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ビジネスクラス機内食/トルコ航空:イスタンブール(IST)⇒成田(NRT)

搭乗:[2013/7/16 TK050便]
評価点:総合★★★★★★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★★
帰国便もトルコ航空。日本発は3度乗っているが、イスタンブール発は初めて。
日本の航空会社でも言えることだが、自国発の便で出てくる自国料理の水準は高いのが普通なので、現地発の便に乗ってみたいと思うわけだ。(例:JAL 日本発/日本着ANA 日本発/日本着

例によってラウンジ食だが、イスタンブールのラウンジは全スペースをくまなく回ってみないことには、何があるのか分からないということが判明した。
今回は、入口側の奥にオリーブコーナーがあるのを発見。キッズコーナーの近くで、すぐ横にトルコティーコーナーがある。トルコピザコーナーの奥にはスープとパスタ。これも存在に気付いていなかった。

イスタンブールのラウンジ食から

ミュンヘンからのルフトハンザ便の機内食が思ったよりもヘビーだったので、ラウンジはまたまた控えめに。
毎度同じ料理が並んでいるので、新しいものにチャレンジする必要性も無い。といって、ケーキ類は一切取ったことがないのだが、後の機内食を考えると重量級のケーキを取るのは無謀というものだし、見た目の水準も低そうだ。

機内に入ると、今日は搭乗率3割ほどとガラガラ。それでもビジネスクラス担当のCAさんに加えて、フライングシェフも往路と同様にアシスタントの女性を含めて2名搭乗していたので、合計5名でサービスに当たっていた。CAを減らして客サービスをおろそかにし、経費削減で黒字幅を大きくして自慢するANAとはエラい違いだ。

正規運賃を払ってビジネスクラスに乗るなら、ちゃんとサービス体制を整えている航空会社を選びたいものだ。(個人的に正規運賃でも乗りたいと思う航空会社は、ビジネスクラス搭乗経験のある20社の中でシンガポール航空トルコ航空だけだ。機内食だけでなく、シート、アメニティ、サービス体制、空港ラウンジのいずれをとっても優秀と判断している)

ウエルカムドリンク ゴディバのチョコ

まずは、離陸前のウエルカムドリンク。家内はカクテル、私はフレッシュオレンジジュースをいただいた。
もちろん、ゴディバのチョコレートも付くし、写真には無いが往路と同様にトルコ名物のロクムも配られる。

食前酒のお供

離陸後は、食前酒と共にナッツ。すぐに、メニューに掲載されているアミューズが供された。

カナッペ盛り合わせ
カナッペ盛り合わせ
Assorted canapés


カナッペと記されているが、いわゆるカナッペとは違って竹串に刺さった3品。
中央はチーズと西瓜で、両端が揚げ物という構成だ。



左の揚げ物は、スパイシーな海老の周りにパートフィーロを巻いて揚げたもの。
右のは、いかにも東欧風に味付けられた羊肉のミンチの肉団子に、アメリカンドックのような甘い生地を付けて揚げたもの。

どちらもアツアツ。
海老はイマイチだが、肉団子は羊肉を多用するトルコらしさが出ていて美味しい。(甘い生地は微妙だけど・・)

パン

ここでパンの登場。もちろんバスケットから自由に選択できるし、後で追加も可能。
種類は少なめだが(多い航空会社だと10種類位出てくる)、これが世界標準。ANAには無いサービスだ。

テーブルセッティング 前菜のワゴンサービス

せっかくなので、カトラリーを取り出して並べた写真も載せてみよう。
右の写真は、CAさんが撮ってくれた前菜が並べられたワゴン。今回のCAさんは、写真撮影にすごく協力的だった。

前菜のワゴンサービス全種盛り
前菜のワゴンサービス
Selection from our trolley

  スモークサーモン ホースラディッシュソース
  Smoked salmon with horseradish sauce

  シーフードサラダ
  Seafood Salad

  チキンシーザーサラダ / クルトン
  Chicken Caesar salad / croutons

  詰め物をしたぶどうの葉と「イマームバユルドゥ」詰め物をしたなす
  Stuffed wine leaves and "imam bayildi" stuffed eggplant

