させるためにも、海外旅行に出かけられるような金持ちからは、しっかり実費を徴収すべきだと思う。国内旅行よりも海外旅行の方が安いケースが多いという面でも説得力があると思う。

閑話休題。

さて、前回のリヨン行きの際に予告(?)したように(☞ こちら)、予定通りというか無事にビジネスクラスにアップグレードされたので、機内食レビューを書こうと思う。

ウエルカムドリンクの冷やし緑茶

機内に入ると、驚いたことにウエルカムドリンクが出てきた。
シャンパンか冷緑茶の選択肢。飲めないので緑茶を選んだが、ちゃんと緑色の緑茶だ。

このブログで他社ビジネスクラスの機内食レビューを書く度に「唯一ウエルカムドリンクを出さない航空会社」と叩いてきたので(JALも出さないらしいが、乗らないので知らない)、これ以上悪名を広げられたらたまらないとでも思ったのだろうか?(笑)
出すタイミングは遅いが、エコノミー客と共有の通路という構造上の問題があるので仕方ないことは理解している。
これで叩きネタが減ったのは喜ばしいが、ちゃんと改善されるので叩き甲斐があるというものだ。ANAガンバレ!

さあ、機内食の話題に移ろう。
まずは、全員共通の食前酒のお供となるアミューズ
相変わらず、出てくるタイミングがドリンク提供と同時ではない点には疑問を感じるが、内容面では着々と進歩している感じがする。(日本発便に限る)

アミューズ

メニューには、
四季折々の食材を取り入れ、新たなイノベーションを融合させて仕上げた4品のコンビネーションをお楽しみください。彩りや食感も多彩な秋の味覚をお届けします。
との煽り。
イノベーションという言葉通りの、斬新な小品が並んでいる。

内容説明は無いし、メニューにも記されていないので予想ベースだが、右下が小茄子を半分にカットした上に、チーズベースのスプレッドを茄子の原型に戻すように盛ったもの。この創作された味わいのスプレッドが旨い。

左下は、揚げた小魚を南蛮揚げ風に仕上げたもの。一口で行ってしまったが、中華っぽい味わい。
左上は底にコンソメゼリーを固めて根セロリのピュレをかけたもの。緑のトッピングはバジルという予想を外して何か苦みの強い食材。貝類の肝のような感じ。底のゼリーが硬すぎなければ、より美味しく感じたと思う。

右上の小さなマドレーヌ風のものは、なんと柚子味。柚子は苦手だけど、アミューズレベルで和洋中のコラボレーションを楽しめるわけで、ようやくANAのビジネスクラス機内食もらしくなってきたな、と感じられた。タダ乗りしている身からは申し訳ないが、最近はツアーでもビジネスクラス需要が増えているようなので、そういった客を掴むには座席の快適度以上に機内食は重要なセールスポイントになるはずだ。会社の金でなく自費で乗る彼らは、ネットで情報を仕込んで判断しているはずだからだ。

アペタイザーとプレート一式

最初の食事はいつもの通り洋食(洋のコース)で。
カトラリー一式と前菜、パン、バター、オリーブオイル、塩胡椒が配置されたトレーででやってくる。ルフトハンザのように、エコノミークラスと同じトレーキャリーで運ぶような無粋なまねはしない。ちゃんとギャレーから手運びだ。

パンはいつもの通り2種固定でバゲットと胡桃パンだったが、少しこだわりが見えてきた出来。でも、パリ発のものと比べるとやはり劣るし、他社のように多くの種類から自由に選べるわけでもない。日本には優秀な街中ベーカリーがたくさんあるわけだから、バスケットから好きなものを選択できるようにすると更なるレベルアップが図れると思うのだが・・

ちなみに、バターはエシレから大幅グレードダウンとなる蒜山ジャージーバターになっていた。エシレバターのフランス価格と比べれば価格ベースでは同じ程度だと思うが、味覚的には雲泥の差なので評価ダウンになる。何もパリ路線で日本で簡単に手に入るバターなんか出さなくても良いのに。

帰国便ではイズニーバターが残っているようなので、客を見ずに原価計算に走って懲りたことを忘れたのかな? 片方が上がっても片方が下がれば結局は印象は変わらずとなるのに。
日本でのエシレバターのブランド力を過少評価しているというか、相変わらずグルメに縁のない企画担当者が握っているのだろう。そういう輩は、他の部署に飛ばしていただきたいものだ。営業部門の苦労が分かっていないのだ。

アペタイザー

前菜(アペタイザー表記)は、チキンとフォアグラのパテと和歌山産あんぽ柿のガトー仕立て
リッチなフォアグラとチキンのパテに、秋の味覚のあんぽ柿を重ねました。
あんぽ柿のふくよかな甘味が、ワインと合わせるとより一層花開きます。

