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香港国際空港:キャセイ航空ファーストクラスラウンジ専用レストラン2軒を比較

訪問:2017/6/11 13:40, 14:30
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆CPn/a
今回の台湾旅行、マンゴーかき氷食べ歩きに関しては去年以上の不作で残念な結果に終わってしまったが、それ以外に目的は2つあった。
ひとつは、往路のスクート ビジネスクラスに乗ること(目標の40社搭乗に近づける)、もうひとつは復路の香港が本拠地のキャセイパシフィック航空直営ファーストクラスラウンジにある専用レストランで食べることだ。

The WingThe Haven入口
▲左:The Wing, Firstは細長くて雰囲気はイマイチ  右:専用レストラン「The Heaven」入口

来年3月までのJALのダイヤモンド会員資格が切れてしまうと使えなくなってしまうことから、特典航空券を香港経由にして無理やり組み込んだわけだが、キャセイのファーストクラス用ラウンジは2か所あり、それぞれに専用のレストランがあることから、朝食を抜いて気合十分。
まずは、搭乗口に近かった「The Wing, First」にあるレストラン「The Haven」に入ってみた。

アラカルトメニューをいただくと、まだ昼食の時間帯だというのにメイン5品だけのあっさりした構成のものが渡された。
これって、先々週JAL ロンドン⇒羽田便に搭乗する前に寄ったヒースロー空港のキャセイ航空ファーストクラスラウンジ専用レストランと同じではないか。
ちょっとがっかりしたのは言うまでもない。

The HavenThe Haven
The HavenThe Haven

その代わりに、奥の方にビュッフェ台があり、普通のラウンジと同様に好きなものを食べることが出来るのだが、今回はメニューから選べるレストランとして利用することをテーマにしているので、とりあえずパス。

別の5品のメイン料理のほか、前菜・デザート・チーズ類が豊富に用意されているので、アラカルトで頼むよりも良いかもしれない。これ以外にも、レストランを出た一般席側にも専用の飲食コーナーがあるので、さすが本拠地香港のラウンジだけある充実したラインナップ。


福建炒麺
福建炒麺
Hokkien Fried Noodle


もう1軒はしごすることから、レストランメニューからフライド・ホッケンミーをお願いしてみた。
メニューには注文から15~20分かかると書いてあったが、2割程度しか入っていなかったせいか、5分も経たずに出てきた期待の福建麺だが、かなり細麺。

海老3尾、烏賊と細切り肉もたくさん麺に絡んで具材豊富。
味付けはまったく違うが、なんとなく台湾の炒めビーフン的な麺の細さと具材だ。

お味の方は、台湾米粉とはちがって、香港中華らしい美味しさ。
中華醤油にオイスターソース、他は何が入っているのか分からないが、日本ではちょっと味わえないお味で、さすが最上級客用の本拠地ラウンジだけある。
ロンドンのキャセイファーストクラスラウンジのレストランとは、クオリティが全然違った。

The Havenのビュッフェ台から

予想と違って、ヒースロー空港と同様に一皿の量が控えめだったことから、はしごしても余裕だろうと思い、控えめに寿司・魚のスモーク・焼売・ブルーチーズ・チーズケーキ・フルーツを軽く盛ってみたが、こちらは標準的かなぁ。
メイン料理に美味しそうなものがあったので、次回はそれをつまんでみようと思う。


ラウンジ自体は狭くて居心地が悪いので、食べ終わったら広々とした空間のある「The Pier, First」に、さっさと移動。広い空港の両端にあるので、移動するのに10分ほど歩かないとならないので、普通の方なら面倒だろう。

The PierDining Room入口
▲左:The Pier, Firstの各部屋を結ぶ通路  右:The Dining Room入口

こちらは、入口からして立派で高級感という意味では断然上だ。
ただし、ラウンジロビーとレストラン入口だけの話で、他はそろそろ改修が必要ではないかと思うほどボロい。
コンセントが英国仕様しかなく、PCが使えない点でも、私には長居できない空間だ。(英国仕様のアダプタを持ってこない方が悪いのだが・・)

Dining RoomDining Room Table Setting

専用レストランは、「The Dining Room」とストレートな名称。
その代わり、先ほどの「The Heaven」と違って、レストランらしい構成のアラカルトメニューを渡された。