  自家製チーズパイ
  Home made cheese puff pastry

  にんにくとハーブ入りのクリーミーヨーグルト
  Creamy yoghurt with garlic and herbs

  ハーブ入りホワイトチーズ / カラマタ・オリーブ
  Herbed white cheese / kalamata


もちろんワゴンサービスとなれば全種盛りだ。日本発の便には(不味いはずの)寿司があるのでそれだけ抜いてもらうが、トルコ発にはそんな無粋なものは無い。

でも、思ったよりもトルコ料理が少なくてちょっと残念。(以下を含めて、☆マークがトルコのスペシャリテ)
世界三大料理のひとつなんだから、半分以上はトルコ料理にすれば良いのに・・
ただ、さすがトルコ発の便だけあって、前菜全体が出来立て感もあって成田発よりも断然美味しい。

詰め物をしたぶどうの葉 イマーム・バユルドゥ

拡大写真はトルコ料理部分だけにしよう。左は、ブドウの葉っぱで米や野菜の煮込みを包んだもので、トルコ料理の定番料理。イスタンブールのラウンジでも何度も食べたお気に入りの料理だ。
右は、「イマーム・バユルドゥ」という、茄子の中に刻んだ玉葱やトマト等にニンニクを効かせたものを挟んだ冷菜で、この類もラウンジでもいただける好物だ。

いずれにしても、東欧の野菜の煮込み料理は、西欧料理とは違った味わいで抜群に美味しい。
東欧に出かけた場合は、煮込み系の料理は外せないと思う。

トルコの伝統的なレンズ豆スープ
トルコの伝統的なレンズ豆スープ
Traditional Turkish Lentil Soup

オリーブタプナードのブルスケッタ
Olive tapenade bruschetta


スープは、トルコのものが出てきた。やはり、こうでなくっちゃ!
でも、ラウンジにあったものと同じという点はいただけない。どうもトルコ航空では、同日の乗継便でも料理が被るので、同じ料理が被らないようにするという配慮が欠けているようだ。トルコ人気質なのかな?

何故か、タプナードを乗せたバゲットも付いてきたが、西欧料理のスープとは違った独特な異国のスープ。美味しいと感じるかは個人差が大きいとは思うが、せっかく世界に旅に出るならご当地料理を楽しみたいものだ。
特に、トルコ料理は世界三大料理と言われるのに日本で食べられる店が非常に少ないので、貴重な体験になる。

シシケバブ
「シシケバブ」
"SIS KEBAB"

ラム肉の串焼き / トマトとピーマンのグリル / なすのクリームピューレ / トルコ風ライス
Lamb skewer / grilled tomato and green pepper / Creamy eggplant puree / Turkish style rice


シシケバブのアップ

メインは3択だが、もちろんトルコ料理を選択。といっても、往路と同じシシケバブというのは悲しい。
往路と違って、ずばり「シシケバブ」と表示されているが、内容的には差がないだろう。しいて上げれば、明らかに焼いた形跡があるか否かの違いだけ。

ただ、さすがにトルコ発の便だ。
スパイス感だけでなく焼き加減も成田発のものとは比較にならない出来だったし、付け合せもぜんぜん美味しい。

クリーミートマトソースのリガトーニ
クリーミートマトソースのリガトーニ
Rigatoni with creamy tomato sauce

バジルソース / サンドライトマト / オリーブ / ルッコラ / パルメザン
Pesto sauce / sun-dried tomato / Olive / arugula / parmesan


家内は何を血迷ったか魚料理を選ばずにパスタを選んでしまった。これも往路の選択肢と同じなので、何を見ていたんだろう?

