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ポルトガルの古城ホテル:ポザーダ エストレモス城 [Pousada Castelo de Estremoz]②

訪問2016/11/21~22 (Room Type: Suite、2名まで朝食付 €145.35、Rate: Golden Age
食事: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合5.0、予約個室5.0、建物全体5.0、サービス4.0、CP5.0
Pousada Castelo de Estremoz

4日目。
スペインの古城パラドール Alcázar de los Duques de Feria を後にして、ポルトガルに戻ってきた。

今日のルート実績
▲今日のルート実績(by Geo Tracker)

今日の宿は、私が7年前に泊まって古城ホテルにハマる元となったポザーダ エストレモス城だ。(☞ 7年前の訪問ポザーダエストレモス城の案内

7年前の段階では20軒以上の古城ホテルに泊まることになるとは予想していなかったので、このポザーダの写真も少ししか載せていなかったが、今回はスイートルームに泊まったので、たっぷり写真をお届けしたいと思う。
なお、7年前には鉄道が通っていたはずだが、現在はバスでしか来ることが出来ないので注意。

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Suite Room/Dom João Ⅳ)の内部写真
宿泊者専用(?)のタワーからの風景
上記以外のポザーダの写真

Pousada Castelo de EstremozPousada Castelo de Estremoz

ディナーは7時半から。
場所は前回と同じだが、改装した結果か重厚さが薄れて明るくなってしまっていたし、テーブルセッティングでも銀の大きな飾り皿の上に白い皿が乗っていたが、銀皿が無くなって軽い印象になってしまっていた。ちょっと残念かな。

前回はアラカルトでいただいていたので、Pousada Castelo Alcácer do Sal でパスした20ユーロの激安キャンペーンコース「Pousadas Gastronomic Week Menu」でお願いすることにした。

パン
オリーブバター

まずは、コースに含まれるパンとバターにオリーブ。
パンはバスケットからの選択だったが、家内も私も同じパンをチョイス。昔ながらの素朴な感じで、家内の分と合わせて裏表で撮ってみた。

ポザーダのバターは、必ず無塩と有塩がセットででてくるが、有塩でも日本のバターのように塩気が強くないので、このパンには有塩バターの方が合うようだ。
オリーブは自家製だろう。ちょっとオリーブ自体が癖のある味だったせいか、家内はパス。

Canja de AmêijoasCanja de Amêijoas
Canja de Amêijoas com Hortelã da Ribeira
Clams Soup with Mint


前菜は、スープ一択。
アサリのスープとあるが、ほとんどアサリの出汁は出ていないし、ミント風味もなし。
タイムの茎に似ている香草がトッピングされていたが、これも主張に乏しく、何でもないコンソメ風味スープだった。
具材は、写真の通りリゾーニ入り。

Lagartos de Porco Preto
Lagartos de Porco Preto com Migas de Batata no Pingo de Linguiça e Esparregado de Nabiças
Black Pork Fillets with Mashed Potato in Sausages Sauce and Turnip


2択のメインは、いつものチョイスが逆転して、家内が豚肉を選んだ。
ちらっと味見したものの、味の記憶が残っていないのでコメントなし。
ソーセージソースって何だったんだろう?

Lombo de Bacalhau com Picado de Tomate
Lombo de Bacalhau com Picado de Tomate, Pimentos, Coentros e Regado com Azeite
Codfish Fillet with Tomato, Peppers and Coriander with Olive Oil


私はバカリャウ(干しダラ)。
たっぷりのオリーブオイルの中にバカリャウの切り身とジャガイモが浸かっている。
このオリーブオイルに、ニンニク等の風味があれば美味しいはずなのに、ほぼ何も無しというオイルだけ。
ここのポザーダは、あまり腕の良いシェフではなさそうだ。



邪魔な芋を除けて、バカリャウを側面からアップして撮ってみた。
やっぱりふっくらした感じが出ていて、塩抜きも程よい感じ。我が家で失敗する理由は、どこにあるのだろう?

