《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

ザグレブ~リュブリャナ間 バスと鉄道でのアクセス方法と乗車記

現地調査日:2018/5/31(バス/ザグレブ発)、2018/6/4(鉄道/リュブリャナ発)
最終更新日:2018/6/14(新規登録)
例のクロアチア旅行情報を発信しているというよりも、自社の利益につながるかを考えて無知な人たちを誘導している、善良サイトを装った悪質なザグレブを本拠とする会社のサイトの対抗記事第二弾。
実は、保存版と題したこの情報に先にカチンときたことから、第一弾(☞ プリトヴィツェ絶景ポイントへの行き方)を現地から突貫で登録する気になってしまったのだ。
概ね記事の内容が薄くて(肝心なポイントが抜けていて、海外旅行全般の一般常識的な話が中心になっている)、例外はあるものの、結局は自社斡旋ツアーやアフィリエイト対象サイトへの誘導記事でしかないのだ。ホント、最近この手のサイトが乱立していて厄介だ。

往復バスというのはつまらないので、帰りは高くても鉄道で移動しようと思っていたわけだが、実はバスよりも鉄道の方が安い上に確実だったからだ。(往路のバスは、ピークシーズンでもないのに途中の国境で1時間以上待たされ、定刻より40分遅れてたことから3時間15分かかった)


▲ザグレブバスターミナル
(左:駅から向かった風景  右:空港バス乗り場は1階、その他は左のエスカレータで2階へ)
(GPS:45.804138,15.993280(北側口) または 45.803444,15.993546(南側口))

まずは、往路のザグレブからリュブリャナへのバス移動方法。
ザグレブ空港から市内に向かう直通バスで降りたところと同じだが、空港バス以外は2階に上がって乗車券の購入と、出発ホーム番号を確認する必要がある。


▲ザグレブバスターミナルの出札窓口(FlixBus以外は、英語表記ほぼ無し!)

記事には、
 旅行者にとって、ザグレブからリュブリャーナまでの移動方法として一番便利なのが長距離バス。
ザグレブの中央バスターミナル(Zagreb autobusni kolodvor)からは1日に13、14本程度リュブリャーナ行きのバスが出ています。所要時間は2時間15分~2時間50分程度。チケット料は片道40~125クーナ(約5.30ユーロ~16.50ユーロ)程度です。
鉄道と比べると本数も多く、所要時間はほとんど同じなのに料金がずっと安いのでおすすめです。

とあるが、確かに本数が多いと思われるし(他社バスは未確認)、鉄道よりずっと安いという記述は嘘ながらも、運賃は鉄道と同等レベルだったので、お勧めかどうかは微妙だが誘導記事ではないだろう。

しかし、このサイトが悪質サイトである所以は、個人旅行者にとってマストであるバスのチケット購入方法が全く記載されていないことだ。そりゃあ、窓口に行けば買えるのは当たり前だが(満席リスクはある)、そもそも英語が通じるか分からない国で、自分の英語力も怪しいとなると、できるだけネット予約で確実安全に席を確保しておきたい。



で、最近私も多く利用するようになった欧州全域をカバーしている大手バス会社のうち、ザグレブ~リュブリャナ間を運行していた「FlixBus」の公式HP(☞ https://global.flixbus.com/)で成田空港のラウンジから前日予約。
運賃は日時によって異なるが、この区間最低の€8.99(運賃)+€0.21(決済手数料)=€9.20で予約できた。

予約が済めば、即時上のような乗車券PDFが添付されたメールが送られてくるので、乗車時にパスポートと共にタブレットで表示して見せればOKだ。
簡易な荷物タグのPDFも添付されてくるが、使っている人は皆無だった。
無料の預け荷物は1つまでなので、大荷物の方は要注意。

2階の出札窓口に、目立つ「FLIXBUS」の看板があるので、そこで出発ホーム番号を聞き出そう。
というのも、鉄道駅と違って行き先表示とか出発ホーム番号案内が無かったからだ。(ますます、英語が通じる以前にどこの会社がリュブリャナに行くのか現地語で判断しなければならない会社を使うには敷居が高そう・・)