これを見る限りは、トルコ航空の機内食のレパートリーは非常に少なく、全部が一致するわけではないものの、往復とも同じものが出てきて当たり前と考えてよさそうだ。ちょっと残念だなぁ。

ワゴンデザート ワゴンチーズ

次は、ワゴンデザート。
ミュンヘンからのルフトハンザ便だけでなく、ラウンジでも控えめとはいえそれなりに食べてしまったので、デザートまではとても入らない状況。
それでも何とか食べようと、往路と違ったトルコ菓子は並んでいたので、それとフルーツをお願いした。
チーズは断念。

トルコのデザート
トルコのデザート
Turkish Desserts

  「レヴァニ」、「エクメクカダイフ」/クロテッドクリーム
  "Revani", "Ekmek kadayifi" / clotted cream


家内の選択したデザート
自家製サワーチェリー・シュトゥルーデル
Home made sour cherry stroudel

バニラアイスクリーム
Vanilla ice cream


家内は、チロルやドイツでたくさん食べたアップルステュルーデルらしきものがあったので、それをお願いしていたが、中身はアップルではなくチェリーだった。しかも、一見小豆あん風で、チェリーよりは豆という感じ。
お味の方も、チロルやドロミティで食べたもの方がはるかに美味しいとのこと。

食後のドリンクは、往路では廃止されていたワゴンサービスだった。
食後酒のほかに、珈琲や紅茶に小菓子を乗せてやってきたが、もうお腹いっぱいで珈琲もパスしてしまったからか、小菓子を勧められることもなかった。後でメニューをチェックしたら、オーストリアの有名なデメルのものだって。写真掲載のためにも、もらっておけば良かった。(掲載不可でスミマセン)

以上で、最初の食事はおしまい。

機内の温度が27度と異様に暑く、寝なければいけないのにほとんど寝れずブログの原稿書きをしていたのだが、中間食の配布は無かったようだ。ギャレーにはパンとケーキが菓子が2種類だけ。もっとも、お腹いっぱいでそれらを食べる余裕はなかったけど・・

到着2時間半前の日本時間の朝7時半前に明かりが付いておしぼりが配られ、フレッシュオレンジジュースが配られた。普段はオレンジジュースなど取らないのだが、トルコ航空はフレッシュジュースなので必ずいただく。

2食目の朝食は、昔オーストリア航空で採用していたチェックシート方式。
オーストリア航空側では昨年の段階で廃止されていたのを確認済みだが(☞ ウィーン⇒成田線)、同じ機内食提供会社(Do & Co社)が手掛けているトルコ航空ではまだ続けているということだろう。
トルコ航空の過去の比較はできないが、5年前のオーストリア航空と比べると多少選択肢が少ないかな、といった印象だ。

自由に選べる朝食
自家製スムージー
紅茶(トルコブレンド)+ ミルク
ミューズリーとフルーツヨーグルト
鶏と七面鳥の胸肉
サワーチェリージャム
季節のフルーツプレート
各種チーズ


まずは、メインとパンを除いて選んだものが出てくる。パンは後から。
メインは、この皿をある程度片づけた後に別のプレートで出て来るので、朝からボリューミー。

自家製スムージー ミューズリーとフルーツヨーグルト
左:自家製スムージーサワーチェリージャム
右:ミューズリーとフルーツヨーグルト

鶏と七面鳥の胸肉 焼き立てパン
左:鶏と七面鳥の胸肉  右:焼き立てパン

トルコ風ほうれん草のパイ
メイン:トルコ風ほうれん草のパイ
Turkish style spinach puff pastry

  チキンソーセージのグリル
  モッツァレラのパン粉焼き
  チェリートマト

  grilled chgicken sausage
  mozzarekka pane
  cherry tomato


さすがに完食は無理で、パイの半分を残してしまった。
家内はもっと控えめに頼んでいたが、メインは完全にパスしていた。

トルコ風ほうれん草のパイの断面 モッツァレラのパン粉焼きの断面
左:トルコ風ほうれん草のパイ  右:モッツァレラのパン粉焼きの断面


以上で、12日間でドイツのノイシュバンシュタイン城を皮切りに、オーストリアの北チロルと東チロル、イタリアの南チロルとドロミティを周遊してきた今年の夏休み旅行の旅程はすべて終了。
この次の海外旅行は、10月3連休のハンガリーまで開くので、懸案だった食べログの日記に掲載していたビジネスクラス機内食の記事の移植作業を行いたいと思う。
出来れば、2007年の初めてのビジネスクラス搭乗時の分まで遡って移植作業を完了させたいと思っている。

