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イタリア/ローマ.Castro Pretorio駅:Trattoria Mamma Angela

訪問:2016/9/25 19:30
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★☆☆☆CP★★★☆☆
旅の最後の晩餐は、Google Mapでテルミニ駅周辺にあるレストランマークがいち早く表示された店で、日曜日でも営業していることから選んだ。Google Mapでの選択では何度も失敗しているくせに、ついつい地図ベースで評価の高い店から表示される便利さから使ってしまうのだが、やはり当たり店というわけにはいかなかった。

Amatriciana
Amatriciana(€9.50)
Bombolotti, cured pork cheek, spicy tomato sauce, pecorino romano DOP 12 months


暗い路上テラス席だったことからフラッシュ撮影させていただいたが、パスタは1ヵ月前に壊滅的な震災被害にあったアマトリーチェ[Amatrice]の名物「アマトリチャーナ」をチョイス。
日本でも名の通ったパスタ料理だが、本場と日本(≒埼玉)で食べるものの違いを舌で確かめようとしたのだが、パスタの違いはともかくとして、味の方もまったく違った。

英語表記にある通り、パスタは「ボンボロッティ」というリガトーニをさらに直径を大きくし、長さを短くしたショートパスタ。乾麺だが、いくら手打ちパスタ好きの私でも、トマトソースには乾麺の方が馴染めるものだ。

アマトリチャーナを接写

パスタの違いはともかくとして、決定的に違ったのがパスタソースの味。
英語版では豚ホホ肉と記されているが、日本で一般的に使われているベーコンと違うのはもちろん、ちゃんとしたイタリアンで使われているパンチェッタとも全く違うのが、グアンチャーレ[guanciale] という食材。
塩漬けの豚ホホ肉のハムこそが、本来のアマトリチャーナだというのも納得だ。

ここから出てくる肉の出汁と、少し炭焼きのような風味は独特で、日本のイタリアンでは食べたことが無いお味で美味しい。アマトリチャーナは単純なベーコンとトマトのパスタという認識だったので、一種のカルチャーショックを受けてしまった。

Tortino Rustico
Tortino Rustico(€13.00)
Baked ricotta tart with mucchine three ways, squash blossom cream and parmesan - sesame crisp


メインは、風変わりな料理にチャレンジしてみようと、ベジタリアンメニューから選んでみた。
リコッタチーズを焼いたものであることは理解していたが、squash blossomは日本でも見かけるズッキーニの花で、mucchine three waysは不明ながらも、スライスズッキーニでリコッタチーズを包んでいることを表しているようだ。

Tortino Rusticoの断面

しかし、これが美味しくない。
断面写真を見ての通り、チーズと言うよりはスクランブルエッグだし、実際そう思えた。

ソースらしきものはかかっているものの味は無く、昨晩の健康食品ではないけど、ベジタリアンの方も美味しいものが少なそうで可哀そうだなぁと思ってしまった。(昨年末からベジタリアンのドイツ人学生と会う機会があり、せっかく日本語を学びに来ているのに魚も食べられないと、なんとももったいないと思っている。宗教的な理由では無く、単に生き物を殺傷するのが嫌いでベジタリアンになったというのも、ちょっと信じられない)

お会計テラス席

ということでお会計だが、パンが出てこなかった代わりにコペルトの徴収も無し。
このパターンも増えていると思うが、やっぱり日本の酒飲み屋みたいに有無を言わさずお通しを出すような文化は、チップの慣習や税サ別表記と同様に廃れていく運命なのだろう。こういった面でも、日本はまだまだ後進国だと思うわけだ。
特にユーロ圏では確実にチップの慣習が廃れつつあるのに、未だにチップの事を書いているガイドブック執筆者は、いいかげんに目を覚ましていただきたいものだ。サービス料が含まれていなかったら払うでは無く、総額表示で含まれているのが普通だから、「チップを要求されたら払っても良い」という記述が正しい。
もちろん拒否しても良いが、悪い店に当たったと最低限は払った方が無難だと思う。(北米ではチップ必須なので、ヨーロッパと混同しないように!)

※メニュー:前菜・パスタメイン・デザート・ドリンク店頭黒板メニュー

【店舗詳細情報】
店名:Trattoria Mamma Angela
電話:06-4434-1317
営業:12:00~23:00
定休:無休
住所:Via Palestro 53, 00185 Roma
GPS:41.904664, 12.504468 (☞ Bing Map


イタリアのレストランレビュー&街の風景一覧


翌朝は、テルミニ駅近くのCO-OPで前夜のうちに見つけて購入したブッラータチーズと、24カ月物の生ハム(Rosa dell'Angelo製のプロシュッ卜・クルード 24ヵ月熟成)を冷蔵庫完備だったホテルの部屋で食べて、初めて乗るレオナルド・エクスプレス(€14.00)で空港に向かい、10泊12日の2016年シルバーウィーク旅行も終了。