ここのバスターミナル、欧州の大都市近郊路線駅みたいに自動改札機がおかれていたので焦ったが、写真のように稼働していなかった。素通りして、目的のホーム番号が書かれている階段を降りよう。
ちなみに、この時は改札を通って左手の306番ホームから出発と案内された。



発車15分前にホームに降りると、すでにバスは到着済みで客が乗り込んでいた。
乗車券に書かれていた「Connection 954、Direction Erlangen」の表記と同じ行き先表示板がバスの先頭に記されていたのでわかりやすい。

ちなみに、ザグレブが始発で最終目的地はドイツのニュルンベルク(☞ 昨年末に出かけたクリスマスマーケット)と、かなり長距離。スロヴェニアの代表的観光地で、この後出かけてきたブレッド湖 [Blejsko jezero]も通ることから、ブレッド湖に出かけるならザグレブから直接バス1本で行けることになる。
なお、残念ながら車内WiFiが付いていなかった点が、欠点かな。(バス酔いするので基本使わないけど・・)



クロアチアの出国ポイントとスロヴェニアの入国ポイントの2カ所で止まり、荷物はそのままでバスから降りて、一方通行になっている事務所でパスポート審査を受けることになる。この時のバス乗り場は、事務所の少し先の乗車スペースになるので注意。
特にシェンゲン圏入国を伴うスロヴェニア入国時の検査が厳しいようで、バス5台が並んで通過に時間がかかったことが遅延の原因。


FlixBus の外観と車内雰囲気

以上で、ザグレブからリュブリャナまでの国際バスでの移動ポイントだ。

参考までに、6/12に翌日6/13付の時刻と運賃を調べてみたが、
Ljubljana→Zagrebは、€8.99,€10.99,€13.99の3種類9便(早朝深夜便を除くと8:25,10:45,13:35,16:35,18:15の5便)
Zagreb→Ljubljanaは、€8.99,€15.99の2種類9便(早朝深夜便を除くと9:30,12:15,15:15,18:05,19:30の5便)
だった。
これに決済手数料が加算されるので、実額は表記運賃の3%増程度と考えれば良いだろう。



▲リュブリャナ駅

帰りの鉄道移動の切符を確保するために、バスが到着したリュブリャナ駅前のバスターミナル(というよりは、ほぼバス停の集合体)に隣接する駅舎に入った。
例のサイトの記事では、
 ザグレブからリュブリャーナを結ぶ国際列車はザグレブ中央鉄道駅(Zagreb Glavni kolodvor)から1日に2本~4本程出ています。所要時間は役2時間20分~2時間30分程度。チケット料は二等車が26ユーロ~34ユーロ、一等車が37.60ユーロ~46.60ユーロ程度です。
本数が少ないのと、バスと比べるとチケットが高いのが難点ですが、ザグレブ=リュブリャナ間に車窓から見える景色は最高です!列車の旅がお好きな方にはぜひおすすめしたい移動手段です。

と書かれていたので、26ユーロなら許容範囲と思っていた。



ところが、1番右端の国際線用窓口の前に上記のポスターがあることを発見。
ザグレブまで9ユーロ、実質最終日に立ち寄ったオパティヤ[Opatija]も9ユーロ、そのほかドイツのミュンヘンが29€から、スイスのチューリッヒも29€からと書かれているではないか。



駅に張り出されていた時刻表から、リュブリャナ14:45発→ザグレブ17:10着の「EC211」SAVA号(?) ヴィンコヴツィ[Vinkovci]行の列車があることを確認し、ひとまずホテルにチェックインしてから裏付け情報の収集。
まずは、ポスターに記されていたスロベニア鉄道[Slovenske železnice]の公式サイトだ。(☞ http://www.slo-zeleznice.si

英語版には存在しなかったが、スロベニア語のトップページに「ヨーロッパの都市への電車で9ユーロ[Z vlakom v evropska mesta že za 9 €]」という案内が載っている。