先程は中華にしたので、今度は洋食で3皿コースにして攻めることにした。


Pan-seared Canadian Snow Crab Meat
Pan-seared Canadian Snow Crab Meat with Roasted Pepper Aioli
Onion, Mayonnaise


前菜からは、ずわい蟹のクラブケーキと焼きパプリカのアイオリソース。
カナダ産のずわい蟹と書いてあったが、クラブケーキと言えば米国本土のボストンを思い出してしまう。

蟹肉の味を楽しめれば良いのだが、塩胡椒がきつくて、蟹の風味を感じない出来栄えで、ちょっと残念。

Crab Cakeの断面

クラブケーキの断面を見ると、ボストンで食べたもの以上に蟹肉がたっぷり。
最近だと、ベトナムのニャチャンにある米系ホテルのレストランで食べたものを思い出すが(☞ Cookbook Cafe Restaurant)、アジアで食べると蟹肉の含有量が増えるのかもしれない。

これだけ蟹肉を使っているのだから、もっと蟹肉のうま味を表に出せばよいのにと思ってしまうが、中華圏で食べる洋食はこんなものだろう。日本の洋食文化の方が、はるかに水準が高いということだ。


Pan-fried Salmon Fillet
Pan-fried Salmon Fillet
Mint Pineapple Salsa and Seasonal Vegetables


メインは、サーモンのソテーを選んでみた。
見た目は、脂の乗ったサーモンで良いのだが、お味はキングサーモンやアトランティックサーモンではなく、銀鮭かな?
サーモン自体の味が薄いだけでなく、少し生臭さもあって残念。

おまけに、やはり中華圏の洋食らしく味もまったく決まっていない。ソースが無いのだから(刻んだパイナップルというところが、なんとも中華圏)、塩胡椒で決められなければいけないのだが、全然ダメ。
所詮空港ラウンジレストランだ。真っ当なシェフなど在籍せず、経験の浅い調理人が作っているのだろう。


Poached Pear in Almond Syrup
Poached Pear in Almond Syrup
Red Dates, Snow Fungus


最後のデザートは、食べたことが無いものということで中華系のものをチョイス。
洋食系と違って、安定した水準と言いたいところだが、甘すぎず良い塩梅のシロップはスープ代わりに飲めるものの、梨の味が完全に抜けてしまっていた点が残念。これじゃあ、デザートでは無くスープだろう。

Red Dates, Snow Fungus一般室側の食べ物はパン類が中心

梨の他に、赤いブドウに見えたものはデーツ。これも味が完全に抜けきっている。
ほかに、白キクラゲというところが、何とも中華風だ。

最初の「The Heaven」と違ってメニューが充実している分だけ、レストランを出た一般席側で自由に取れる食事系はほとんど無かった。あったのは、ベーカリー系のパン類とケーキに、チーズ1種類だけという寂しさだ。こんな点は、今のところファーストクラスラウンジレストランでトップのマレーシア航空の本拠地ファーストクラスラウンジと同じだ。

となれば、「The Wing」側のビュッフェ台から好きなものを色々取った方が良い気もするが、優秀なビジネスクラス用ラウンジと差が無くなってしまう。
キャセイのファーストクラスラウンジ、特に「The Pier, First」は、不便な設置場所を考えても食べ物を楽しむラウンジではなく、長居して設備を楽しむラウンジなのかもしれないが、食べ物系以外は興味が無いので、その点は他の方のレビューをご覧いただきたい。かない凄いようだ。


※メニュー:The HavenDining Room(英語版)Dining Room(中国語版)

【店舗詳細情報】
店名: The Haven restaurant (The Wing, First)
    The Dining Room (The Pier, First)
営業: 05:30~last departure(The Wing, First)
    05:30~24:30(The Pier, First)
場所: The Wing, First : Level 7, Terminal 1(Gate 1-4方向のひとつ上のフロア)
    The Pier, First : Level 6, Terminal 1(Gate 63付近のひとつ下のフロア)

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/キャセイパシフィック航空:香港(HKG)⇒台北桃園(TPE)