とのあおりというか説明書き。

パテの下にはポロネギがたっぷりで、周囲は牛蒡や蕪のピクルスと凝った構成だ。
ここでも一段と飛躍した機内食を見ることが出来る。

チキンとフォアグラのパテと和歌山産あんぽ柿のガトー仕立て

パテはチキンベースのフォアグラ入りという書き方だが、しっかりフォアグラの味を楽しめることができる良品。
春に出かけたフランスで、いろいろな種類のフォアグラの缶詰を買ってきたが、高級品ではなかったこともあって、どれも鶏レバーパテと大差ない味わいだったことを考えると、かなり優秀なパテだと思う。
もちろん、純フォアグラのテリーヌとは比べ物にならないが、このボリュームで羽田=ロサンゼルス線(☞ こちら)のアミューズで出たフォアグラのテリーヌ風のものが出てくると狂喜乱舞となるのだが・・(笑)

フォアグラ狂なので、あんぽ柿を無視してしまったが、柿本体はパテにまったくマッチせず。柿の味がフォアグラに勝ってしまうのだ。パテの上には甘いソース部分だけにして、柿本体は付け合せとして盛った方が良いと思う。そもそも、干し柿である硬いあんぽ柿とフォアグラは、同時に食べるものではないだろう。

国産牛フィレ肉のステーキ

メインディッシュは、いつも魚料理を選んで悲しい思いをするので、珍しくステーキをチョイス。
国産牛フィレ肉のステーキに宮崎県産どんこ椎茸のブレゼを添えて  黒酒風味のフォンドボーソースとともに(ソースは和風ソースも選択できる)
やわらかな牛フィレ肉のステーキに、肉厚で滋味深いどんこ椎茸を添えました。
まろやかな黒酒風味のフォンドボーソースでお召しあがりください。

との説明。

ステーキの断面

断面写真の通り分厚い肉で食べごたえがあったが、柔らかな理由は、ほとんどレアの焼き加減だったことで、肉質ではないことは確認できた。ソースも力不足で、塩胡椒で補わないとステーキ感がでないものだったが、こんなものだろう。(初めて、いつも大量に出てくる塩胡椒を使った!)

元々ステーキは自分で焼いて食べる派なので外食で頼むことは滅多に無いのだが、何度か機内食で食べているステーキの中では1・2を争える質だと思う。

チーズプレート Wakiyaの特製マンゴープリン

デザートは、いつもの通り不味いANA自己満足オリジナルパフェはパスして、「アラカルトメニュー 食後のお楽しみ」から、以下の2種類をお願いした。
左:チーズプレート(ブリ・ド・ナンジとフルムダンベール)
右:Wakiyaの特製マンゴープリン

この Wakiya については後で詳しく記すが、都内のレストランとのジョイント企画品だ。
それに、前回の帰国便で気に入ったデザート日本酒的な「勝山 元」(☞ こちら)もいただいた。

~~~~~~

さて、今回は気になるメニューが盛りだくさんだったので、4時間後にはアラカルトメニューの軽めのお食事から、2品を注文。



まずは、国際線25周年復刻限定メニュー チーズとベーコンのハンバーガー
注文してから数分でやってきた。

ソースまでは復刻していないのかもしれないが、バンズは硬くてパテも現代の高級バーガーとは違って締まりのないもの。
さすがに25年も経つと、機内食はずいぶんと発展したものだと実感できる内容だった。ちなみに25年前というと、新婚旅行で初めて海外旅行に出かけた頃だ。(もちろんエコノミークラス。当時は現在のように国際線の航空運賃は安くなかった)

Wakiyaの特製杏仁豆腐 杏仁豆腐本体を出してみた

デザートには、 Wakiya製のもう1品、Wakiyaの特製杏仁豆腐をお願いしてみた。
こちらは、杏仁(杏ではなくアーモンドだと思う)が薄いだけでなくゼリーのような硬さがあってNG。家内が杏仁豆腐狂なので私まで感化されてしまっているが、柔らか目でアーモンドではなく本来の杏の杏仁で作られた濃厚なものに期待するのは、現代では無理か。(実際、中華料理店でもほとんど当たったことが無い)

~~~~~~

到着前の食事で前回気に入ったANAセレクト(栗原はるみプレート)は無くなっていて、代わりにプレートダイニング(Wakiya)という名のものが用意されていた。
6月から変わったそうで、5月末の前回はANAセレクトの最後だったようだ。