Sérica com Ameixas d'Elvas
Sérica com Ameixas d'Elvas
Traditional Pastry with Plums in a Sugar Syrup


最後は、郷土のお菓子だ。
ポルトガル語表記を見ると、スペインから戻ってくる際に寄った国境近くのエルヴァスの街のものらしい。

ポルトガルお菓子は劇甘が普通だが、これは普通の甘さで良かった。
こういった郷土のお菓子の断面写真を撮り忘れたのは失敗だった。

お会計

さすがに通常の33ユーロのコースと比べたら魅力に欠けるが、量的には日本人にちょうど良い感じだし、お値段通りながらも安かろう悪かろうと言うほどでもなく、万人受けしそうな内容だった。

それにしても、各ポザーダでこの Gastronomic Week メニューを展開しているようだが、これだけ安くしても地元の外部客を呼び込めていないようだ。スペインのパラドールでは、少し高めの特別企画コースをやっていると、見事に外部客を呼び込んでいるのだが、運営委託先の Pestana社の企画能力の低さをここでも表している気がした。
これ以上歴史あるポザーダを現代風に改装しないでいただきたいものだ。

※メニュー:Pousadas Gastronomic Week前菜・スープドリンクメインデザート・Menu Pousada案内

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada Castelo Estremoz
電話:268 332 075
営業:13:00~15:00、19:30~22:00(~22:30/週末)
住所:Largo de D. Diniz, 7100-509 Estremoz
GPS:38.841828, -7.592116 (☞ Bing Map


前回(2009/2/9)の訪問
宿泊した古城ホテル・シャトーホテル レビュー一覧
 




朝食は、夕食会場の奥にある別の部屋で提供される。7年前と違って、こちらも柱を削ったり壁を明るく塗り直したりして、昔のような重厚感が無くなってしまっているのは残念。

どうも運営委託会社(Pestana社)は、歴史を軽んじる姿勢のようだが、城のベースが良いだけにそれほどひどい事にはなっていないのが救い。城ではないが、2年前に出かけた Santa Maria do Bouro は、本当に残念な姿に改装されていたのだ。




ここも宿泊客は5~6組程度と閑古鳥状態だったが、バイキング形式の朝食だった。
昨日のパラドールよりは水準が高く、品数も豊富。



お決まりのナタは2個。
ほかに、野菜の煮物(ポルトガル版のラタトゥーユとは違った)とトマトに、日本で出回っているものとは違う欧州のアーモンドも少し。



チーズは3種類全部(他にパック入りのものもあったがパス)、ハムとサラミも一通り。



家内は相変わらずケーキ類をたっぷり。
中央手前のケーキは、実質初日のアルカセル・ドゥ・サル城と同じシナモンのケーキ。美味しい!
ケーキ類はホールで出ているので、自分で好きなだけカットして盛ることになる。



この朝食で、今回のポルトガル旅行の食事はおしまい。
最後の晩餐でも午餐でもなく朝餐とでも言うのだろうか?
 


【泊まった部屋(Suite Dom João Ⅳ/No.122)の内部写真】
オフシーズンとあって、スイートルームでも1部屋税サ朝食込で145ユーロと格安。
ツアーではスタンダードルームが基本だが、個人旅行なら好きな部屋を選べるうえに余計なマージンが入らない分だけ安く予約できる。(スタンダードルームの場合は、ツアーを手掛ける旅行会社の方が安いことが多い)


▲各部屋のドアの横にある表札は、スイートルーム以外は部屋番号になっている




▲ベッドルーム:城内共用部分だけでなく、部屋にも絵画や骨董品レベルの家具が置かれている



▲リビングルーム:テーブルの上にはウエルカムフルーツ


▲バスルームは改装されたようで、現代風
 


【タワー[Torre das Ⅲ Coroas] からの風景】
前回は、地球の歩き方に載っていたでたらめな公開時間に騙されたが、今回はちゃんとフロントで公開時間を確認してタワーに上ってきた。ちなみに、明るいうちならいつでもどうぞとのこと。(夜は真っ暗になるので、行けないと言われた)
また、最新版に書かれているかは確認していないが、宿泊者限定というのもウソ。ランチにレストランを利用してからフロントに声をかけて上っても問題ないはずだ。(our customerという表現だった)