※メニュー:1食目(日)(英・トルコ語)飲み物・2食目(日)(英・トルコ語)

成田⇒イスタンブール線のビジネスクラス機内食(往路)
ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/トルコ航空:イスタンブール(IST)⇒ミュンヘン(MUC)

搭乗:[2013/7/6 TK1637便]
評価点:総合★★★★★★★★★★サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
イスタンブールで2時間の接続でミュンヘンまで約1600Km、2時間半のフライトだ。

メゼコーナー ケーキコーナー
▲左:メゼコーナー  右:デザートコーナー

フルーツコーナー 鉄板焼きコーナー
▲左:フルーツバー  右:鉄板焼きコーナー

すでにお腹いっぱいで、ラウンジ(THY CIP LOUNGE)では、ほとんど食べることができず、悔しい思いをしてしまう。次回からは、エコノミーでイスタンブール経由というのも検討しようかなぁ・・

ということで、その場で焼き上げるトルコピザとメゼとフルーツを少しだけ。

トルコピザ

前回のレポートのほかに、今回はチーズワゴンが回っているのを発見。それから、種類豊富なフルーツバーもあった。やはり、ここのラウンジは半端でない。
私が経験した世界の空港ラウンジ(約40か所)に限るが、ダントツの1位と言って良さそうだ。

メゼと焼き野菜

欧州域内線となると座席はエコノミーの隣席ブロック型になるが、トルコ航空の場合はシートピッチが広めなので意外とゆったりした感じになる。

もちろん離陸前のウエルカムドリンクに加えて、成田からの便でも出たトルコ銘菓のロクムも同じように供された。エコノミー席との境界がカーテン1枚なのでわかったことだが、エコノミー席にも配っていた。ということは、全席共通のウエルカム・ロクムということか。

ウエルカムドリンク

トルコ航空の欧州域内線は、前菜とメインが別々に供される。
日本の航空会社の長距離路線と同じ構成内容を、短距離の欧州域内線で出してしまうのだからすごい。

Assorted Turkish Appetizers
Assorted Turkish Appetizers

まずは、前菜から。
3択のメインにあるチキンが強制的に選択されて出てしまったのかと思えるほどのボリュームだが、今回も先ほど乗ってきた成田発の便で出た料理と同じサーモンタルタルが出てきた。

味付けが先ほどの方が上品だったという違いはあるものの、なぜ乗り継ぎ客が同じ料理に当たらないように、下りと上りの料理を分けないのか不思議だ。素晴らしく客を見ている会社の割には、抜けているところもあるんだな。

チキンの下に隠れていたメゼ

ローストチキンの下に隠れているメゼは、成田路線のものよりも美味しい。さすがトルコ発の便だ。
イスタンブールの(特に国内線側の)ラウンジで出されるメゼも抜群なので(☞ トルコ航空国内線ラウンジ情報)、今回の旅の最後に初めて搭乗する帰国便が楽しみになる。

from ovenfresh bread selection Mediterranean Salad
▲左:ovenfresh bread selection  右:Mediterranean Salad

ビジネスクラスの客は家内と私ともう一人の3人だけというのに、パンはバスケットで出てくるし、しっかり温められていた。これもすごい事だと思う。

3択のメイン料理も注文後すぐに出てきたので、事前に必要数以上を作ってあったのだろう。
廃棄ロスを厭わないということだ。客を見ているサービスだと思う。

あ、廃棄ロスは地球環境に優しくないといった議論は、ご自身がそう言った行為を絶対にやっていないし加担もしていないと自信を持って言える方に限定していただきたいものだ。特に企業が標榜するエコなんて、ほとんどが単なる経費削減目的をすり替えているだけなので、騙されてはいけない。
私は、エコでも募金でも客だけに負担を求めて自社の負担はまったくないといった、良いイメージだけをタダ取りしようとする企業、つまり自分自身も痛みを分かち合おうという姿勢の無い企業に対してはマイナスイメージを持ってしまうクチである。募金活動なら募集するだけでなく自社も多少は募金額に上乗せするのが筋だと思うわけで、特に1円も上乗せせずに社長や重役が募金先に寄付金を渡しているような写真を公表している企業などは、拒否反応を起こすのだ。