ANAセレクトでは1食目と2食目が異なる内容だったが、プレートダイニングでは1食目と2食目は同じ内容。ということで、2食目にこれを持ってきたのだ。

この Wakiya という名称、正確には「Wakiya 一笑美茶樓」というモダンチャイニーズの店であることを、搭乗前にラウンジで確認しておいた。(☞ 参考
店のHPを見ると、ディナーでは3万円のコースまであるようだから、相当な店のようだ。食べログでは3.78点。CP点が突出して低いところを見ると、高いけどそこそこの料理は出す店であると読み取れる。これは期待しなければ。

プレートダイニング(Wakiya)
プレートダイニング(Wakiya)
さまざまな味が楽しめるワンプレート、食に驚きと発見を提案します。
Wakiyaプレートでは、上海料理の技を軸に切り開いた、新感覚の料理スタイルをお楽しみください。


写真右手前に「コース仕立てにワンプレートを味わう」という食べ方が示されていたので、それに沿ってひとつひとつ見て行こう。

Appetizer まずはポテトサラダをお好みのドリンクで

こんがりポテトサラダ 干貝柱入り

ポテトサラダという先入観を持って食べると裏切られる。
確かにサイコロ状のポテトが入っているが、炒め玉ねぎを中心にそれ以外の比率の方が高そうだ。
とはいえ、それほど独創的な味わいではなく、普通に美味しい。

Appetizer 鮭のXO醤をかけると、よりコクのある味わいに
鮭のXO醤 北海海原の宝
鮭のXO醤 北海海原の宝

もともとコクのある味わいなので、味の変化を求めるだけのありきたりなアプローチ。
個人的には、この手法ではあまり美味しく感じなかった。

Main チャイナポトフはそのまま根菜やお肉を味わってから、おつまみラー油を加えてピリ辛風味で
牛テールのチャイナポトフ
旬の野菜がいっぱい 牛テールのチャイナポトフ

見ての通り野菜たっぷりのポトフ。キャベツの下に十分に煮込まれて崩壊寸前の牛テールが隠れている。
ベースのままだと、それほどチャイナを感じられなかったが、指示に従って海の恵み おつまみラー油(全体写真の左下のミニパックに入っている)を加えると、山椒ベースのピリ辛感が加わって中華っぽくなった。でも、私の好みではなく、そのままの方が良かったな。

Side dish 白身魚の黒酢風味はサラダ感覚で箸休めに
白身魚の黒酢風味 たまふくら豆の甘酢添え
白身魚の黒酢風味 たまふくら豆の甘酢添え

かなり脂っぽい魚で、酢豚のように衣を付けて揚げたものに黒酢ベースのタレをかけているので、二重に脂っぽく感じてしまい美味しくなかった。
「たまふくら豆」(函館近郊で栽培されている日本最大級の大粒大豆)も、硬さだけであまり味を楽しめる豆ではなかった。

最後は御飯に「がごめ昆布ふりかけ」と「鮭のXO醤」をのせて、美味しくお召し上がりください。
「がごめ昆布ふりかけ」をふりかけた御飯
御飯がごめ昆布ふりかけをかけたもの

かごめ昆布というものも調べてみたが、道南から噴火湾沿いに生息するガニアシと呼ばれる昆布で、身が厚く粘り気の強い品種だそう。ふりかけにすると差が分からないなぁ・・
それに鮭のXO醤は、御飯のお供にするには味が弱くて、イマイチだった。

ということで、期待のプレートは、不味いわけではないが好みではなかった。
こういった創作系は若い方に受けるのだと思うが、私は前の栗原はるみさんの献立の方が趣味だなぁ。


今回は、担当されたCAさんが良かったので、非常に気持ちの良い環境で食事を楽しめた。
ANAのCAは、全体水準が高いのは事実だが、ほんの少しの個性の差でかなり印象が違ってくるし、その結果で料理も美味しくいただけるか左右されてしまう。今回は料理の説明があった点が大きなポイント。レストランの水準は求めないが、簡単な説明だけでも有るか無いかで大きな違いが出てくる。もちろんメニューに書いていない部分の説明の有無を言っている。

ということで、ANAでは初めての総合5点を進呈することにした。
今まで5点を進呈している3社と比べると(あくまで機内食関連だけの話)、オーストリア航空トルコ航空に次いで3番目の水準で、上海線限定で付けたシンガポール航空よりは上ということ。味(料理の質)の分野でのさらなる研鑚に期待したい。

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

マレーシア/クチン(Kuching):猫眼嶺海鮮中心 (Bukit Mata Seafood Center)

訪問:[2009/4/25 18:00] (※当時食べログの日記に掲載したものを再編集)
評価点:総合★★★★☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★☆

駐車場ビルの屋上がフードコート 全体の雰囲気

夕食に訪れたのは、海鮮料理店が集まる トップ・スポット(Top Spot) と呼ばれている屋台街。
5階建て駐車場の屋上に15軒ほどの店が集まっている。

東南アジアの海辺や川沿いの観光地に多く見かける魚介類を量り売りで食べさせる店がほとんどだが、活ものをメインにしている店は無く、写真のように氷漬けした魚や海老類を並べている。

