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クロアチア個人旅行 国境越えレンタカー情報

滞在:2011/5/2~7
クロアチアでレンタカーを借りて隣接国に行こうという考えは、個人旅行慣れしている方なら当然の発想だろう。
公共交通機関やツアーでの越境情報はガイドブックや旅行ブログにいくらでも転がっているが、レンタカーでの越境情報となるとガイドブックは皆無に等しく、旅行ブログでも数えるほどしか見つからなかった。
ということで、クロアチアをベースにスロベニアボスニア・ヘルツェゴビナモンテネグロに渡ろうと計画中の方に、実際に体験した情報をベースに記しておこうと思う。
食べ歩きブログなので、既に登録してあるレストラン情報のインデックスも付けておく。

ザグレブからスロベニアのマリボル(Maribor)(往復実績290Km)
 ↓ 旅レコ(GPSLOG)で記録したドライブルート ↓
マリボル越境ドライブルート by アイ・オー・データ機器「旅レコ」(GPSLOG)ザグレブでの乗り継ぎが丸一日あったので、空港でレンタカーを借りてスロベニアに越境。ハーツを利用したが、地図はクロアチア全土を網羅した大判1枚ものをタダで貰えたものの、細かな部分はまったく分からない。
いつも切り抜いて持って行く AAA Europe Atlas と併用して使うことにしたが、レンタカーを利用する場合は事前に何らかの地図は持って行った方が良いだろう。(Google Map のコピーも役に立つ)

現地の言葉を理解できない場合は、高額オプションのナビに頼るのは危険だ。操作方法が分からない事が多いことは韓国で借りた時に付いていたナビで明らかだ。

私は車両保険と盗難保険以外のオプション料金のかかるものは原則拒否するクチなので、昔ながらの紙の地図だけだ。ガイドブックが煽っている全部加入など言語道断。
搭乗者保険や携行品損害保険など、二重加入となる無駄な保険が多いのだ。
北米に多いガソリン満タンオプションなど、時間に追われる場合を除けば無駄なオプションの極致だ。

無責任な(というよりはレンタカー会社から広告料を得て誘導している)ガイドブックや、それをコピペしているだけの海外レンタカー初心者ブログの言いなりになってはいけない。日本と違って海外は完全自己責任の世界だ。
自分でしっかり考えよう!

空港から高速道路への道は口頭説明だったが、帰りは大抵空港マークがあるので迷わないとしても、空港を出て高速に乗るルートは意外と分かりづらい。周辺道路は大規模な工事を行っていたので、今後は分かりやすくなりそうだが、借りる際にはしっかりと聞いておくことをお勧めする。

当初はスロベニアの首都であるリュブリャナ(Ljubljana)に向かうつもりだったが、スロベニアの高速道路料金の支払方式が、事前にステッカー(Vignette)を購入するタイプだったことから、スロベニア側の高速道路を使わずに行けるはずだったマリボルに向かうことにした。首都の Ljubljana に向かうとなると、高速道路無しでは難しかったからだ。

このステッカー方式の料金徴収方法は2008年7月から導入されたとのこと。
10年以上前にスイスで体験しているが、スイスでは年度単位でいくらという方式だったので、たった1日のために1年分の料金を払うのはつまらないと敬遠してしまったわけだ。後で調べると、スロベニアや、夏休みに出かけるオーストリアでは短期料金も存在していた。

ちなみに、スロベニアの料金は、1週間 €15、1ヶ月 €30。買わずに乗って見つかると、罰金は €300以上らしい。(実体験された方のブログによる)

日本と比べればリーズナブルなので、ケチな私のように一般道で行こうなどと考えずに、国境を越えたら最初のガソリンスタンドで迷わず購入しよう。(運良くレンタカーに有効期間内のステッカーが貼られていたら購入不要)

最新情報や料金、高速で国境を越える場合の取得方法といった詳細は、以下の公式サイトに詳しく記されている。
Slovenia - Official Travel GuideTRAVEL-Getting around-By car


クロアチアの高速道路通行券クロアチア側の高速道路は、日本と同じゲート方式。入り口で通行券を自動発券機で受け取り、出口で精算するタイプだ。

もちろん出口ではクレジットカードが使えるので、ユーロ圏であるスロベニア往復だけなら無理に空港でクロアチアの通貨であるクーナに替える必要は無いが、英仏独豪といった先進国の空港のように極端に悪い交換レートということもなかった。

出口でクレジットカードを使う場合(当然ながらJCBは使えない)、Express Lane を利用できる。先進国での Express Lane は、日本のETCのような無線方式が主流だが、クロアチアではクレジットカード払いの無人ゲートを指すようだ。

クロアチアの高速道路 Express Lane説明書①

上の写真にあるようなパネルがゲートに設置されていて、まずは入口でもらった通行券を入れ、次にクレジットカードを挿入(差込口が異なるので注意)、そしてその横のボタンを押してレシートを受け取るという仕組み。

