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ビジネスクラス機内食/全日空(ANA):デュッセルドルフ(DUS)⇒成田(NRT)

搭乗:2016/2/10 NH210便
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
機材故障でTAPポルトガル航空のリスボン⇒ワルシャワ便が遅れてしまったおかげで、楽しみだったLOTポルトガル航空のワルシャワ⇒成田便に乗れなくなってしまった。振り替えられたのがANA便だったが、体調が悪いこともあって承諾してしまった。本当は、翌日のオーストリア航空便なんかに期待していたのだが、仕方ない。(ちょっと話は出ていたのだが、ANA便が取れてしまったらしくて消滅してしまった)

マデイラ島から体調不良が続き、ここで初めて体温計を借りて熱を測ったら、出発時で37.8度、到着時で37.6度。食欲がそれほど落ちないところが我ながら凄いとは思うが、本調子ではないことは確かだ。
ということで、無理せず機内ではひたすら寝ることにしたので、機内食の紹介は簡単に写真ベースで済ませたいと思う。これで20回目のANAビジネスクラス機内食紹介記事になるので、同じ事をダラダラ書いても仕方ないだろう。

アミューズ
アミューズ:パテ・ド・カンパーニュとオレンジのカナッペ風、
クリームチーズのプンパニッケルサンド、オリーブとほおずき


ドイツ発らしいアミューズだと思う。
フレンチのパテ・ド・カンパーニュはドイツ仕様なのか味わいが全然違うし、プンパニッケルサンドはドイツパンで作ったサンドイッチ。パリ発よりはマシだけど、美味しいものではない。

前菜とパン・カトラリー一式

この写真を見れば、エコノミークラスのようにトレーで出してくるJALとの違いが分かるだろう。
洋食を頼んでも、ちゃんと箸が付いてくるのも日本の航空会社なら当然だと思うが、JALは付いてこない。
唯一、JALにはバターナイフが付く点だけが勝っている。

鴨のスモークとバルサミコチェリー サーモンムースとグリーンピースのピューレ
鴨のスモークとバルサミコチェリー サーモンムースとグリーンピースのピューレ

前菜は、派手な色使いがドイツらしくないかも。
お味の方は、十分ドイツらしさが出ているのだが・・(つまり美味しくないということ)
どれもお題通りではあるものの、シンプルというか深みがない。特に鴨はひどかった。

3種のブレッド バターとオリーブオイルとともに
3種のブレッド バターとオリーブオイルとともに

メニューには3種のブレッドと書かれていたが、もう1種類は後から出てきたのでパスしてしまった。失敗!
パンもパリ発よりも美味しい。(美味しいはずのパリ発のパンが不味いのは、ホントに謎だ)

サーモンのソテー トマトクリームソース
サーモンのソテー トマトクリームソース 根セロリのピューレを添えて

2択のメインは、魚料理をチョイス。やっぱりステーキって頼みたくないのだ。
期待はしていなかったが、なんともひどいサーモンの質。北欧に近いというのに、パサパサのチリ産ではないかと思えるようなものが出てきた。
前菜でサーモンを使っているのに、メインにサーモンを持ってくる点でも考慮不足は明らか。

ソースは、いちいち書くに及ばず。
野菜だけは美味しくいただけた。

チーズ
チーズ

コースメニュー側にチーズとフルーツが記されているが、たぶん「軽めのお食事」でお願いできるものと同じ。それによると、ジャーマンブリーとジャーマンブルーとのことだ。

昔はコース側に記載がなかったので、デザートが終わった後に追加注文するしかなかったが、デザートの前にいただけるようになったのは改善点だ。
でも、この不味いパンだけはなんとかしてほしいなぁ・・


パッションフルーツムース、チョコレートケーキ

メニュー上のデザートのケーキは「または」表記なのだが、2種類ともいただける。
なぜ「または」表記にするのか不思議だ。
JALに比べたら、遙かに優秀。ちゃんとした(?)ケーキが2種類用意されている。