そのバナーをクリックスすると、上のページが出現し、ポスターに記載されていた内容そのものが表示された。
ついでに、ミュンヘンの「od 29€」と表示されていた「od」の文字の意味を調べたが、「29ユーロから」という意味。
ザグレブは「od」の表示がないので固定料金であることも確認できた。

ネット予約したかったのだが、なぜかドイツ国鉄のサイトに飛ばされて、結局はこの区間の予約は出来ないとの表示となってしまったことから、翌日改めて駅まで出向いて日付と区間と出発時刻を書いた紙を渡して購入。
もちろんお値段9ユーロぽっきりで、カード払いも額面通りそのままだ。往路のバス代よりも安いし、規定所要時間もバスより10分早い。




ただ、出てきた切符は指定券ではなく乗車券っぽい。どうも指定した6月4日から6月7日の期間有効で、国境駅のDobova駅経由であることが記されているようだ。
もうひとつ、備考欄に「Zagreb Spezial Odrasli」と書かれていたが、特別運賃であるらしい。
通年発売かどうかは不明だが、少なくともポスターには何も記載されていないし、バス対抗のための特別運賃である感じだ。

念のためクロアチア鉄道の公式サイト(☞ HŽ Putnički prijevoz)も調べてみたが、こちらは英語版の「Offers and Tips > Explore Slovenia by train」というページに、ザグレブ発だけでなくこの後出かけているリエカ[Rijeka]からも「Ljubljana Specijal」と題して9ユーロで存在していた。(ただし、固定料金では無くfrom表示)

ちなみに、例の悪質サイトが
 なお、ザグレブ=リュブリャナ間の列車チケットの事前予約、列車の時刻の確認にはレイルヨーロッパジャパン が便利です。
と誘導していたサイトは、むかしからボッタクリ価格を提示する有名サイト。
高率アフィリエイトのターゲットなので、あちこちのサイトからリンクされているが、金持ち以外はよほどのことがない限り使ってはいけないサイトだ。
今回も念のため調べてみたら、なんと8倍価格の70ユーロだって!! ここまで極端なのは初めて見た。

そもそも、この手の日本語予約サイトを使う方、すなわち英語版の公式サイトも使えない英語力の方は、飛行機以外の手段でしか行けない場所への個人旅行など考えるべきでないと思う。
いくら日本語で予約できても、それをチケット化するには最低限英語は必要だし、いろいろな局面で自分が苦労するだけでなく、相手に迷惑をかけることになる。
なんとかなるという考え方は、私のように最低限の英語(高1程度で十分)が話せる方のみに言える話だ。




さて、乗車当日。
駅の電光掲示板で、発車時刻・列車番号・行先(今回は EC211 Vinkovci行)から、発車ホームを確認する。


▲左:この先端に地下道に降りる階段がある  右:地下道は線路を渡る公共通路でもある

リュブリャナ駅は、案内表示にもある通り変わった構造の駅で、駅舎とホームの位置がかなりずれている。
駅の出札窓口で切符を買った場合で、6番線以降のホームが示されている場合は、右側に延々と歩いて地下道を渡る必要があるのだ。
事前に切符を持っていれば、駅舎(GPS: 46.057916, 14.510278)に寄らずに、地下道入口(GPS: 46.058094, 14.512988)から直接ホームに向かうことも可能。



ホームに上がる階段部分にも行先・列車番号・発車時刻が表示されているし、ホームにも表示がある点では安心だ。

ちなみに、渡された切符が指定券ではなかったので、バリデート(日時の刻印)が必要かと聞いてみたら、不要とのこと。確かに、バリデートする機械は見当たらなかった。



列車が到着したので、2等車表示のある車両に乗り込もう。



この段階では気づかなかったが、ザグレブ駅に到着した際に2種類の客車が連結されていたことを知った。
このうち、右側の青っぽい車両はスロヴェニア鉄道の車両で、窓が開いていることから分かるとおり、冷房無しだ!
連日最高気温30度越えだったので、冷房無しはかなり厳しいはず。
先頭車に連結されていた赤帯の入ったクロアチア鉄道の車両に乗ったのは正解だったようだ。