搭乗:[2013/6/8 CX472便]
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
JALのビジネスクラスに搭乗したいがために、昨年購入した台北発香港経由便の台北に戻る最後の旅程。
昨年11月の往路(☞ こちら)では(選んだ料理が悪かったのだと思うが)レベルダウンを感じてしまったので、機内食には期待せず香港の優秀なラウンジ食を目いっぱい堪能するつもりだったものの、JALの羽田ラウンジだけでなく機内食も素晴らしかったことから、おなかのゆとりがなくなった。

ということで、今回のキャセイラウンジは、定番のイタリアンとフルーツだけ。毎回必ずあるところを見ると、ラウンジメニューに変化が無いのかもしれないが、私はこれが大好物なので問題なしだ。チーズもオリーブも高品質のものを使っているので、満足感が違う。

The Cabin でのラウンジ食

そうそう、別のラウンジ(The Pier)も試してみたが、あまりにも食べ物が貧弱だったので、混雑覚悟でいつもの「The Cabin」に戻ってしまった。同じ空港内のラウンジでも、場所によってこうも違うのかと。

さて、美味しいウエルカムドリンクが出てくるので、搭乗開始時間に素直にゲートに向かった。
ウエルカムドリンクの出ない日本の航空会社の場合は、ラウンジでギリギリまで粘るのは当然だろう。
ビジネスクラスの場合は荷物の格納場所がなくなる心配はないので、窮屈な機内に早く向かっても苦痛になるだけだ。(海外の空港では、時間になれば構わず出発するケースが多いので注意。特にラウンジからゲートまでの所要時間や関門等を把握していない場合は、おとなしく搭乗開始時間にはラウンジを出てゲートに向かおう!)

シート ウエルカムドリンク

今日の機材は、またまた斜めシート。
これ、窓からの景色を眺めることができないだけでなく、変な向きに力がかかることから飛行機酔いしそうな気分になるので嫌いだ。直前にシート変更の案内メールが来たので、機材変更でもあったのかしら?

ウエルカムドリンクは、ココナッツミルクベースのスムージー。ミントの葉が乗せられている。
日本では皆無だが、最近スムーシーを出す海外ラウンジも増えてきているようで、いずれも非常に美味しいので楽しみにしている。日本のファミレスなんかで置いてあるようなものとは水準が違うのだ。

ワントレーで配膳

メインは2択だが、キャセイとかシンガポール航空といった中華圏の航空会社の場合は、過去の経験から中華料理を選ぶと間違いない。前回試しに洋食を頼んだら、見事に中華風洋食が出てきたのだ。
ここは、素直に中華料理で攻めたいと思う。

Steamed chicken with red dates and wood ear mushroom
Steamed chicken with red dates and wood ear mushroom, stemed jasmine rice and kailan(芥蘭)

記されている文字だと魅力的に思えないのだが、ちゃんと期待に応えてくれた。味が全然違うのだ。
カイラン(芥蘭)とは、中国のブロッコリーの仲間らしい。

日本では馴染みのないデーツを使っている点、これが味を出しているというわけではないと思うが、立派なアクセントになっている。
「Steamed chicken」だけを見ると、なぁんだ「蒸し鶏」かと思ってしまうが、やはり中華料理を選んだのは正解だった。日本の普通の中華料理屋に慣れていると、中華料理ってこんなに美味しかったっけ!と思うこと間違いなしだ。



メインは良いのだが、前菜(Starter)扱いの Fresh seasonal fruit の質は芳しくないし、デザートの Salted chocolate caramel tart もタルト側にこだわりがなく出来損ないという印象。
実際問題として、フルーツの質にこだわる航空会社は稀だし、ケーキ類も美味しいことはまず無いので、減点対象にならないだろう。

ということで、前回洋食を選んだ結果★3つに落としたのだが、今回は正攻法で行ったので★4つ。
総合ランキングも全日空(ANA)を抜いて元の5位に返り咲きとした。

※メニュー:ランチドリンク

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/キャセイパシフィック航空:台北桃園(TPE)⇒香港(HKG)

搭乗:[2012/11/4 CX475便]
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★★★雰囲気★★★☆☆
初のJALのビジネスクラスに搭乗するために、わざわざ香港を経由して帰国することにしたわけだが、台北⇒香港間は昨年末にも搭乗したキャセイ航空。