▲左:入口表札  右:途中の壁に刻まれていた


▲塔の上にいくまでの間にも部屋や窓から景色を拝める


▲左:塔の上に到着  右:塔の上から(以下4枚も同様 )




 


【上記以外のポザーダの写真】




















翌日は、家内をアライオロス城 [Castelo de Arraiolos]モンテモル=オ=ノボ城 [Castelo de Montemor-O-Novo] に連れて行き、最後はリスボン近郊の Forum Montijo という大きなモールに寄って、自宅用のオビドスのサクランボ酒やチーズ、バカリャウ等を購入して、全行程終了。

恒例の旅の費用だが、古城ホテルのスイートルーム3泊を含んでいるのに1人当たり16万円強。やっぱりポルトガル旅行は安あがりだということで、帰りの空港で来年10月3連休のポルトガル行き航空券を予約してしまった。
愛読しているブロガーさん達がこぞって出かけているポルトガル北部のドウロ川上流地域に行こうと思っている。

■今回の旅の費用(注:家内と出かけたので総額の半分で表示)
往復航空券: 103450円(成田>フランクフルト>リスボン>パリ>成田、21042マイル獲得)
現地宿泊費: 34215円(€285.13/5泊、うち2食付1泊・朝食付3泊・スイートルーム4泊)
現地交通費:  9989円(€83.24)レンタカー&燃油・高速・駐車場
飲食雑費等: 13512円(€112.60)飲食費・入城料
国内交通費:  2826円
旅費合計:  163992円...2人で約33万円(42084マイル獲得)


さて、この後は家内が昔から希望していた「象乗り」を実現するバリ島旅行を紹介したいと思う。
今回はケチな私が初めてリッチな姿勢で臨む旅行というテーマで行くので、往復ビジネスクラス、ホテルも5つ星、現地移動は公共バスや徒歩ではなくタクシー以上という縛り(?)で楽しむ(??)計画だ。
すでにバリ島に到着済だが、往路のマレーシア航空ビジネスクラス機内食からスタートしたいと思う。

テーマ : 古城ホテル・シャトーホテル
ジャンル : 旅行

ポルトガルの古城ホテル:Pousada Castelo Alcácer do Sal(Pousada de D.AfonsoⅡ)

訪問2016/11/18~19 (Room Type: Suite、2名まで朝食付 €119.70、Rate: Golden Age
食事: 総合★★★★☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合4.0、予約個室3.5、建物全体3.5、サービス4.5、CP5.0

Pousada Castelo Alcácer do Sal

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(No.201/Suite Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真
アルカセル・ド・サル[Alcácer do Sal]の風景

今回最初の古城ホテルは、1000年の歴史あるアルカサル城を利用したという Pousada de D.AfonsoⅡ。
チェックイン時にもらった案内書(英語版)

ポザーダの場合、公式HPでも建物に表記されている名称と異なることが多い上に、現在の運営委託先の問題なのか、しょっちゅう名称を変えてしまう。この結果、Google Mapやホテルサイトでも複数の名称が乱立したり別のホテルとして違う場所を指したりと、事前に情報を調べにくい事が多い。
玄関表示ベースでは「Pousada de D.AfonsoⅡ」だが、公式サイトでは表示ベースで「Pousada Castelo Alcácer do Sal」、ページタイトルベースで「Pousada de Alcácer do Sal」、レストランでのメニュー表示では「Pousada Castelo de Alcácer」、他にも別の表記があった。混乱するのは当然だ。

Pousada de D.AfonsoⅡPousada de D.AfonsoⅡ
▲古城ホテルの趣はまったく無い、新築ホテル的なポザーダ正面

今回もスタンダードルームとスイートルームの金額差に対して内容が雲泥の差となることが多いので、当然のごとくスイートルームを確保してある。
2人で朝食付税サ込119.70ユーロ(約14500円)と激安だったのは、街に何も観光資源が無いからだろうか。
 