またまた脱線してしまった。
本題の機内食の話に戻ろう。

Grilled Sea Bass Fillet
Grilled Sea Bass Fillet
ratatouille / rosemary potatoes


メインは3択で、肉・魚・パスタからのチョイス。
家内はお腹いっぱいでどうせ食べられないからと、私と違うものを選んだ。
私も引き受ける余裕がまったくないので、味見できず。

Spiced Chicken Brochette
Spiced Chicken Brochette
sauteed leaf spinach / buttered rice


で、私はチキンケバブをチョイス。成田路線のラムケバブと違って、スパイスが効いて美味しい!
となると、なぜ長距離路線側にスパイスを使っていないのか疑問がわいてくる。

Assorted Cheese DO & CO's Chocolate Mousse
▲左:Assorted Cheese  右:DO & CO's Chocolate Mousse

デザートはチョコムース。
家内は食事をほとんど残しているのに、おいしいと全部食べていた。女性はデザート別腹なんだな。
私も半分だけいただいたが、軽いムースながらも確かに美味しい。でも、前に食べたことがあるような気が・・

※メニュー:機内で配られたもの

成田⇒イスタンブール線のビジネスクラス機内食
ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

※この記事は、イタリア 南チロルに滞在中の宿から登録しました。

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/トルコ航空:成田(NRT)⇒イスタンブール(IST)

搭乗:[2013/7/6 TK051便]
評価点:総合★★★★★★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★★
今年の夏休みは、2年前に気に入ってしまったイタリアの南チロルを中心に回ることにした。

家内がノイシュバンシュタイン城に行きたいというので、ドイツのミュンヘンからレンタカーで向かうことにしたが、今回もANAのマイレージ特典でトルコ航空のビジネスクラスを確保。燃油代が他社と比べて安いというのも魅力だが、機内食・サービス・シートのいずれも私のお気に入りということで、昨年の搭乗直後に確保しておいた。

ANA成田ラウンジ食 ANA成田ラウンジ食のホットミールとサラダはこれで全部

搭乗前の時間潰しは1年ぶりのANA成田ラウンジになるわけだが、相変わらずラウンジ食はひどいものだ。先月同じ朝の時間帯で試したJALのラウンジ食(☞ こちら)と比較しても雲泥の差、1年前と比べてホットミールが1品増えただけでまったくと言ってよいほど変わっていない。

念のためそのホットミールを試食してみたが、焼きそばは具が増えた分だけマシになったもののミートボールはイマイチ。モロに既製品という感じだ。
サラダは1種類だけ。ドレッシングも市販のパック入りが2種類だけで、JALとの差は歴然としている。

ウエルカムドリンクのカクテル2種 ゴディバチョコレート
▲左:ウエルカムドリンクの Fresh Turkish LemonadeFresh Raspberry Soda
 右:ゴディバチョコは、板チョコ5種からの選択から箱入り1つに変わった

さて、魅力のないANAのラウンジ食はこれだけにして、優先搭乗でさっさと機内に乗り込んだ。
トルコ航空ではウエルカムドリンクとゴディバのチョコレートが出てくるので、早めに搭乗して楽しもうではないか。

今回は、ノンアルコールのカクテルが2種類あった。マドラーに内容が記されていたので選びやすい。こういった配慮が、会社としてのサービス姿勢の表れだと思う。
前回と前々回が5種のミニ板チョコだったゴディバは、箱入りのもの1つだけになってしまった。板チョコを1枚しか取らなかった人(私)には、レベルアップだが、全種類取っていた人(家内)にはレベルダウン。