*****

軽めのお食事は、2食目のデザートにアイスクリームを付けてもらっただけでパスしたので、到着前の2食目の紹介に移る。
もちろん洋食を選択している。

到着前の洋食セット

うん、やっぱりJALとは雲泥の差だ。ちゃんとセット構成になっている。

スペイン風オムレツ 豚肉と白インゲン豆の軽い煮込みを添えて
スペイン風オムレツ 豚肉と白インゲン豆の軽い煮込みを添えて

ただし、お味の方は伴っていない。
いや、十分こだわりは見せてくれているので、洋食系にウルサイ私の感想にすぎないだろう。

ブレッドフルーツ
ブレッド バターとジャムとともに
フルーツ

ここでの注目は、フルーツが「軽めのお食事」のものと違ったこと。
いつも同じものを出して芸がないと書いていたので、これも改善点。本当に、ANAの機内食は改善方向に着々と進んでいるようだ。

ということで、昨年10月のヘルシンキ⇒成田線で体験したJALの長距離路線ビジネスクラス機内食と比べれば、かなり優秀であることを予定よりも早く再確認できてしまった。
現時点でJALが優秀なのは短距離路線だけと評価しているが、ANAの短距離路線搭乗実績が少ないことから、一度短距離路線を特典航空券で発券して乗り比べてみる、もとい食べ比べてみる必要性を感じている。
ANAに乗らなくなってマイルが貯まらなくなっているので、実現は来年になってしまうと思うが・・

※メニュー:和食洋食軽めのお食事到着前の洋食

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/全日空(ANA):成田(NRT)⇒パリ(CDG)

搭乗:2015/5/1 NH205便
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆
2015年のGWは、フランスのボルドーからバスク地方を経由してスペインの未訪問州の残りを家内と共にまわることにした。
往路のANAパリ便は、昨年9月に引き続きビジネスクラスにアップグレードされたので(3回連続なので、ANAライフマイル50万マイル達成が効いているのかも?)、いつものように即日登録で紹介したいと思う。(☞ 2014.9搭乗の同一路線レポート

まずは成田のANAラウンジだが、炭水化物オンパレードの低水準のまま全く変わらず。今日の日経新聞にラウンジサービスを強化して増益になったなんて書いてあったけど、記者は何を根拠に記事を書いているんだろう?
エコノミークラスの機内だけでなく、昨年はラウンジまで逆流性食道炎を起こすペプシ・ネックスに変わってしまってがっかりしたのだが、これはコカコーラ・ゼロに戻った点だけが救いだ。

成田ANAラウンジ食

朝食抜きだったので軽くいただいたが、初登場は真っ黒なご当地焼きそば。
地名は失念したが(東村山だったか?)、相変わらず具材がほとんど無い「麺だけ」の炭水化物。
味も濃すぎて、高血圧には良くないなぁ・・

スープは、クノールをちょっと加工した感じのパンプキンポタージュ。
5年位前にスープが初登場した時の大手スープチェーン製の高級スープに戻す意識もないようだ。日経記事がANA発表のコピペだったとしたら、腹が立つ。
サラダのドレッシングなんて、3種表示されていたのにあるのは2種だけ。補充もされなかった。

もうひとつ、いつものリンツチョコレートが無かった。
過去出していた高級食品を外しているのに、どこが強化しているって??
追記:愛読している旅レポートのayaさんからのコメントによると、単に補充されていなかっただけのようだ。

*****

離陸前のウエルカムドリンクは、スパークリングワインかオレンジジュースで変化なし。
機内食は、いつもの通り洋食をお願いした。
今回の洋食は、京都木屋町にある「レストランよねむら」のオーナーシェフである米村昌泰氏とのコラボレーションだそうだ。

日本のミシュランに載っている店らしいが、搭乗前日のオートチェックインの段階でアップグレードが確定していたので、ちょっと調べてみたものの、私が嫌うフランス料理と和食の創作料理とのことで期待できそうもない。
どうせ最近多い料理人としての大した実力も無いのに、ちょっと変わったことをやったりマスクが良いことからマスコミが煽って名を上げたシェフだろうというのが予想ベースだが、どうだろう?