▲テルミニ駅近くのCO-OPで購入したブラータチーズ(€6.62/370g)

当初、入院で8月の英国旅行が流れた分だけ予算が豊富と書いておきながら、結局お金を使うタイミングが無くて、総額28万円強で収まってしまった。食をテーマにしていながら食べ物にも恵まれず、日本のイタリアンは、現地ならではの食材が使えないことを除けば、かなり優秀であることを確認できた旅でもあった。

■今回の旅の費用
往復航空券: 110110円(成田>フランクフルト>ローマ>ヘルシンキ>成田、20697マイル獲得/JAL)
現地宿泊費: 85149円(€721.60/10泊、うち朝食付4泊・2食付2泊・スイートルーム1泊)
現地交通費: 38239円(€324.06)レンタカー&燃油・駐車場・高速・鉄道(ローマ)
飲食雑費等: 45883円(€388.84)飲食費+入場料2か所
国内交通費:  2826円
旅費合計:  282207円

この後は、10/14~16の23回目の台湾旅行を後回しにして、14年ぶり3回目のニュージーランド旅行でのレストラン情報を現地からお届けしたいと思う。3.11の3週間前に大地震の被害にあって復興中のクライストチャーチ周辺を回る計画だ。

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

イタリア/ローマ.S.agnese/annibaliano駅:Osteria dell'Ingegno

訪問:2016/9/25 15:15
評価点:総合★★★☆☆★★☆☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★☆☆

Chitarra tirata a mano

実質最終日。マルケ州マチェラータ [Macerata] のホテルを朝8時に出て、実質初日に立ち寄ったマルモレの滝 [Cascata delle Marmore] の横を通って約270Km離れたローマの空港までノンストップ移動。
2年半前に20年ぶりに来たローマ市内の印象が全然違ったので、ローマ市内を歩こうと1泊することにしたのだが、考えが甘かった。

空港でレンタカーを返し、宿(Mercure Roma Corso Trieste)に着いたのが午後3時で、遅い昼食を食べたら日の入りまで3時間しか無い。どうも無計画旅行ばかりで緻密な計画に縁の無い私は、失敗ばかりだ。

Osteria dell'Ingegnoテーブルセッティング

その遅いランチは、宿から公園(Parco Virgiliano)に向かう途中で見つけたオステリアでいただくことにした。
後で調べたらチェーン店のようだったが、店のオーナー風のおじさんの愛想が非常に良い。

パン

パンが出てきた後に、オリーブオイルをわざわざ持ってきてくれて、この皿に入れてパンを付けて食べるようにと。
イタリアでも相当数の店で食べているが、最初からテーブルにオリーブオイルがセットされているケースを除けば、初めての経験だ。恐らくメルキュールホテルの近くで日本人利用率が高いことから、日本のイタリアンでのパンの食べ方をご存じなのではないかと思う。

Chitarra tirata a mano
Chitarra tirata a mano con ragù di leprino viterbese alla cacciatora(€12.50)
Homemade egg square spaghetti pasta with wild rabbit sauce


お願いしたのは、自家製表記のあったキタッラ。
キタッラと書いても日本人でもパスタ通の方でないと分からないと思うが、ここのメニューの英語表記が上手いと思った。

で、そのキタッラだが、見た目からして想定していたキタッラとはまったく違う。
卵麺とのことだが、なんだか油で揚げているような舌触りだし、ラーメンのような歯ごたえだし、おおよそパスタという感じのしない麺。4年前にフィレンツェの IL DESCO で食べたキタッラも太麺ラーメンみたいだと書いていたが、それ以上に超太麺のラーメン的なお味なのだ。(ラーメンには疎いので一緒くたにラーメンと書いているが、つけ麺とか油そばとか中華そばという表記が正しいかも? ただし、麺の部分だけの話。)

兎のラグーは、ラグーと言うよりは骨からむしり取ったような感じの肉片がゴロゴロ。
ソースが旨ければ救えるのだが、下手なスパイス使いで味のまとまりが無いもの。クミンにタイムに、あと数種類入っていたように思う。
手打ちパスタ好きとしては残念な結果になってしまったが、チェーン店のオステリアならこんなものだろう。

お会計

お会計をお願いすると、コーラ代が4ユーロと大都市価格だったものの、オリーブオイルまで出してくれたパン代(コペルト)の徴収は無かった。メニューではメイン料理のページの下に書かれていたので(€2.00)、メイン料理を頼んだ場合のみ請求されるのかもしれない。
方向性としては、イタリアのコペルト廃止の流れは確かなような気がする。

※メニュー:前菜パスタメインデザート

【店舗詳細情報】
店名:Osteria dell'Ingegno
電話:06-8412128
営業:10:00~24:00
定休:月曜日
住所:Corso Trieste 146/B, 00198 Roma
GPS:41.922691, 12.511978 (☞ Bing Map