意外に混んでいて、空いていたコンパートメントタイプの席をゲット。(もちろん相席)
ドイツと同様に、基本自由席で指定席券を持った人が来たら席を移れば良いというスタンスだったが、正解。

あとから検札が来て、機械で刻印したのと同じような感じで刻印してくれた。
指定券ではなかったし、スロベニア語など分からないので不安だったが、このチケットで何も問題なしだった。



国境駅では20分ほど停車したが、その間にスルヴェニアとクロアチア両国の係員が4人体制で乗り込んできて、パスポートチェックスロヴェニア出国スタンプ、クロアチア入国スタンプを押してくれた。
左の写真が押される前のもので、右は押された後のもの。見ての通り、汽車の絵の入った出入国スタンプだ。
ちなみに、バス移動の場合は、レンタカーで越境した時と同じ車の絵の入った出入国スタンプを押してくれる。




この区間、上の写真の㉕にある通り、欧州の鉄道景観区間に指定されているようだ。
良い景色だと思うかは個人差だと思うが(私にはごく普通で、それを目当てに乗るものではないと思った)、以下少しだけ撮った写真を載せておこう。
写真を撮るなら、窓の開く非冷房のスロヴェニア鉄道の車輌に乗った方が良さそうだ。



テーマ : 旅の情報・準備
ジャンル : 旅行

プリトヴィツェ湖群国立公園絶景ポイント(VIDIKOVAC Sightseeing Point)への行き方

現地調査日:2018/6/7(午前・午後の2回)
最終更新日:2018/6/8(新規暫定登録)


▲午後3時の景色(雲が多めで晴れ間を30分待って撮影)

スロヴェニア旅行の途中だが、その後に出かけたクロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園[Nacionalni park Plitvička jezera]の隠された絶景ポイントへの行き方を、ミニ情報として現地から緊急登録したいと思う。
プリトヴィツェ湖群国立公園に個人旅行で来たことがある方なら、入場券にも使われている写真なので気になったはずだ。(未確認だが、ツアー用の入場券はバーコード記載の別物みたい)


▲プリトヴィツェ湖群国立公園入場券

急遽登録しようと思った理由は、クロアチア情報を発信するというよりも、いかに自社の利益につながるかを考えて無知な人たちを誘導している、善良サイトを装った悪質なザグレブを本拠とする会社のサイトに対抗しようと考えたからだ。
検索するとトップクラスに表示されてしまうので、プリトヴィツェ湖群国立公園に行こうと思われている方は、必ず目にしているだろう。シーズン序盤ということもあり、個人旅行で来ている日本人も多く見かけたことから、悪質会社の誘導に惑わされないようにするために、一番気になる写真のポイントの行き方から最初にお届けしたい。
プリトヴィツェに限らず、他にもデタラメ情報多数(しかも情報が古すぎる!)だったことから、第2弾以降も考えている。



このページのトップを飾っている写真であり、問題サイトのプリトヴィツェ湖群国立公園のトップにも写真表示している絶景ポイント、現地掲示の名称は「VIDIKOVAC Sightseeing Point」となっているが、実は「VIDIKOVAC」が英語で「Sightseeing Point」という意味であり、絶景ポイントの固有名詞は不明だ。

なお、日帰りで十分などとツアーを売る都合上適当なことを書いているが、これだけ広くて見所満載の公園を日帰りするなんてとんでもない。私なんか3連泊しても足りない位に感じている。(全コース歩くことを目的にしたので、ゆっくり景色を堪能する時間がほしかった・・)



起点は、湖内の3拠点を結ぶ電気ボートの発着点「Port 3(P3)」から記したい。
公園内の公式ホテルから向かったので、2度とも公園に入るエントランス2の最寄りである P1 から P3 に向かっているためだが、時間の都合で日帰りでエントランス1向かう場合でも P3 の 200m手前まで来る必要があるので、結果的には同じルートになる。