アミューズ

アミューズは、いつもの3品盛り。
例によって和食と洋食の共通となっているので、和食+洋食+チーズバーという構成。

姫皮たけのこ寄せ おくらのピューレ添え
姫皮たけのこ寄せ おくらのピューレ添え

これは和食で、私のテリトリー外。
姫皮たけのこって、超小型の筍の本体ではなく皮の部分だと思うが(品種が違う?)、単なる和食っていう感じで感動は無いな。
トッピングの濃い緑のソースが「おくらのピューレ」らしいが、これもオクラという味がしない。
もっとも、アミューズなので一口で食べてしまったから、個々の食材の味を味わえなかったのかもしれないが。

鰊のマリネ フェタチーズとセミドライチェリートマト
鰊のマリネ フェタチーズとセミドライチェリートマト

洋食側は、しっかり洋食らしい構成になっているが、市販品の盛り合わせみたいなもの。

ニシンのマリネは、ほとんど〆鯖のニシンバージョンだ。
焼き魚で食べるニシンは美味しい魚だとは思えないが、これなら〆鯖と変わらない感じ。
脂が乗っているので、スーパーで売っているようなパック入りの安物〆鯖よりも美味しい。

残りは市販品だろうが、セミドライチェリートマトは甘味と酸味の調和が美味しかった。
一般市販品なら、メーカーと品名が知りたいな。

2種の胡麻のチーズバー
2種の胡麻のチーズバー

相変わらず胡麻が好きなようだが、今回のチーズバーは変に胡麻ばかりが主張することはなく、チーズとのバランスを保っていた。
個人的には趣味でないが、2種の胡麻というぐらいだから、ちゃんと考えて作られたのかな?
毎度の単に胡麻を加えただけという低レベルのものではなかったという事だ。

ここからが、コラボレーションメニュー。

豆乳のババロア 蒸し雲丹とアスパラゼリー添え 軽い燻製の帆立と共に
アペタイザー
豆乳のババロア 蒸し雲丹とアスパラゼリー添え 軽い燻製の帆立と共に


一応洋食を選んでいるのだが、完全に和食といえる料理が出てきた。
別に和食メニューがあるのだから、洋食メニューに和食を入れるなんてやめてほしいと思ったわけだが、ちゃんと和洋折衷創作料理のシェフという情報をインプット済みだったので、まあ想定内。
両脇に控えめに載っている燻製帆立を単独でいただくのが、一番マシだった。

豆乳のババロアをアップ

ババロア側のお味は、三流料理研究家でおなじみの何でも組み合わせれば良いという料理の典型。
メニューに記されていないが、バジルの種に水を付けたもの(イタリアンで出てくる)に、蕗みたいな和食系の水煮と、キャビアもどきという組み合わせ。なんとも安直に感じてしまう。

念のため全部を合わせていただいてみたが、何でもない。
これで想定外の美味しさだったら、それこそ一流シェフなんだが、やっぱり三流だ。

ブレッド
ブレッド
3種のブレッド 蒜山ジャージーバターとオリーブオイルとともに


ここで、パンの登場。
前回のイタリアンシェフとのコラボで美味しかったパンよりは劣るが、まずまずの出来栄え。
しかもオリーブオイルも言えば付けてくれるので、今まで通り過剰に多く盛ってくる塩と胡椒の使い道もできた。
オリーブオイルに、たっぷりの胡椒と塩を加えれば良いのだ。

実は後から追加する形で出てきた3種目のパンであるバゲットの写真を撮り忘れた。
機内で書いているので確認できないが、恐らく昨年8月に搭乗した際に出てきたものと同じだろう。
ANAオリジナルブレンド北海道産小麦粉100%、フランス産天然酵母を使用しております
と記されていた。
これで、一昨年まではダメダメのANAのパンが恒久的に良くなったことが確認できた。(ラウンジのパンはダメだけど・・)

甘鯛とフォアグラのポワレ あさりと赤パプリカのソ-ス
甘鯛とフォアグラのポワレ あさりと赤パプリカのソ-ス
ペンネとトウモロコシのゴルゴンゾーラリゾット添え
[338 kcal]

2択のメインディッシュからは、魚料理をチョイス。
肉料理は「ビーフシチューとハンバーグ ふきのとうとクレソンのクリーム煮添え」と、和の食材を使っているので選択の余地は無い。特に和食独特の香味野菜は、ほぼ全滅なので蕗の薹は絶対に無理だ。

しかし、和食系ではないつもりだったのに、これも和食というか洋食というか微妙な線だ。
甘鯛はふっくら柔らかい仕上がりだが、下味の塩の浸透加減がなんとも和食風。
ソースは、ちゃんとベースを作っていない手抜き仕様でフランス料理ではなく日本食の範疇に入る洋食料理。