イタリアのレストランレビュー&街の風景一覧

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

イタリア/マチェラータ [Macerata]:Un Punto Macrobiotico

訪問:2016/9/21 19:30
評価点:総合★☆☆☆☆★☆☆☆☆サービス★★☆☆☆雰囲気★★★☆☆CP☆☆☆☆☆
今日のルート実績(by Geo Tracker)

モンドルフォ [Mondolfo]の後は、もう1か所イタリアの最も美しい村 [I Borghi più belli d'Italia]に掲載されていた街であるコリナルド [Corinaldo] に寄ってから、今日の宿にチェックイン。

2年半前のマルケ州の県都であるウルビーノで美味しい料理を堪能できたことから(☞ Antica Osteria da la Stella)、今回は別の県都であるマチェラータ [Macerata] に宿を取ったのだが、大失敗を犯してしまった。
航空写真やストリートビューでチェックすると、中心部付近に大きな駐車場が存在しなかったことから1.5Kmほど離れた郊外立地のホテルを確保したのだが、チェックイン後に街歩きをしに出かけ、夕食時にまた同じ道を往復する気力が無くなってしまったのだ。
やっぱり歳を取ると体力だけでなく気力面でも落ちてしまう。

Un Punto Macrobioticoテーブルセッティング

そんなわけで、ホテル近くのレストランを Google Mapを頼りに探して決めたのがこの店。
評価が比較的高かったのが決め手だが、Macrobiotico の意味を認識していなかったことが大失敗の元。
日本でもたくさん蔓延っている暴利をむさぼる健康食品の類の店だったのだ。
高くて不味いそんなものよりも、多少は健康的でなくても(?)美味しい物を食べたいと思う私には、最悪のチョイスだったワケ。

それにしても、Google Mapに掲載されていた開店時間(実際は19:00開店)に出かけたので席があったが、ほぼすべてのテーブルが予約されていたのには驚いた。こんなにも健康に良いと洗脳された人たちが多いとは、どこの国でも同じなんだなと。

メニュー

紙のメニューは無く、壁に掲示されている大きな黒板を見て注文しなければならない。もちろん席から見えないので、黒板の前まで移動してから吟味する訳だが、イタリア語がまったく分からない方には絶対に無理だ。

イタリア語の料理名なら多少分かるので、なんとか選ぶことが出来たが、こうも安上がりな運営をしている店が繁盛するとは、やっぱり・・・以下自粛。

Tris di Antipasti
Tris di Antipasti(€10.00)

前菜からは、3種類の前菜だというのでこれを選んでみた。
もちろん黒板メニューを写真に撮ってから席に戻り、それを見ながらカタコト英語が分かる店員に聞いての判断だが、出てきた皿はまったく予想と違った。パッと見で、これが10ユーロもするって、信じられるだろうか?

左半分はライスサラダ。右上はツナ風の魚のフレークで(鮪ではないと思う)、左下は酢締め超薄切りカジキのスライスが1枚乗った葉野菜。このカジキが単なる酢締めで、日本のような旨味成分皆無だから激マズ!
あとは、中央にオリーブが一粒と、オリーブオイルを少したらしたパンが2切れだけだ。

ライスサラダは冷たいピラフという感じで、玉ねぎと人参の旨味が効いている分だけまあまあのお味だったが、それを除けば、まったく料理になっていない。

Pasta con Salmone e Besciamella
Pasta con Salmone e Besciamella(€9.00)

もっとひどかったのが、パスタ。これで9ユーロもする。
出てきた時は、ランチでいただいたリガトーニを思い出したが、味の方が酷いなんていうレベルでは無かった。

まずもって、これがサーモンとベシャメルソースのパスタと言えるだろうか?
薄いスモークサーモン1枚分をちぎって入れているだけだし、ソースはパスタ側に完全に吸収されてしまうほど少量。
しかも乾麺だから、食感は悪いし味は無いしと、まったく話にならないレベル。文句なしの無星パスタだ。

お会計

お会計をお願いしたら水代が計上されていなかったが、この内容でこの金額を払うのも腹立たしいので、申告せずに支払いを済ませて店を出てしまった。
しかし、怠慢な自分が悪いとはいえ、せっかくマルケ州で美味しい物を食べようと考えていたのに、もったいないことをしてしまった。今後は、都市部では観光優先にせず、食事優先にしようと思った次第。

【店舗詳細情報】
店名:Un Punto Macrobiotico
電話:0733 33977
営業:11:30~15:00、19:00~22:30
定休:日曜日
住所:Via Cassiano da Fabriano, 11, Macerata
GPS:43.292652, 13.435409 (☞ Bing Map


※台湾桃園のホテルから登録しました。
イタリアのレストランレビュー&街の風景一覧
 

【コリナルド [Corinaldo] の風景】
街の地図掲示①









 

【マチェラータ [Macerata] の風景】

からくり時計の説明




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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
12月:台北/台湾
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉚、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
8月:台湾
8月:英国⑦,北アイルランド
丸数字:累計訪問回数

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