▲入場券記載地図の赤線部分がルート(↑ クリックで大きな画像で見れます ↑)

なお、私が参考にしたこの記事にある行き方は、現在閉鎖されていて使えないので注意したい。
紹介記事には「K」コースにあることになっているが、「K」コースのルートも見直されていている。実際、3カ所あるプリトヴィツェ湖群国立公園のゲート外側にあるので、レンタカーであれば入場料を払わずに行けてしまうのだ。


▲現在の「K」コース




まずは、P3ボート乗り場から陸地に向かって右側、エントランス1方向に向かって歩こう。
広場の端っこから上り坂の車道になっているが、100mも歩くと全コース右側の未舗装道路を下るように案内されている。ここは無視して、そのまま上り坂の車道を進もう。(Google Mapにも表示されている)



道なりに進むと、今度は車道が左右に分かれている。ここは、左の上り坂を選ぼう。
標識では「POLJANAK SELO PLITVICA」と書かれている方向だが、あまり標識の文字にとらわれないように。無くなったり変わったりすることもあるので、あくまで方向が重要だ。



しばらく歩くと、公園ゲートが現れる。
第1エントランスと第2エントランスが一般向けだが、ここが隠れた第3ゲート。一応レインジャー・サービスと書かれているが、入場券チェックもしていた。(8:30頃と15:30頃に通過した際には係員がいなかった)
ここから公園に入れば、タダになると思わないこと。P3を発着するボートでは必ず検札もある。(付近に宿が数軒あるので、どんな案内をしているのやら・・)



軽い上り坂を車道は左に曲がっているが、ゲートから100mほど先に獣道というか、旧「K」コースの残骸路が見つかる。そのまま車道を歩いても問題ないが、ここは是非とも旧「K」コースに入ろう!
迷う余地は無いが、時々右側に入る道があるので、そこを入ると展望台が4カ所ある。













最後の展望台は少し広くなっていて、そこに旧「K」コースの残骸が残っている。
滝の横から滝を見ながら直接階段で上がってこれたルートだが、おそらく不正入場者が後を絶たなかったことから閉鎖したのだろう。



現在は、下から左写真の滝を拝みたい場合、今回のルートを大きく迂回しなければ行き来できない。(約3Km強)
ちなみに、右写真の左上に小さく見えるのが、目指すべき絶景ポイントだ。



この後、再び車道と合流して、車道をまっすぐ橋を渡るまで進む。(約100m)
橋の手前に重量制限と速度制限の道路標識、右側に廃墟(?)があるが、小さいとはいえ橋を見落とすことはないだろう。



橋を渡ったら、すぐ右側に旧「K」コースである絶景ポイントに向かう道がある。
案内表示など何も無いので、とにかく位置関係と方向がポイント。



まさか見落とすことは無いと思うが、入口写真を載せておく。
ここから250歩(私の実測)ほど、右側に湖をチラ見しながら進むと、目的地手前の分かれ道。



右を見れば、目的の展望台が見えるのですぐ分かる。


▲左:下界はツアー客を中心に大渋滞  右:下界の滝を見る行き止まりポイント


▲到着直後の14:30の写真。雲と一部山の陰が邪魔をして綺麗に見えていない


▲朝9時の写真。太陽が低いため、周りの山の影が湖面に映ってしまう


ということで、朝9時と午後3時に出かけてきたが、朝は影でまったくキレイに見えず、午後3時も少し山の陰ができてしまっていることから、正午~午後1時頃が良さそうだ。

朝は連日雲ひとつ無しの快晴、正午前後から雲が出始めて、午後4時から6時には雷雨というのが、今回の旅行のスロヴェニアから同じ天気パターンが続いているが、雲が出てしまうとキレイに撮れないのも難。
その一番キレイに見える時間帯を逃してしまったわけだが、私が出かけた時間帯に限ればどちらも3組しか人が来なかったので、みなさんよく見える時間帯をご存じのようだ。(ホント?)