でも、ドリンクだけというのが普通だから、出てくるだけ立派だ。それも高級品の代名詞であるゴディバのチョコだし。

ロクム

離陸後、すぐに出たのはドリンクではなくて、トルコ銘菓の「ロクム」。爪楊枝に刺した状態で取らされるので、粉がこぼれてしまう。
昨年現地で買ったものよりは、ナッツ入りで高級感のあるもの。

続いてメニューが配られたが、記入欄は残っているものの過去2回先方が失敗している搭乗客の名前を入れることは廃止されたようだ。
食前酒のサービスは、個々に注文を取ってからおつまみ(ナッツ)といっしょに持っきてくれる。

トルコの酒「ラク」 ダイエットコーク

私は飲めないのでダイエットコークだが、家内はすっかりはまってしまったトルコのお酒「ラク」(エフェス・フレッシュグレープのラク)。
ナッツは4種のミックス。もちろん袋入りを配るといった手抜き仕様ではなく、ちゃんと器に入れて出してくれるし、安物の代名詞であるピーナッツなど入っていない。

カナッペの盛り合わせ
カナッペの盛り合わせ

食前酒が飲み終わった頃に、いよいよコース料理のはじまり。
最初のアミューズは、タコ焼き(!)と、家内によると山羊乳のものだったらしいチーズをスライスズッキーニで巻いたものに、茸か貝の類ではないかと思われる旨味たっぷりの黒い物体の入ったミニパイ。

両端のタコ焼きとパイは温めてあり、中央のチーズは冷たい状態だから、地上で盛り付けたものをそのまま出す航空会社が多い中では、素晴らしい手の入れ方。さすが専属シェフを乗り込ませているだけある。(詳細は過去レビュー参照)

パンはバスケットから選択 パン皿が変更された

パンは当然バスケットからの選択。
前回まで、まさかパンを乗せる皿だとは思えなかった皿には、バターと塩胡椒が乗せられ、パンを置く皿はミニバスケットが使われるようになった。まさか、私が書いた過去2回のレビュー記事を見て改善したわけではないだろうが、ちゃんと客を見ている姿勢が出ている。

その点、ANAは直接改善要望を出しても何もしないのだ! 特に中距離深夜便のエコノミーで到着2時間半前にたたき起こされる点は、数年前に要望した直後は改善されたものの、結局元に戻ってしまった。羽田深夜便当初は起こさない配慮をしていたのに、それもやめてしまった。
結局彼らは人件費削減優先なのだ。人を増やすという発想が無いから、労使交渉でも解決できないのだろう。見た感じでは2時間半前にたたき起こす必要性はまったく感じないので、労使交渉の前の問題かもしれない。結局犠牲者は搭乗客になるというわけだ。月曜朝着に乗って、そのまま出勤しようという方は、間違っても使ってはいけない航空会社だ。
あ、またまた脱線してしまった。失礼。

前菜のワゴンサービス
前菜のワゴンサービス
Selection from our trolley


前菜はいつもの通りワゴンサービス。7種類の中から自由に選べるが、メニュー表記上の違いはあるものの、昨年7月と90%同じ料理。同じ月の便だから仕方ないと考えるべきか?
いつもの通り、寿司抜きの全種盛りをお願いした。

前菜6種盛り
アーティチョークのオリーブオイルマリネ
Artichoke marinated in olive oil

なすとピーマンのソテー トマトソース
Fried eggplants & green peppers with tomato sauce

海老のニース風サラダ
Prawns on nicoise salad

ミックスグリーンサラダとローストビーフ
Mixed green salad with roast beef

水牛のモッツアレラとトマト
Buffalo mozzarella and tomatoes

ベジタリアンの春巻
Vegetarian spring rolls


なすとピーマンのソテー トマトソース

この中での注目はコレ。
なすとピーマン(パプリカ)とトマトと言えば、フレンチならラタトゥーユ、イタリアンならカポナータだが、仏伊間の違いはほとんどないものの、トルコ料理となるとまったく違う味わいになる。