レストランの雰囲気テーブルセッティング

ディナーは19:30から。
古城ホテルとは名ばかりの古城のあった場所に新築したホテルなので、レストランの雰囲気も軽い感じ。

期間は不明だが、割高感の強いポザーダのレストランという印象を払しょくするための(?)「Pousadas Gastoronomic Week」という特別コースが20ユーロで用意されていたが、魅力に欠けることからアラカルトでお願いすることにした。

Couvert
Couvert(€4.00x2人)
Bread, Butter, Olives, Olive Oil with Garlic and Salt Flower (and Appetizer)


まずは、毎度割高感のあるコペルト。
これにアペタイザーが付くのだが、その内容によっては割高感が払拭される。

Appetizer

そのアペタイザーは、タコのサラダだった。
これで2人分だが、これなら納得のコペルト価格だろう。

ランチでいただいたタコ料理と同じ位の中型サイズのタコの足がブツ切りでゴロゴロ。
叩きが不十分なのか、ちょっと柔らかさに欠けるタコだし、ドレッシングがシンプルなせいか、野菜との調和もイマイチ。
まあ、これが一般的なポザーダクオリティというところだろう。

Caldo de Peixe c/ Hortelã da Ribeira
Caldo de Peixe c/ Hortelã da Ribeira(€7.00)
Fish broth with mint leaves


肉はダメそうという家内が頼んだ魚のスープ。
魚のブロスという表記なのに、魚の出汁はまったくと言ってよいほど出てない。
少し酸味があるうえに、ポルトガルではお決まりのコリアンダー風味もあって、日本に無い味が苦手な家内には関門だったようだ。

Sopa de Tomate com fatias de pão Alentejano
Sopa de Tomate com fatias de pão Alentejano, enchidos e oregaos(€7.00)
Tomato Alentejo soup, with slices of Alentejo bread, sausages and oregano


私は、ご当地アレンテージョの名前が入ったスープ。
具沢山に見えるが、アレンテージョのパンが下に敷かれている上げ底タイプ。

アレンテージョ名産のハムから出てくるエキスに、トマトの風味も加わり田舎を感じさせるスープで結構行けた。
これも日本では無いだろう。

取り分け用ワゴンカタプラーナ鍋

メインは、ポルトガル料理として有名なカタプラーナを選んだ。
日本はもちろん、現地でも食べたことが無いのは、大人数で頼む料理だからだが、このレストランでは1人用と2人用が用意されていたので、2人用を注文。

それにしても、用意された取り分け用ワゴンに置かれた専用鍋の大きいこと!

Cataplana de Cação e Camarão
Cataplana de Cação e Camarão(€32.00/2人用)
Dogfish and Shrimp "Cataplana"


メニュー表記でドッグフィッシュと海老のカタプラーナと書かれていたので、日本でよく見かける魚介鍋では無さそうと思っていたが、本当に2種類だけ。
あとは、芋とパプリカと玉葱ぐらいしか入っていない。素朴だなぁ・・

Cataplana de Cação e Camarão

取り分けてくれた皿。
ちゃんと見栄えの良いように盛りつけてくれた。珍しい?

ドッグフィッシュをアップ

ドッグフィッシュはサメの一種のようだが、見た目は白身魚にしたブリの切り身という感じ。
お味の方は、アンコウに近いだろうか。ちょっと変わった食感だが、意外に美味しい魚だ。

このドッグフィッシュだが、他のレストランでも何度かメニュー上に存在しているのを見ているので、ポルトガルではメジャーな食材なのかもしれない。

取り分け後の鍋に残ったカタプラーナ

カタプラーナ鍋にはもう1皿盛れるぐらいの量が残っていたので、魚と海老は2人で分け、残りは全部私がいただいた。

Doçaria Regional ou Conventual
Doçaria Regional ou Conventual(€4.50)
Regional and Conventural Sweets


予想よりも少なかったので、デザートも注文。
家内が選んだのは、地域の修道院のお菓子と題したもの。
甘い!