フォアグラをアップ

ではフランス料理の代表的食材のフォアグラはどうかというと、ほとんどレバーという食味の粗悪品でダメ。
間違いなくハンガリー産のフォアグラだと思うが、ブダペストの21 Hungarian Kitchenで大量にいただいた、本来の味のしないフォアグラを思い出してしまった。

それだけでなく、ソースが魚料理と兼用なのに単に焼いただけで、それに合わせる加工すらしていない。
リゾットなんて、家庭料理の延長のような平凡なお味で論外だ。

ということで、予想通りレベルの低いシェフの料理で残念な結果だった。
単なる組み合わせ程度の創作しかできないようでは、日本のミシュランの審査基準なんて信用に値しないだろう。
ましてや、フレンチに和食テイストを加えるわけではなく、既存の和食と洋食の中間みたいな料理で創作料理なんて、よく言えたものだ。創作料理で名を売るなら、誰も作ったことが無いような美味しいソースとか、意外な組み合わせで抜群に旨い料理を出してほしいものだ。
ANAは、コラボレーションを組む相手先をよく吟味すべきだろう。
三流シェフを採用したって先方の宣伝戦略に乗せられるだけであって、ANAのイメージアップにはつながらないのだ。


デザート
チョコのゼリー ウフ・ア・ラ・ネージュ添え
グレープフルーツのゼリー 苺のコンポートと共に


デザートも「よねむら」とのコラボメニューとなっていた。
プレミアムエコノミー席でも、デザートでコラボメニューを楽しめることが多くなった気がするが、所詮三流シェフの作ったメニューだ。お題で予想したものとは違う、出来の悪いデザートだった。

何が出来が悪いかと言うと、再三書いてきたとおり何でも組み合わせれば創作だという単純なアプローチ。
主張の強いグレープフルーツに、まさかカスタードを合わせてくるとは。激不味!!

チョコのゼリーは、安物ココアのババロア風。
そこにマンゴーピュレとクリームを合わせてきたが、こちらは不味いわけではないが何も考えていない感じ。
家内も選んでいるが、よく研究されているコンビニスィーツの方が断然美味しいとの評だ。

チーズ
チーズ(クロミエ、ゴルゴンゾーラ)

チーズは、昨年9月とまったく同じ構成。
前回も書いているが、こちらのパンの不味さも相変わらずだった。
なぜ本体側を変えた時に変えなかったのだろう?
まさか、お役所らしくデザート部門が違うという縦割り組織だから?

フルーツ プラリネ
左:フルーツ  右:お茶のお供の小菓子

フルーツは、前回良くなったのに元の低水準のものに戻ってしまった。
最後はお茶と小菓子(プラリネチョコ)でおしまい。

と思ったら、ミニボトルに入った3種の食後酒が回ってきた。ここも昨年からの改善を感じた点だ。
もうひとつ、今まで無かった料理の説明が、一部の担当者だけのようだが有ったことも大きな改善だ。
これでサービス点は文句なく★5つを付けることができる。

続いて、家内が頼んだ和食の写真を紹介しておこう。
味見している料理はコメントを入れたが、新型内装機は隣席との距離があるので、コミュニケーションがしづらいという欠点があることから、食べ物のシェアは事実上不可能だ。

前菜・お造り・小鉢
前菜・お造り・小鉢

前菜
前菜:筍桜葉寿司 山葵木耳昆布 菜の花昆布浸し 大阪あい鴨ケチャップ煮 花びら百合根

このうち、大阪あい鴨ケチャップ煮を一口いただいたが、合鴨という味ではなく普通の鶏肉的なお味。食べたことのない大阪あい鴨とは、そういう肉質なのかと。
和食にケチャップか? と思ったケチャップ感は無かった点が救いだが、洋食料理だ。

お造り
お造り:サーモントラウト昆布〆

これも一口食べてみたが、機内食という制約があるから仕方ないものの、お造りというのは無理があるなぁ。
スモークサーモンを軽く加熱したのか、塩漬けサーモンを軽く燻した感がある。

小鉢
小鉢:胡麻酢浸し 真烏賊

家内は、これが一番美味しいと。

主菜・御飯、味噌汁、香の物
主菜・御飯、味噌汁、香の物
お米は金芽米 鳥取県八頭郡若桜町産コシヒカリを使用しております。


いさき幽庵焼き
いさき幽庵焼き [152 kcal]