アーティチョークのオリーブオイルマリネ アーティチョークの断面

アーティチョークのオリーブオイルマリネも独特。
トッピングがいかにも冷凍ミックスベジというのも陳腐だが、アーティチョークはオリーブオイル感が全くなくて、単なるピクルスだった。

マッシュルームスープ フレッシュチャイブ
マッシュルームスープ フレッシュチャイブ
MUSHROOM SOUP
Fresh chives


相変わらず日本語メニューのスープは ≪前菜「または」スープ≫ という表記のまま。
英語では「and/or」なので翻訳ミスなのだが、気づかないのだろうか?

最初にスープは要りますか? と聞いてくるので、絶対に頼もう!
というのも、機内食を手掛けている「Do&Co社」のスープは美味しいのだ。

ANAは出ないので関係ないが、スープを出すJALと比べれば、出来の違いは明らか。
今回は、マッシュルームが半端でないほど濃厚なお味。天然食材100%では無さそうだが、美味しければ問題ない。(私は無化調信者ではないのだ)

羊肉の串焼き
羊肉の串焼き
ハーブバター / トマトとピーマンのグリル / なすのクリームピユーレ / トルコ風ライス

LAMB BROCHETTE
Herbed butter / grilled tomato & green pepper / Creamy eggplant puree / Turkish style rice


メインは、トルコ料理、麺類、和食からの選択。
もちろん私はトルコ料理を選ぶわけだが、前回と同じケバブ。トルコ航空は、翌年であっても同じ月に搭乗するものではないな。

前回のように硬い肉ではなかったが、相変わらず全然スパイス感が無いし、串焼きのくせに焼いた感じもしないので美味しくない。
付け合せのトルコ風ライスと茄子の煮込み風(右下)が良かったので、まあ満足。

鶏もも肉のロースト
鶏もも肉のロースト
胡麻ソース、付け合せの野菜とポテト、季節の漬物

ROASTED CHICKEN THIGH
Sesame sauce, Mixed vegetables and potato, Seasonal Japanese pickles


家内は羊肉がダメなので、必然的にこちら。もう一つの「うどん醤油」は選びたくないよな。
胡麻ソースは、いわゆる胡麻ダレ、右下の蓮根は土佐煮バージョン。
外国の航空会社で和食を頼んだら悲惨なことになるという典型だ。

それにしても、メインはどうにかならないのだろうか。
前菜・スープが良いだけに、メインの水準の低さが目立ってしまう。

デザート&チーズワゴン トルコのデザート
▲左:デザート&チーズワゴン  右:トルコのデザート

最後はワゴンデザート&チーズ。これも昨年とまったく同じ構成。
ここは季節ごとに変える必要がないので、1年中同じかも?

家内のチョイス 私のチョイス

家内はチョコスフレとアイスクリームにフルーツ、私はチーズ3種とチョコスフレにフルーツという選択。

トルコのデザート
トルコのデザート

あとはトルコのデザート。これは外せない。
家内がトルコの酒「ラク」にはまったのと同じように、私はこの劇甘のデザートにはまっているのだ。もちろん一皿をひとりで食べるのは無理だが、家内と半分ずつシェアで。

トルコのデザートの中身

見た目は3種類だが、中身は恐らく同じだと思う。
この緑色の豆をベースにしたはちみつたっぷりのペースト状の餡が美味しいのだ。
ただし、香辛料が含まれていて独特な味わいなので、普段食べなれないものが苦手な人や甘いもの苦手な人は頼まないように。

最後はトルコ珈琲で締めたが、前回付いたロクムが最初に出てしまったせいか、小菓子が何もつかなかった。結構さびしい気がする。

食前茶(?)