Tarte de Pinhão
Tarte de Pinhão(€4.50)
Pine Nuts Pie


私は、松の実のタルト。
産地であるスペインのスーパーに行くと、松の実は鍵のかかったケースに入れて売っているぐらい高価なものだが(約1000円/100g)、その松の実の使いっぷりが凄い。
これが家内の選んだデザートと同じ価格なのだ。

松の実のタルトの淵の部分

あまりにもたっぷり松の実が使われているので、淵の部分も拡大して撮ってみた。
こちらは、普通のケーキ並みの甘さで大いに満足できる味だった。

※メニュー:Pousadas Gastronomic Week営業案内前菜・スープメインデザート・Menu Pousada案内

【ポザーダ直営レストラン詳細情報】
名称:Pousada Castelo Alcácer do Sal
電話:265 613 070
営業:13:00~15:00、19:30~22:00(~22:30/週末)
住所:EB1 de Alcácer do Sal, 7580-197 Alcácer do Sal
GPS:38.372274, -8.513483


今日のルート実績
▲昨晩到着の空港から今日のルート実績(by Geo Tracker)
 
宿泊した古城ホテル・シャトーホテル レビュー一覧
 



オフシーズのポザーダの朝食は、過去の経験からガッカリな注文方式になることが多いのだが、この日は恐らく最大5組しか宿泊していないのに、しっかりしたバイキング形式で用意されていた。

昔は人数によって朝食込の宿泊代金が変動(10ユーロ/人換算)していたのだが、現在は変動していないようなので、1人で泊まる場合は無駄に朝食代を払うことになる。その変更が影響しているのかもしれないが、朝食無しではポザーダに泊まれないので、もう1人では泊まることは無いだろう。



チーズは地元産が3種類、ハム類も1種類は地元産の証の入ったものが置かれていたが、この地元産のハム(左側のサラミタイプのもの)が、メチャウマだった。



ポルトガルの朝食といえば甘いケーキ類だが、ご覧のような充実した品ぞろえ。
絶対にはずせない「ナタ(エッグタルト)」もしっかり用意されていた。
ジャム類も自家製だけでなく、市販瓶詰のものも豊富に用意されている。



これだけ充実していると、普段食べない朝食であってもこれだけ取ってきてしまう。(日本時間に換算すれば、お夜食の時間帯だから食べれるのだと思う)
オレンジジュースはフレッシュもの、ナタもパリパリの皮で美味しい。

ポザーダに泊まる場合は、郷土食に興味が無ければディナーは外で食べて、朝食だけで良い気がする。
私は郷土食を優先するので、多少高くてもポザーダで食べているのだが、正直これはと思える美味しいことに出会えることは滅多にない。



甘い物好きな家内は、ケーキ類をこれだけ取ってきた。
スポンジタイプのものばかりだが、右奥のシナモン風味のケーキはなかなか。
 

【泊まった部屋(No.201/Suite Room)の内部写真】
古城ホテルと言っても、城のあった場所(城壁も再現構築した感じ)に建てられた、おおよそ古城とは言えない新しい建物だったので、普通のホテルと考えて良さそうだ。
そうはいっても、朝食代を除いて12000円程度でこれだけ充実した部屋に泊まれるのは、やっぱりポザーダだからかもしれない。


▲部屋の入口のあるリビングルーム



▲ベッドルームもジュニアスイート並みの広さ、別に屋根が無い専用テラスがある


▲バスルームとアメニティ(前回と変わっていた)


▲ベッドルームからの風景


▲洒落たウエルカムフルーツがあったので、専用テラスでいただいた
 

【上記以外のポザーダの写真】

▲左:フロント(中央奥)  右:斬新なデザインの吹き抜け








▲昼と夜の城から見下ろす川沿いの景色


▲レストランの窓から城壁(再建?)を拝む


▲左:こちらはオリジナル?  右:城壁から街の反対側を見下ろす


▲古城ホテルとは言い難い、いかにも近代的なポザーダ
 

【アルカセル・ドゥ・サル[Alcácer do Sal] の風景】
何もない街だったけど、絵になる風景はあると思う。




テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ポルトガル/アマレス[Amares]:Pousada Santa Maria do Bouro