香の物
香の物
香の物には岩手県 及川農園 昔ながらの手造り梅干しをご用意しております。


*****

続いて、中間食である「軽めのお食事」の中から未食の2品いただいたので紹介しよう。

ガーデンサラダ 北海道産山わさびのドレッシング
ガーデンサラダ 北海道産山わさびのドレッシング

1品目は、いつもの通りサラダだ。
山わさびのドレッシングに惹かれたわけだが、山葵という味はしないなぁ・・

ほうれん草 チーズとハムのロールパスタ
ほうれん草 チーズとハムのロールパスタ トマトソース

2品目は、1食目の洋食メインとしても選べるパスタをチョイス。
前回は、エノテーカ ピンキオーリとのコラボメニューだったが、こちらは単にANAの料理。
1食目にわざわざ選ぶ理由は無いと思うのだが、今回は和食的な構成だったので、それを意識したのかも?

期待はしていなかったが、やはりどこか抜けている料理だった。
一番目立ったのは、ロールパスタの中に巻き込まれているスライスチーズ。恐らくチーズの種類を指定せずに、単に「スライスチーズ」と発注したものだろう。チェダーほどではないにしても、肉と合わせるならともかくほうれん草と合わせるには主張が強すぎだ。モッツアレラ等の癖のないチーズを使っていれば、十分美味しくいただけるのに。

トマトソースと記しておきながら、実際は2色のソース。
手前は、やや酸味のあるクリーム系。
トマトソースよりは、ほうれん草を巻いてあるのでこちらの方が合いそうだ。

もう1品未食の牛肉葱塩丼があったが、前回の牛肉細切り炒め丼の内容から予想できるので無理しないでパス。

クロックムッシュ
クロックムッシュ

家内が頼んだものも載せておこう。
クロックムッシュは既食で良い印象を持っていることから勧めたのだが、酸っぱいというので味見。
確かに中に加えたソースにビネガーが加わったのか、前に食べた印象とは違うものだった。

*****

到着前の食事だが、「軽めのお食事」に組み込まれていたものから分離したようだ。
過去さんざん出来もしないことを書くものでないと指摘してきた「到着1時間前までに注文可」の表記も、完全に無くなっている。
他社では出来ていることだが、出来るように改めるのではなく出来ないことは書かないことに改めたのは、改善と言うべきかな?(笑)
ただ、機内の明かりが灯ったのは到着2時間10分前と、前回&前々回の2時間40分前から少し改善。出来ないことを書かない改善との因果関係は不明だが、トータルで改善したと言っても良いだろう。元に戻した前例もあるので、今後もウオッチしていきたいと思う。(って、今回の旅行後2年は上級会員資格を取得したJALをベースに乗ることが確定しているので、ウオッチ出来ないかもしれないけど・・)

到着前の洋食

私は、いつもの通り洋食を選択。
頼んだダイエットコークも乗せてきたので、バターと塩胡椒が2段重ねで出てきた。

チキンとシーフードのパエリア
メインディッシュ:チキンとシーフードのパエリア [485 kcal]

メインは、2食目としてはかなりボリューミー。
シーフードの質も悪くはないし、お味も普通にいただける。

ブレッド
ブレッド:蒜山ジャージーバターとブラッドオレンジジャムとともに

隠れて見えなかった塩胡椒は、いつもの通り無駄にたっぷり。
パンは、前回と同じだとは思うが、特にクロワッサン側の味が落ちた気がした。

フルーツは1食目と同じなので(他社では違うものを出すのに、ホント芸がない!)写真省略。

到着前の和食

家内が選んだ和食は、写真だけの紹介。

口取り
口取り:花咲海月醤油漬け 穴子照り焼き 大山どり竜田揚げ 北寄貝サラダ 酢蓮根

主菜
主菜:境港サーモンみぞれ焼き [216 kcal]

これは、1食目にも出てきた桜の葉の香が私にまで届くほど強烈だったが、家内は不味くて食べられないと全部残して私によこしてきた。確かに空豆なんて料理になっていなかったが、サーモンは変わったアプローチで美味しくは無いが、食べることは可能。


ということで、今回もコラボレーションの選択を間違ったことが災いして★5つ進呈は無理だが、3年前にインチキと思える5スターを取得してからインチキと言われないように着実に進歩してきた成果は出ているように思えたのは確かだ。過去は、ちょっと改善しても元に戻ったり、むしろ改悪されてしまうことが多かったことから、安定した進歩が見えたことは良いことだと思う。