ずっと起きてトルコポップスを聞きながらこの記事を書いていたが、到着3時間前に中間食の配布。中間食というよりは、2食目配膳の1時間前だから食前茶かな?
珈琲か紅茶はどうかと尋ねられて、プチケーキが乗っていたというもの。

チョコケーキ

このプチケーキ、ワゴンデザートのケーキより美味しい(コストがかかっている)のは、何とも。この水準のケーキを、食事の時にも出してほしいのだが・・


イスタンブール到着前の2食目。
メニュー表記は微妙に違うのだが、これも昨年とまったく同じと言ってよいものなので簡単に。

サーモンのタルタル
サーモンのタルタル

前回とまったく同じなのでコメント無し。

いんげんのオリーブオイルマリネ、水牛のモッツアレラとトマト
いんげんのオリーブオイルマリネ
水牛のモッツアレラとトマト


いんげんのアプローチが微妙に違っていた。
今回は、フレッシュトマト感がたっぷりで美味しいと思ったのだが、加熱トマト嫌いの家内は拒否。おかげで、2人分を楽しめた。

リガトーニ トマトソース
リガトーニ トマトソース
アーティチョークとなすとズッキーニのソテー、モッツアレラ


家内はラムがダメなので必然的にこちら。
ほとんど残していたのは、前回のサルサ風味のソースでなかったからだ。

ラムチョップ ハーブバター
ラムチョップ ハーブバター
ほうれん草のソテー / タイム入りニョッキ


私は前回と同じラムチョップ。

ラムチョップ

前回と同様にやわらかで癖もなく食べやすいのだが、次の写真にあるように表面を炙っただけで完全に生という状態。

ラムは実質生肉だ!

一般的に海外でステーキをレアで頼んでも、良くてミディアム、ひどいとウエルダンで出てくるわけだが、ここまで肉を生で食べさせる国があるのかと驚いた。
日本では生のラムを食べる習慣はほとんど無いと思うが、羊肉専門店に行くと生の羊肉のたたきなんかもあるので、これはこれでOKだと思う。私は好きだ。

チーズケーキ
チーズケーキ

デザートは前回と同じ。

ということで、昨年とまったく同じメニューを出してきた「Do&Co社」の企画力の乏しさが証明されてしまった。
つまり、季節を変えれば違った機内食を楽しめると思うが、年が変わっても同じ月に搭乗してしまうと、機内食もまったく同じものになってしまうということ。言い換えれば、機内食を楽しみにトルコ航空のビジネスクラスを常に選ぶことはできないということだ。

そうそうビジネスクラスに乗れるわけではないことから、他社でも同じ月で年が違うパターンでの機内食が同じになるのか不明だが、少なくとも日本の航空会社ではありえない。
こういった部分は比較不可能なので評価対象外だが、トルコ航空を選ぶ方は搭乗季節が同じにならないように注意していただきたい。

※メニュー:1食目(日)1食目(外)2食目・飲み物(日)2食目(外)ドリンク(外)ワインリスト(外)

1年前の同じ便でのビジネスクラス機内食
2年前の同じ便でのビジネスクラス機内食
ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

※この記事は、イタリア フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州に滞在中の宿から登録しました。

テーマ : ビジネスクラス機内食
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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 61ヵ国を訪問
42ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
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今後の旅行計画
8月:イギリス⑤,アイルランド
8月:台北/台湾
9月:リトアニアポーランド
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
12月:Stuttgart/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン⑭、他
丸数字:累計訪問回数

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台湾/高雄・市議會駅: 周記当帰鴨 [周記當歸鴨] 2017/07/06
台湾/高雄・市議會駅: (201)侯記鴨肉飯 2017/07/06
台湾/高雄・西子灣駅: 重慶涼麺 [重慶涼麵] 2017/07/05
台湾/高雄・巨蛋駅: 富民路無名鴨肉麵 2017/07/05
台湾/高雄・西子灣駅: 羅師傅麵食館 西灣店 2017/07/04
台湾/高雄・市議會駅: 三民市場鴨肉飯(三民街無名鴨肉飯) 2017/07/04
台湾/台南: 黄記鱔魚意麺 [黃記鱔魚意麵] 2017/07/03
ビジネスクラス機内食/エミレーツ航空:ドバイ(DXB)⇒羽田(HND) 2017/07/02
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