以上、現地から限られた状況で突貫記事を書いてひとまず登録しておくが、日本帰国後に少し記事内容と写真を補完したいと思っている。

テーマ : 旅の情報・準備
ジャンル : 旅行

マルタ島~シチリア島間を結ぶ国際フェリー利用情報(チケット手配&乗船記)

現地調査日:2018/4/12・18(乗船日:2018/4/18)
最終更新日:2018/5/9(最終確認&新規登録)


▲左:実際の乗船航路ログ(2018/4/18 16:30発 VR110便)

7年前にマルタ島に出かけた時は、100Kmほど離れたシチリア島へのフェリー情報やシチリア島の港からの移動手段に関する情報が少なく(確か運航便数も少なかったはず)、利用を断念した航路。
わざわざマルタ島まで出かけて、すぐ近くにあるシチリア島に足を伸ばす決断が出来ず、悔しい思いをしたものだ。

最近は乗船記も見つかるようになり、自力で調べる環境も整ったことから利用してみることにした。
とはいえ、詳細情報はまだまだであると感じていたので、ミニ情報としてまとめて発信したいと思う。
あくまで概要なので、実際に利用する場合はフェリー運航会社のHP(☞ Virtu Ferries Ltd. Malta – Sicily Express Ferries)を確認して、最新情報を入手していただきたい。

【CONTENTS】

運賃と所要時間
乗船券の購入方法
マルタ側の港までのアクセス方法
シチリア側の港までのアクセス方法
船内写真紹介
 

■運賃と所要時間

所要時間は公式には1時間45分だが、あくまで船が動いている時間ベースだ。
シチリア側のポッツアロ港に着岸しても、車両を先に下ろす関係から実際に降りることが出来るのは30分近く後になる。

運賃は、以下のように季節により細かく分かれている。
特に夏季ピーク期間は倍額前後に跳ね上がる点では、日本の北海道航路と比べても極端だ。

€61.00 : 下記以外の冬期
€70.00 : 5,6月
€108.00 : 7/1~7/17, 9月
€127.00 : 7/18~8/31
※ファーストクラス(Club Class)は全期間一律 €15.00 加算
※ポッツアロ~カターニア間の連絡バスは、€14.00(冬期のみ€12.00)加算
 マルタ発早朝便のみに設定されていたので、公式HPで最新情報を確認のこと。
 

■乗船券の購入方法


▲予約時に発行された乗船券

特に片道利用の場合の割引は無いようで、運行会社 Virtu Ferries の公式サイトで購入するほか、マルタ島内に着いてから街やホテルの取扱店で購入すればよいだろう。(公式サイトはSSL対応していなかったので、私は下見を兼ねて港の事務所まで出向いて購入した)

規模の大きな船なので満席は考えにくいが、ポッツアロからカターニアまでの連絡バスに乗車する場合は、売切リスクがあるかもしれない。


▲チケットと引き換えに渡される搭乗券(Boarding Pass)

乗船手続きは出航時刻の2時間前から始まるが、1時間前までに来るように案内される。
もちろん、国際航路なのでパスポートは必須。搭乗券引換時と搭乗時に二重チェックされた。

面白いのは、搭乗券だけでは乗ることが出来ず、チケットの半券も要求された。
航空機の搭乗券のノリでボーディングパスとパスポートを渡したら、チケットはと要求されて焦った。



事務所裏側から埠頭に出て、横から搭乗。大型トラックも運べる大型フェリーでびっくり。
日本と韓国を結ぶ高速船のイメージだったが、さすがにこの船では60Km/h強の巡航速度しか出さないようだ。(GPSベースでの実測)

当日の気象条件は、風速3メートル(11Km/h)とのことで、まったく揺れを感じない快適な船旅となった。4日前に風速14メートル(50Km/h)の暴風が吹き荒れた時(☞ マルサルフォーン[Marsalforn]での海の様子)、運行したのだろうか?
 