私の航空会社別ビジネスクラス機内食ランキングでは、1ランクアップして26社中6位とした。
7位に落としたキャセイパシフィック航空は2年ほどご無沙汰しているが、今後はワンワールド加盟航空会社のビジネスクラスにも積極的に乗って行こうと思っているので、来年には搭乗できると思う。

この後は、最初の訪問地であるフランスのポー[Pau]から、旅行記もどきのレストラン紹介記事を続けたいと思う。

※メニュー:1食目和食洋食軽めのお食事2食目和食・洋食
※パリ.シャルルドゴール空港から乗継便搭乗待ちの間に登録しました。

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/全日空(ANA):パリ(CDG)⇒成田(NRT)

搭乗:2014/9/22 NH206便
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
9泊11日のコルシカ島&サルデーニャ島旅行の最後は、ANA成田便で帰国だ。
Air Franceのストライキの影響で満席となり、往路に続いてビジネスクラスにアップグレード。3年前までのパリ線では往復アップグレードが普通にあったのだが、ホント久しぶり。

CDGラウンジ食 CDGラウンジ食

8月のフランス旅行の復路ではアップグレードされなかったので紹介し損ねたが、パリのスタアラ共用ラウンジの食事がグレードアップしていた。具材たっぷりの麺料理があったのだ。
実は、具材だけ単独でいただけてしまうというもので、麺と合わせて食べている方を見なかったのだが、たっぷりの生に近い牛肉(≒マリネされていないカルパッチョみたいなもの)をいただいた。(左写真の下のもの)

もっとも、食事の補充がされなかったので、良いものは早い者勝ち。
8月にあった中サイズのプリプリ海老がなくなっていたりで、日によってバラつきがあるように感じる。

早速最初の機内食の紹介に移るが、構成は往路と同じなのでメニューで確認してほしい。

アミューズ

アミューズは3品盛り。
やはり和食選択でも同じものが出て来るが、パリ発だと委託先が和食をまともに作れないからか、全部洋食スタイルのものだ。

イエローピーマンのムース
[仏]Mousse de poivron jaune [英]Yellow bell pepper mousse


上のカップに入っているムースだが、ムースなのにアミューズ全体にフォーク1本だけ。
やっぱり何も考えていないな。こんな部分が、接客姿勢にも出ているという訳だ。

イエローピーマン表記はパプリカの事かと思っていたが、黄色のパプリカのような甘さはなく(注:黄色よりもオレンジの方が甘くて美味しいと思う)、仏英版の記載を見たらパプリカではないようだ。
ちょっとマスタード風味のあるムースだが、美味しくは無い。

ドライレーズンと山羊のチーズカナッぺ
[仏]Canapé aux raisins secs et fromage de chèvre [英]Canapé with dried raisin and goat cheese


左下のカナッペは、アミューズ3品の中で唯一普通にいただけた。
こういった調理していないという意味で何でもないものが、一番マシというのも情けない。
昔からパリ発の機内食は酷かったが、現地委託会社を変えていないようだ。

ミニマフィン ベーコン
[仏]Petit muffin au bacon [英]Petit muffin bacon


そして右下のマフィン、前にも出た記憶があるが相変わらず不味いマフィンだ。
ボソボソして硬く、お題のベーコンの主張も足りない。

ミニマフィン ベーコンの断面 オリーブオイル・バター・塩・胡椒

相変わらず変わっていないのが、これでもかと盛られた塩胡椒。
もったいないので、2食目に付いたものと合わせて小袋に入れて持ち帰ったが(過去の経験から、塩胡椒を持ち帰るための小袋を持っているのだ!)、この胡椒が単純に超粗挽きの胡椒ではなかったことが判明した。どうも半生胡椒のようで、山椒のような感じの辛さが伴っているのだ。

持ち帰ったもののステーキとか焼き物系の調理には使えないので、カレーとかアジア系煮込み料理に使うしかないかなぁ・・(タイ北部で、胡椒の実を丸ごとたっぷり加えた煮物を食べたことがある)

パン
3種のブレッド ノルマンディー産イズニーバターとオリーブオイルとともに
Trois sortes de pain servis avec du beurre d’Isigny de Normandie et de l’huile d’olive