量り売りの海老類 量り売りの魚は予めカットしてあるものもある

その中から、魚介類が豊富で、ひときわ繁盛していたこの店でいただくことにした。

まずは、気になっていたワラビの束みたいなものを指差しで注文。
多くの店に置いてあったこの野菜(山菜?)、当地名物の「ミディン」と呼ばれる料理の材料らしい。

ミディン

見た目通り、ワラビの中華風炒めというところだが、ワラビにしては柔らかく、粘りが少しあって面白い食感。

日本の水煮と違って細めの生のワラビを直径20cm位の巨大な束にしてディスプレイしてあったが、日本のものより早く採取した感じで柔らかい。それだけに、自分でワラビを摘みに行かなければ日本では高価な皿になりそうだ。

 続いて、ブラックタイガーと芝エビのような海老2種類から大き目な3尾を選んで、ガーリック炒めでお願いした。

ブラックタイガーは、見たことも無いような巨大サイズだったが意外とプリプリ感に乏しく、もう一方の海老の方がプリッとした食感で味わえた。ちょっと認識が逆だったので驚いたが、最近安く流通しているバナメイ海老が、この海老の小型版という感じでプリプリ感も強いので、その系統のような気がする。

海老のガーリック炒め

 もう1品、手長海老をテルミドール風に料理してもらった。

さすが東南アジア。付け合せの野菜が、なんとも貧弱で、せっかくの高級海老を魅せてくれない。(苦笑)

お味の方までは、食べログ側に記述していなかったので記憶が無いが、多分美味しくなかったのだろう。

手長エビのテルミドール風

順番が逆だが、席に着いた段階で出てきた薬味とフィンガーボウルも紹介しておこう。
さすが、欧米からの観光客が大挙して押しかけるフードコートだけある。東南アジアの屋台でフィンガーボウルに出会えるとは思ってもみなかった。

薬味類 フィンガーボウル

以上、「ミディン」と海老料理2品で、お会計はわずか RM35.00(≒970円)
大人数で食べにくる場所なので、一人旅の場合は早めに出かけないと席の確保が厳しそうだが、マレーシアの物価の安さは、私のような貧乏旅行者にも嬉しい。


【店舗詳細情報】
店名:猫眼嶺海鮮中心 (Bukit Mata Seafood Center)
住所:Top Spot Food Court, Jl. Bukit Mata, Kuching (駐車場ビルの5階屋上)

大きな地図で見る

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

   《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
8月:台湾
丸数字:累計訪問回数

国内の食べ歩きはこちら
カテゴリ
最新記事一覧
ポルトガル/メアリャーダ [Mealhada]: Churrasqueira Rocha 2017/10/23
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:ロンドン(LHR)⇒羽田(HND) 2017/10/22
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:ダブリン(DUB)⇒ロンドン(LHR) 2017/10/21
アイルランド/ダブリン [Dublin]: Gourmet Food Parlour(Santry店) 2017/10/20
アイルランドの古城ホテル:カブラ城 [Cabra Castle] 2017/10/19
ビジネスクラス機内食/英国航空[British Airways]:ロンドン(LHR)⇒ダブリン(DUB) 2017/10/16
イギリス/レディング [Reading]: Riverside@クラウンプラザ 2017/10/15
イギリス/アシュフォード [Ashford]: Holiday Inn Ashford - North A20 2017/10/13
イギリス/Bodiam Castle: Wharf Tea Room@ボディアム城 2017/10/11
イギリス/クローリー [Crawley]: The Master Fryer 2017/10/08
イギリス/サウサンプトン [Southampton]: Holiday Inn Southampton 2017/10/06
イギリス/エクセター [Exeter]: Bill's (Exeter店) 2017/10/04
イギリス/Berry Pomeroy Castle: The Castle Café@ベリーポメロイ城 2017/10/03
イギリス/ティンタジェル [Tintagel]: King Arthur's Cafe 2017/10/02
フィリピン/セブ: Café Laguna (SM City Cebu店) 2017/10/01
フィリピン/セブ: Hukad (Ayala Center Cebu店) 2017/09/30
フィリピン/セブ: Mang Inasal (Parkmall店) 2017/09/29
フィリピン/セブ: Cebu's Original Lechon Belly (Parkmall店) 2017/09/28
フィリピン/セブ: Chika-an Sa Cebu (Parkmall店) 2017/09/27
フィリピン/セブ: The Mango Farm (Cebu J Centre Mall店) 2017/09/27
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
59位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
20位
アクセスランキングを見る>>