■マルタ側ヴァレッタ[Valletta]港までのアクセス方法


▲ヴァレッタ[Valletta]バスターミナル

マルタの首都ヴァレッタ[Valletta]にあるバスターミナルまでは各自の宿泊先等から向かうとして、そこから写真一番手前のさらに手前の乗り場(写真を撮っている場所なので写っていない)から130番バス「Waterfront」循環路線を利用して数分、「Hatab」バス停(GPS: 35.885959, 14.501089)の真ん前が、シチリア行きフェリー乗り場兼運行会社であるVirtu Ferriesの事務所(GPS: 35.885600, 14.500810)となる。

この路線、内回り方向のみの環状線で、少し大回りして西側手前のロータリーから海沿いを東側に走るので、ロータリーを曲がったら降車ボタンで合図すると良い。もっとも、乗船時間に合わせた客が多いので心配無用だとは思うが、1時間に1本しか無いので、現実問題としては使いにくい。(☞ 130番系統バス時刻表&ルート


▲「Bombi」バス停からの徒歩ルート(赤☆マークは、バスターミナルの乗り場)

ヴァレッタ発の時間に間に合いそうもない時は、ヴァレッタ行きのほとんどのバスが通る「Bombi」バス停(GPS: 35.890349, 14.501411 または GPS: 35.889857, 14.500878)で降りて歩いて向かうのも選択肢だ。
路線によって使われているバス停の位置が異なるが、バス停周辺に道路を渡るための地下道での登りはあるものの、ほとんど下り坂となるので、比較的楽に歩いて行ける。(実際、チケットの予約と下見をしに行った後、港から街に戻る際に使った)

なお、各地からの路線ごとのルートマップと各バスの時刻表は、Time Table - Malta Public Transport で調べることが出来る。
Google Mapで宿泊先最寄りのバス停をポイントし、表示されるルート番号を手掛かりにすると良いだろう。
 

■シチリア側ポッツァロ[Pozzallo]港までのアクセス方法



ポッツアロ港 乗下船口(GPS: 36.716562, 14.830521)からポッツァロ駅まで実際に歩いたが、徒歩35分(2.8Km)なので、十分歩ける距離だ。ちなみに、船会社の混載バス(予約制)だと1人11ユーロもする。
タクシーも数台止まっていたが、料金は交渉制だし必ず乗れる保証もないので、確実で安い徒歩をおすすめしたい。もちろん、GPS付タブレットやスマホ等の最新テクノロジーを利用したツールで迷わないように対処するのは常識だ。(いやなら、素直にトランスポーテーションを予約しよう。貧乏人の私には無理だ!)

駅から港までの道はGoogle Mapを見ればわかるが、徒歩ルートが正しく表示されないので、ここでは乗船場所と実際の港での徒歩ルートをお見せしておこう。


▲Pozzallo港の徒歩ルート (↑ クリックで大きな画像が開きます ↑)

御覧の通り、Google Mapのナビが示す車道ではなく歩行者専用のルートがあり、大回りせずに駅に向かうことが出来る。
なお、Pozzallo駅発着の列車は、シラクーザ[Siracusa]とモディカ[Modica]やラグーサ[Ragusa]方面を結ぶ普通列車のみの路線。
時刻表は、トレニタリア公式サイト(☞ Trenitalia(英語版) )で、「Pozzallo」と「Siracusa」あるいは「Modica」「Ragusa」を入力すれば出てくるし、乗車券もオンラインで購入可能。(注:日本語サイトはトレニタリア直営ではなく単なる代理店サイトであり、高額の手数料が加算されることから利用しないように! 必ず本家サイトを利用しよう!)