訪問2014/11/2~3 (Room Type: Suite、1名朝食付 €106.92、Rate: Early Booking - Golden Age
食事: 総合★★★☆☆、味★★★☆☆、サービス★★★★☆、雰囲気★★★★☆、CP★★★☆☆
宿泊: 総合4.0、予約個室3.5、建物全体4.5、サービス4.0、CP4.0
ポルトガルのポザーダ レビューインデックス

Pousada Santa Maria do Bouro

スペインのガリシア地方の帰りは、アクシデントの影響で単純に往路と同じルートを戻ることになってしまった。
実質最終日はポルトガル側での宿泊だが、不便な場所にある修道院跡のポザーダを予約しておいた。

ここは Google Map で示される位置と、ポザーダ予約票に示されている緯度経度が示す位置が異なっていたのだが、もちろん公式サイトに示されている方が正しいことは航空写真ベースで確認済。
アマレス [Amares] の中心地から10Kmほど山奥(スペイン国境側)に進んだ N308号線の道路沿いにある。アクシデントが無ければ、その道をスペイン側から入ったのだが・・残念。

【CONTENTS】
直営レストランのディナー
宿泊代に含まれる朝食の内容
泊まった部屋(Suite Room)の内部写真
上記以外のポザーダの写真

入口 反対側
ハロウィンの飾り ハロウィンの飾り

スペインのパラドールと同様に、こちらもハロウィン仕様でお出迎え。
後半の写真集でも登場するが、中庭の柱と柱の間すべてにハロウィン南瓜が置かれていたほど凝っていたのだが、なんと宿泊客は(たぶん)私ひとりだけ。
そりゃあ、こんな僻地にあると車でしか来れないだろうが、1月に泊まったサン・フィリペ城(Castelo de São Filipe)のポザーダ(Pousada de São Filipe)の倍以上の規模を考えると、この集客力の無さの原因は部屋の内装を現代風にしたことではないだろうか、と思ってしまう。(後半の部屋の写真で確認してほしい)
 

レストラン(入口から) レストランの最奥部

さて、お約束のディナーの紹介。
いつもは、選択肢の少ない3皿コースの価格が前菜+メインのアラカルトと同じ水準なのでアラカルトを攻めることが多いのだが、コベルトが €6.80 もするので断念。
それに客が私ひとりでは、下手にアラカルトを頼むのも食材の質という面でリスキーだ。

ということで、2食付で予約した場合と同じメニューである €32.00Menu Pousada をお願いすることにした。

Couvert
Couvert
Variedades de Pão, Manteiga, Azeitonas, e Petiscos(€6.80)

Variety of Bread, Butter, Olives and Appetizer


まずは、コベルトの内容。
他のポザーダと比べて2ユーロ高い設定の理由は、アミューズ(アペタイザー)の皿の内容にあるようだ。

Petiscos

しっかり塩抜きされた干しダラをニンニクオイルと海藻でマリネしたものに、地元のチーズをカナッペ風にして出してきた。
このバカリャウが美味しい。塩分を完全に抜いているのに、水っぽさが無い。鮮魚ではないので、バカリャウ特有の旨味はちゃんと残っているのだから技術なんだろう。我が家では真似できないや。


スープ(2択):Canja de Galinha com Folhas de Hortelã(€4.70)
Home Chicken Broth with Mint


コースには前菜かスープが選べると記されていたが、実際はスープしか選べない。
アミューズでしっかりした皿が出てくるからだとは思うが、仕方ないのでミント入りチキンスープをお願いしてみた。

ミントの葉はトッピングされているだけで、米粒パスタがタップリ入ったチキンスープ。
インスタントでないことは確かで、しっかり鶏ガラから作っている事が分かるお味で美味しい。

Arroz de Galo Pica no Chão Malandrinho
メイン(5択)Arroz de Galo Pica no Chão Malandrinho(€19.00)
Country Chicken Rice


ポルトガル料理系であるマカオのアントニオ [EST. DE COMIDAS ANTÓNIO] で食べたチキンライスと比較できるかと思って、ご当地のチキンライスをお願いしてみたのだが、出てきた皿は予想とまったく違うものだった。