下の写真が案内書に記されていた絵と英語部分の説明。

クロアチアの高速道路 Express Lane説明書②

非常に分かりやすいので、英語が読めれば(読めなくても絵があるので問題なし)外国人でも問題なく使えるのだが、なぜか有人ゲート側には行列が出来ているのに、Express Lane 側には1台も車が入ってこない。クロアチアとかスロベニアの国民は、クレジットカードを持っていないのだろうか?
おかげで、待ちも無く快適に通過することが出来た。
ザグレブ空港からマリボルに向かう高速A2(E59)号線で国境の町 Macelj まで約70Kmで42Kn(≒700円)と、意外と高い。

クロアチアの高速道路上にあるサービスエリア クロアチアからスロベニアへの国境ゲート
▲左:クロアチア高速のサービスエリア  右:スロベニアへの国境ゲート(渋滞中)

高速道路上には日本と同じ様にサービスエリア(名称失念)があり、途中で立ち寄ったサービスエリアは、欧州ではよく見かけるモーテル併設タイプのものだった。しかも日本の観光ツアーバスと遭遇し、SAが日本人だらけになっていた(苦笑)

クロアチアとスロベニアの国境は、高速道路の料金所の少し先。意外と国境越えの車が多いようで、写真のように渋滞していた。通過に約15分ほどかかったが、後で記すモンテネグロと比べたらかわいいものだ。
手続きはパスポートと車検証(レンタル時に渡される)を車に乗ったまま渡すだけ。入国及び出国のスタンプも押してくれる。簡単な質問(どこに行くのか、何日滞在するのか)は英語が通じるので大丈夫だろう。

国境を越えてしばらくは一般道だったが、途中から出来たてほやほやという感じの高速道路になってしまった。

日本のように一般道路に迂回する道路番号が記された案内標識は無かったので、ひとまず高速道路に入って最初の出口で出たわけだが、一般道を徘徊するものの、マリボルに向かう道を発見できず、結局恐る恐る次の区間まで高速道路を利用。

帰りは、当初予定していた道路番号標識に基づいて一般道をそのまま進めたので問題無かったが、地図に示されている通り大きく迂回しているうえに、高速道路と合流する部分までもが大きく迂回する形になっていたので、日本と同じ感覚で一般道で行こうと考えるのは難しいかもしれない。(スイスでは一般道と並行している区間が多く問題ない印象だったので、甘く考えすぎた)


マリボル(Maribor)の風景
マリボル中心の広場 中心部を流れる川にかかる橋
▲左:マリボル市街地中心にある広場  右:広場から川を渡る道路橋の橋脚には噴水が設置されていた

川沿いの風景 塔が傾いている対岸の教会
▲左:川沿いの風景(川沿いにパーキングメーター方式の駐車場がたくさんある)
▲右:左の写真の奥に見える教会(?)の塔の上の部分が傾いていた。(他の建物もかなり微妙で面白い)


Gostišče Merano(マリボル郊外のポホリエ Pohorje)
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★★☆


■国道2号線からボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル(Mostar)(往復実績170Km)
モスタル越境ドライブルート by アイ・オー・データ機器「旅レコ」(GPSLOG)ドゥブロヴニクからアドリア海沿いに北上すると、約10Kmだけ国土を分断する形で、ネウム(Neum)という街を中心としたボスニア・ヘルツェゴビナ領を通ることになる。
もちろん国境ゲートとパスポートチェックはあるが(スタンプは押してくれない)、こちらは分断されている部分を通過するだけなので、ノーチェックに等しい。

ネウムという町の名前とレンタカーで検索すると多くの旅行記を見ることが出来るが、ここで取り上げるのはさらに北上してクロアチア領に戻ってから世界遺産のあるモスタルに分岐するルートの話だ。

クロアチアの国道8号線を走っていると、世界遺産であるモスタルと書かれた標識が現れる。
国道9号線を東に向かえば、そのまま国境を越えてモスタルに行く事が出来るが、レンタカーで国境を越えたという情報がほとんど見つからなかったことと、15年前のボスニア紛争のイメージから危険な印象があったので、問題がありそうだったら引き返すつもりだった。

実際のところ、何も問題無し。
アドリア海沿いの分断された国境通過ほどあっけない越境ではなかったが、パスポートにスタンプを押すだけですんなり通してくれた。一部通行税を取られたとの情報や、入国書類を書かなければならないといった情報も見受けられたが、私の場合は何も無く、車で越境する場合の普通のやりとりだけで済んだ。ドゥブロヴニクの空港でレンタカーを借りる際に聞くと、モスタルは問題無いけど、この後に記すモンテネグロコトル(Kotor)に行く場合は、保険の手続きが必要との話だった。