無人駅なので、事前にオンラインで購入していない場合は、乗車直後に車掌に申し出て購入すること。
また、シラクーザからカターニアに乗継ぐ場合は、乗継時間が10分強しかない列車では駅での購入が難しい可能性がある。日本と違って乗越精算という概念は世界一般に存在しないので、無人駅以外からの乗車だけでなく、検察時に正当な乗車券を持っていないと不正乗車扱いされ、高額の罰金が科せられるので、このようなケースは事前に列車を指定してオンラインで購入しておくことを強くお勧めする。
「日本の常識は世界では非常識」というケースが多々あるので注意が必要だ。特に、指定券以外の切符は確実にバリデーション(日時等の刻印を付ける)しないと不正乗車扱いとなるので要注意。指定乗車券でもバリデーションが必要な国もある。

なお、オンライン購入の場合はPDFでメール送信されてくるので、印刷せずにタブレットで表示すれば問題なかった。(車掌のタブレットで、QRコードのような四角い認証コードを読み取って判断されるが、スマホのような画面サイズが小さいものでは認証できない可能性がありそうなので要注意・・解像度ではなく画面サイズの問題。当方の7インチタブレットで画像を拡大して読み取らせていた)

参考:2018/4/26現在の時刻表
Siracusa発→Pozzallo着(€5.60):5:02→6:03、11:05→12:06、14:10→15:13、15:10→16:16、17:36→18:45、20:15→21:25
Modica発→Pozzallo着(€3.10):5:05→5:38、5:58→6:32、8:37→9:08、14:15→14:46、16:51→17:23、19:37→20:08
 

■船内の紹介
船内構造図


▲左:ポッツアロ港で全景が撮れた(マルタでは不可)  右:車載用スペース


▲左:Club Classは上階  右:階段の裏にはスロットマシン(結構人気があった)


▲2等席前方側。自由席なので、最前部のカップル席は早い者勝ち!


▲左:2等席後方側  右:高速船なのに船外席まであった。(寒いのでパスした)


▲カフェは前方と後方の2カ所にある。(1等席にもあると思うが入れないので確認できず)


▲マルタ港出港時の外の景色


▲ポッツアロ港到着前の外の景色

テーマ : フェリー・船旅
ジャンル : 旅行

   《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 64ヵ国を訪問
46ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
7月:スイス
8月:台湾
8月:英国⑦,北アイルランド
9月:オーストラリア
10月:セルビア
11月:ベルギー⑥、スペイン
12月:トルコ③、エジプト
年越:台湾
1月:モルディブスリランカ
1月:カンボジア
2月:ベトナム
4月:フランス⑳、スペイン
5月:ポーランド④、台湾
丸数字:累計訪問回数

国内の食べ歩きはこちら
カテゴリ
最新記事一覧
台湾/台南: 阿娟肉粽魯麵 2018/07/16
台湾/台南: 開春古早味 2018/07/15
台湾/台南: 友誠蝦仁肉圓 2018/07/15
台湾/台南: 永棋蝦仁肉圓 2018/07/14
台湾/高雄・後驛駅: 後驛鴨肉飯(鴨肉飯專賣店) 2018/07/13
台湾/高雄・市議會駅: (薛)富錦順小籠湯包② 2018/07/12
台湾/高雄・凹子底駅: 博義師燒肉飯 自由店 2018/07/11
台湾/高雄・鹽埕埔駅:鴨肉本(二老闆の店) ⑤ 2018/07/10
台湾/台北・松江南京駅: 綠豆蒜啥咪② 2018/07/09
台湾/台北・迪化街: 枝仔冰城 台北大稻埕形象店 2018/07/08
台湾/台北・永安市場駅: Mr.雪腐 2018/07/08
台湾/台北・永安市場駅: 冰果天堂② 2018/07/07
台湾/台北・萬芳醫院駅: 芮比特 2018/07/07
台湾/台中: show 喫冰小棧 2018/07/06
台湾/台中: 蒝紅綵手作飲冰館(The Rainbow Ice) 2018/07/06
台湾/台南: 蜂橙複合式餐飲③ 2018/07/05
台湾/台南: 太陽牌冰品② 2018/07/05
台湾/台南: 冰仔角 (ICE TOP) 2018/07/04
台湾/台南: 裕成水果店⑥ 2018/07/04
台湾/台南・玉井: 玉梅芒果冰 2018/07/03
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
41位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
16位
アクセスランキングを見る>>