ちゃんと温めてくるからだろうが、パンはアミューズを食べ終わった段階で2種類出てきた。
バスケットで見せながら選ばせるわけでもないのは相変わらずで、有無を言わさず2個置いて行く。

しかし、見栄えは良いのにパリ発の便のパンは美味しくない。フランスでパンが美味しくないレストランに当たることは少数派だというのに、どうしてこんな水準の低いパンを出してくるんだろう。
日本で作られているフランスパンの味ではないのは確かだが、変に日本仕様にアレンジしている(ANA側がちょっかいを入れている)気がしてならない。

2種類あるように見えるが、色合いが違うのに生地ベースが同じというのもいただけない。
日本発の1食目に出てきたパンの方が、イタリアパンではあるものの圧倒的に美味しい。

サーモンのマリネ オリエンタル風
サーモンのマリネ オリエンタル風
サーモンのマリネに、甘い豆のサラダとほんのりカレーの風味が香る特製マヨネーズを添えて、アジアンテイストに。

[仏]Saumon mariné à l’orientale
Le saumon mariné est préparé selon une tradition asiatique unique
et accompagné d’une savoureuse salade de haricots.
Pour l’assaisonnement, goûtez notre excellente mayonnaise délicatement relevée par une pointe de curry.

[英]Marinated salmon oriental-style
Marinated salmon prepared in a unique Asian taste, served with an appetizing sweet bean salad alongside.
For seasoning, sample our deluxe mayonnaise featuring an enticing trace of curry in the flavor.


前菜は、サーモののマリネ。
厚切りとはいえ、主たる料理がたったの2切れで、皿が寂しすぎる。普通なら4切れだよなぁ。
例えば、シンガポール航空シンガポール⇒ハノイ線で出てきた前菜の海老のマリネは、短距離路線にもかかわらず皿で4尾しっかり主張していた。これが水準の差というものだろう。

単体でいただくよりも特製マヨネーズをたっぷり付けたほうが美味しかった点は良いのだが、カレー風味だけでなく、アミューズのムースと同じマスタード風味もある。
右上の豆は、少し酸味を効かせた豆サラダ風。

ヨーロッパヘダイのソテー
ヨーロッパヘダイのソテー バルサミコヴィネガーソース
ヨーロッパヘダイのソテーに甘酸っぱいソースを合わせました。
ハーブ風味のリゾットとともにお楽しみください。

[仏]Dorade sautée et sauce au vinaigre balsamique
Dégustez ce plat élégant accompagné de notre risotto spécial parfumé aux herbes aromatiques.Dorade royale sautée nappée de sauce aigre-douce.
Cette espèce proche de la dorade grise est pêchée au large des côtes européennes.

[英]Sautéed sea bream with balsamic vinegar sauce
Selected for this sauté is sea bream from European waters, served in a sweet-and-sour sauce.Enjoy this elegant catch with our specially conceived herb-flavored risotto.


メインは魚料理をチョイス。まあ期待していなかったが、期待通りに不味い皿が出てきた。

ヘダイ[Dorade]は欧州全般によく見る魚だが、塩分も含めて日本食の塩焼に近い焼きすぎた魚が出てきた。
鮮魚ではなく一夜干しみたいな魚に、なんとバルサミコソース。絶対に醤油の方が合うはずだが、バルサミコソースもスーパーで売っているチューブ入りそのものという感じの低レベルだ。

付け合せの野菜、3年前はドロドロに茹ですぎたものが出てきたが、ドロドロではない分だけ良くなったかな。
でも、まだ茹ですぎだ。米国のように生で出されても困るけど、日本人にはなじめない。
リゾットは、まあ食べれるといった水準で、単なる付け合せ。

パリ・ブレスト
パリ・ブレスト

デザートは2種類。まずは、パリ発の便らしいパリ・ブレストから。
割と美味しかったのだが、ひと手間かければ良いのにと思う出来だった。

昔あった激マズパフェで機内で盛り付けしていたわけだから、その都度クリームを挟めばパリパリのシューと共に美味しくいただけるのに、数時間前に作られたものだろうから、十分湿気っていたというわけだ。

チョコレートムースケーキ
チョコレートムースケーキ

もう1品のチョコムースは、無難なコンビニスイーツ風。

チーズ
チーズ

チーズは、軽めのお食事側のメニュー表示によると、山羊のチーズとカマンベールとのこと。
しかし、冷たく冷えて硬いカマンベールが美味しいと思っているのだろうか?
カチカチですぐに食べれないアイスクリームを出してくる姿勢(ANAだけで他社は滅多に無い)と共通だと思う。