ご覧の通り、洋食のハヤシライスといった感じのもので、ハヤシライスとの違いは牛肉ではなく鶏肉であることと、最初から米をシチューの中に入れて混ぜてあることか。
味は、見た目通りで日本のハヤシライスに近い。

Maçã Caramelizada em Mel
デザート(10択)Maçã Caramelizada em Mel e Vinho do Porto com Gelado de Baunilha(€7.90)
Toffee Apple with Honey, Port Wine and Vanilla Ice Cream


デザートの選択肢は非常に多く、スペシャリテ側からも選べるとのことで、そちらから選んだ。
なんとも魅力的な文字が並んでいたのだ。

シナモンを加えた甘いポートワイン(ポルト酒)で煮込んだリンゴを軽くキャラメリゼした感じのデザート。
中央には、煮込んだ時に使った太いシナモンが添えられていた。

以上、ディナーの紹介だが、客は私ひとりだけということで、フラッシュを使って撮影させていただいた。
フラッシュ無しで撮影したものと比較して、きれいに再現できた方を掲載している。
 

朝食セッティング

朝食は、ディナーと同じ席に用意されていた。
宿泊客は私ひとりだけなので、Pousada de São Filipe のように完全オーダー制かと覚悟していたら、黙っていても上の写真のようにセットしてくれた。助かる。

パン ジャンボクロワッサンもどき

パンは例によってたっぷり。
クロワッサン風に焼いたパンは、やや甘めのケーキ風。

ケーキ

パンがタップリなのに、ポルトガルとかスペインでは、この手のケーキもたくさん並んでいる。
私一人用なのに、ここまで出して来るとはサービス精神旺盛。それに、意外にも美味しかった。

フルーツ

フルーツポンチもすべてフレッシュもので5種類。
かなり豪華な盛り合わせになっているし、これも美味しい。満足満足。

ハムとチーズ ミルクティー

ハムとチーズはサラミとか生ハム類が無くて残念だが、ミルクティーをお願いしたら温めたミルクも大量に持ってきてくれた。これは日本では珍しいけど、真っ当な欧州のホテルの朝食なら普通の光景だ。

ソーセージ 目玉焼き

これで全部かと思っていたら、後から卵料理とソーセージ・ベーコン類は要るかと言ってきたので、卵1個の目玉焼きにソーセージを付けてとお願いしたのだが、ソーセージの量が半端ない。
自家製なら無理してでも食べたが、安物の市販品だったので半分以上残してしまった。

※ディナーメニュー:シェフのお勧め前菜メインデザート

【ポザーダ詳細情報】
名称Pousada Santa Maria do Bouro
電話:253 371 970
住所:Largo do Terreiro - Santa Maria do Bouro, 4720-633 Amares
GPS:41.659375,-8.270662

駐車場:無料(正面階段下の広場 入口GPS:41.659603,-8.271383)
ネット:WiFi無料
予約先ポザーダ公式HP
 

【泊まった部屋(No.209 Suite Room)の内部写真】
ルームキー ベッド
ベッドルーム 古風な机と椅子
▲せっかくの歴史ある建物なのに、中は斬新でがっかり(快適さを求めても仕方ないのに・・)

リビングルーム リビングルーム
▲リビングルームはテーブルが無いので、使い勝手が非常に悪い。

壁に冷蔵庫が隠れていた 部屋の窓からの眺め
▲左:壁に冷蔵庫が隠れていた  右:部屋からの眺め

バスタブ 洗面所
▲バスルーム
 

【上記以外のポザーダの写真】

▲なんとなく新しく作られた感じのする館内2階部分



▲1階部分にはラウンジ的なスペースがたくさんある




▲正面裏側から見た建物外観



▲中庭が1番の見所かな? 柱の横にはハロウィンのカボチャがたくさん!

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 61ヵ国を訪問
42ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
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今後の旅行計画
9月:リトアニアポーランド
9月:セブ/フィリピン
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
11月:フーコック/ベトナム
12月:Stuttgart/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン
丸数字:累計訪問回数

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