キャセイ桃園空港ラウンジ 椎茸グラタンとチーズパン

香港の超優秀なラウンジ食に備えて、桃園空港のキャセイラウンジでの食事は超控えめにして上の2品だけ。
前回は早朝時間帯にもかかわらず麺コーナーがオープンしていたし、まずまずの品ぞろえという印象だったが、昼前の時間帯でもほぼ同じだったので、選択するものが無かったというのが本当の理由だけど・・
昼間のラウンジ食で比べるなら、ANA成田と同等レベルだろう。(ANA成田の朝は論外)

チェックイン時に窓側にしてほしいと言ったら、2階席があてがわれたが、なんと2階席貸切だそう。CAさん3名を1人で独占することになってしまった。相変わらず香港=台北線の搭乗率は極端に低そうだが、1~2時間ごとに飛ばしている理由が知りたくなる。運賃も安いので、完全に赤字路線だろうに。

ドアが開いていたのでコックピットが見えた 2階席のビジネスクラス
▲左:コックピットが見えた 右:独占した2階席のビジネスクラス

そんなわけで、サービスは至れり尽くせりというのはオーバーだが、ウエルカムドリンクからして何でもOKと案内された。もちろんダイエットコークをお願いしたが、離陸前だというのに缶ごと持ってきてくれた。

しかし、この機材の座席配置は独特。せっかく窓側をリクエストしたのに、全席通路側を向いているので窓からの景色が見れないのだ。しかもななめ配置なので、離着陸時には体が横に押し付けられるような感じになる。
前にユナイテッド航空で反対向きのシートというのを体験したことがあるが(☞ こちら)、通路を歩く人と目が合ってしまうという点でも落ち着けるものではない。

ランチ一式

今までは中華を基本にアジア系料理ばかりを選んでいたので、初めて洋食を選んでみた。

Beef stew with red wine sauce, parsley new potatoes and grilled vegetables
Beef stew with red wine sauce, parsley new potatoes and grilled vegetables

ビーフシチューとのことだが、何となく中華味。
付け合せの野菜が中華炒めになっているから、シチュー側にも味が浸食してしまっているからだろう。
皿の内容的には、過去4回の搭乗で食べた中華系の皿と大差はないのだが、美味しさという面では中華に軍配が上がってしまう。

Smoked duck with mustard potato salad Banana yoghurt cream cake
▲左:Smoked duck with mustard potato salad
 右:Banana yoghurt cream cake

前菜とケーキは、どの料理を選んでも同じものになる。こちらは見るからにエコノミークラスの料理でダメだ。どちらも洋食系だからだと思うが、香港企業なんだから、可能な限り中華を選ぶのが無難という結論になってしまう。(この部分は選べないけど・・)

写真は無いが、ANAと違ってお茶のメニューが豊富な点は好印象。
食後のお茶は Hong Kong style milk tea を注文。こういったオリジナル系は好きだな。

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香港での乗継時間は、わざと2時間以上開けて確保した。というのも、前回時間不足でラウンジを試す時間的余裕が乏しかったことから、キャセイの優秀なラウンジでしっかり食べようとの魂胆からだ。

イタリアン系

向かったのは、洋食系が充実した「THE CABIN」。
前回に続いて、サンドイッチバーから生ハム・サーモン・パプリカ&モッツアレラ・ライスサラダ。最高!

中華系

中華系からは、チャーシュー饅、焼き飯、焼きそばをゲット。饅頭も旨い! さすが香港。

パンとフルーツにフレッシュジュース

パンも焼き立てでフランス並みに美味しいし、フレッシュジュースはグアバを飲んでから、もう1杯はマンゴーで。これもいい。
もっと食べたかったが、今回の旅の最大の目的であるこの後のJALのビジネスクラス機内食が食べられなくなってしまうので、これで打ち止め。

注:ラウンジ食は採点対象外です。

※メニュー:ランチドリンク

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

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プロフィール

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Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 62ヵ国を訪問
43ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
11月:北西部/フランス
11月:フーコック島/ベトナム
12月:Stuttgart,他/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:Sevilla,Málaga/スペイン
3月:台湾㉙、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
7月:イタリア⑰、スイス
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