アイスクリームにしてもチーズにしても、ANAの機内食開発部門が適切な温度で客に出そうという発想が出てこない限り、ANAの機内食が評価されることは無いだろう。すべての料理に共通する課題である。
昨年だったか機内ビデオでコラボメニューの開発過程を放映していたのを見たことがあるが、リヒート云々という当たり前すぎて自らの技術力の低さを証明するような内容でやり直しを自慢するような内容だったことを考えると、納得できないわけでもない。

残りのフルーツは2食目とほぼ同じなので写真はそちらを見てほしいが、缶詰(あるいは水煮)のパイナップルを付けてきた時点で失格。エコノミークラスじゃあるまいし。

*****

到着日は仕事があるのと、すべて食べたことがあるので軽めのお食事の細かな品はパスして睡眠時間に当て、到着前の食事の紹介に移ろう。(到着前でなく、いつでも注文可能なことにはなっている)

今回も到着2時間半前にたたき起こされて2時間前には食べ終わっていた。
メニューに明記されている「軽食や和食・洋食のセットメニューは、着陸の約1時間前までお好きな時にお召し上がりいただけます。」という文言は「1時間前」でなく「2時間前」に改めるべきだろう。
これもANAのサービス姿勢の悪さを表しているわけだが、出来ないことを書くものではない。

洋食セットメニュー
洋食:きのこのオムレツに、ボロネーズソースと温野菜を添えて
メインディッシュ ブレッド フルーツ


このオムレツがひどかった。
エコノミーで出てくるものと比べて量が違うだけというレベル。
昨年12月の羽田⇒フランクフルト線夜行便で出たオムレツが出せるのに、なぜこんな量だけのオムレツを出してくるのだろうか?

付け合せのブロッコリーやフルーツは1食目と同じだし、パンは1食目と違うものの今ひとつと、やっぱりANAのパリ発便の機内食はダメダメだ。

ということで、4年半前に★2つを付けたことのあるパリ発の便だが、今回も★3つ止まり。
絶対に委託先を変えた方が良いと思える、低レベルなANAビジネスクラスの機内食だった。

※メニュー:和食洋食軽めのお食事2食目(セットメニュー)
ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング


さて、恒例の旅の費用の紹介をしておこう。
今回は、欧州線夏運賃に加えてフランス離島路線利用ということでちょっと航空運賃が高め。それに加えて、コルシカ島とサルデーニャ島を結ぶフェリー(☞ コルシカ島~サルデーニャ島 フェリー&レンタカー詳細情報)の航送運賃も含まれているので総額40万円近く(2人で回れば現在のレートでも1人当たり35万円弱)になってしまったが、コルシカ島の物価が予想よりは安かったことや、高級レストランそのものが少ないこともあって散在せずに済んだと思っている。

ほぼ同じ日程のツアーは航空運賃や現地ホテル代が安い10月26日発で48.8万円という金額だったので、レンタカーで回る個人旅行の方が非常に安くあがるという証明だろう。
ただし、本土と違って英語がほとんど通じないので、フランス語堪能で現地の知識が豊富な添乗員が付くのであれば、ツアーのメリットも多少はあるかもしれない。(英語しか出来ない添乗員って、結構いるらしい)

■今回の旅の費用
 往復航空券: 201900円(成田<>パリ<>アジャクシオ、13842マイル獲得)
 フェリー代: 12316円(€114.60)ボニファシオ<>サンタテレーザ(レンタカー航送料金を含む)
 現地宿泊費: 70463円(€655.65/9泊、うち朝食付5泊、ヒルトン12000pt使用)
 現地交通費: 39804円(€370.37)レンタカー&燃油・駐車場、パリ空港間バス
 飲食雑費等: 42120円(€391.92)入場観光費を含む
 国内交通費:  2826円
 旅費合計: 370906円(円高時調達の外貨預金円転で107.47円/€換算)

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 61ヵ国を訪問
42ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
7月:南チロル周辺/イタリア
8月:イギリス⑤,アイルランド
8月:台北/台湾
9月:リトアニアポーランド
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
12月:Stuttgart/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン⑭、他
丸数字:累計訪問回数

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