同じ道を往復するのが嫌いなので、帰りは山越えの道を選択した。(地図上の赤い線)
最初に書いた海沿いを分断しているネウムに、クロアチア領を通らずに直接抜ける道だ。

最初に通った分断区間から出国することになるので出国スタンプはもらえなかったが、この山越えルートは変化があって楽しい。(道中あちこちに廃墟があったが、地雷が怖いので探索するのはやめておいた)

ガソリン価格はクロアチアより2割ほど安く(日本とほぼ同じ)、クレジットカード払いが可能。割と近代的なスタンドが多かった。ネウムを通過する際には、ガソリンを入れることも忘れずに。(ネウムではモスタルより5%ほど高かった)

モスタルの町ではユーロの通用度が高いので、無理に両替しなくても大丈夫だろう。スーパーではユーロで払って現地通貨でお釣りをもらえるし、ユーロとの交換率は固定なのでぼられる心配も少ないだろう。
なお、ボスニア・ヘルツェゴビナではライトの常時点灯が義務付けられているので注意。レンタカーを借りる時に教えてくれた。


ボスニア・ヘルツェゴビナの風景
 (世界遺産モスタルの写真は、ガイドブックや他の方の旅行記にたくさんあるので省略)

モスタルに向かう国道17号線 ネウムへの峠越えの山道開始地点
▲左:モスタル経由サラエボに向かう国道17号線  右:ネウムへの峠越えの山道は途中の15Kmが細くなる

紛争跡が生々しいStolacの街 ネウムに向かう道は壁の標識を見落とすな
▲左:紛争跡が生々しいStolacの街  右:Stolacからネウムへの分岐点は分かりづらい(壁の標識に注意)

峠道にいくつかある城塞跡 峠道をまたぐ石壁跡
▲Stolacからネウムへの峠道にあった城塞跡(地雷が怖くて探索できなかった)


Restaurant Sadrvan(モスタル Mostar)
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★★★



■ドゥブロヴニク空港からモンテネグロのコトル(Kotor)(往復実績140Km)
コトル越境ドライブルート by アイ・オー・データ機器「旅レコ」(GPSLOG)

空港から最も近い隣国であるモンテネグロ
世界遺産のコトル(Kotor)については、モスタルと同様にクロアチアのガイドブックにも掲載されているが、非常に少ない路線バスか日帰りツアー利用が前提で、使える情報が無い。
ここは当然のごとくレンタカーの出番だと思うわけだが、意外にも一番厄介な国だった。クロアチアと違ってユーロ通貨圏なのにだ。

まず、保険が別料金でハーツでは1日税別7ユーロ加算。たった1日しか行かないのに契約期間全日数分を加算されてはたまらないと渋っていたら、1日分だけで良いと。ここは交渉だが、面倒だったら通り道に空港があるので借り換えするという手もある。レンタル料金は5日までは日数比例なので、借り換えても同じコスト的となる場合に限るが。

さらに、国境で予想外の課金が待っていた。
環境税らしいのだが、€10 のステッカーを買わされた。スロベニアの高速道路料金支払いステッカーと同じタイプだが、こちらは外国から入国する車に対して無条件徴収するようだ。ユーロ現金を持っていなかったらどうするんだろう? (もっとも、ステッカーはゲート付近を徘徊している係員が徴収していたので、時間帯によっては免れる可能性がありそう・・)

その国境審査も、前述の2ヵ国と比べてかなり厳しく、たった7~8台の行列通過に40分以上もかかってしまった。イザ、日本のパスポートである私の番が来ると、車検証とパスポートにお決まりの質問事項だけで1分程度で通過できたが、トランクの荷物まで念入りに調べられている車が約半数。往復とも同じ感じだったので、国境越えのために片道1時間のロスタイムを見込む必要がある。最終日の飛行機に合わせるなら、2時間程度は見ておいた方が安全だろう。


モンテネグロの風景

PERASTの街を見下ろす
▲Perast(☞ PERAST MONTENEGRO)の街を国道から見下ろす(右側に教会のある島が2つあるのが印象的 ☞ 地図

Perastの沖合に浮かぶ教会(?)の島
▲左:Perastの沖合に浮かぶ Sveti Dordje (St.George Island ☞ 地図)
▲右:Herceg Nobi 旧市街を囲む城壁(☞ 地図


▲左:夜のコトル旧市街(山道もライトアップされている)  右:すぐ横で夜間営業している大型モール


バスティオン(Bastion)(コトル Kotor)
評価点:総合★★☆☆☆★★☆☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★☆☆☆☆


クロアチアのレストラン


ヴィラ・コルナ (Vila Koruna)(マリストン MaliSton)
評価点:総合★★★★☆★★★☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★★★


Elafiti a la carte Restaurant(ドゥブロヴニク Dubrovnik)
評価点:総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★☆CP★★★★☆


Restaurant Marina(トゥセピ Tučepi)
評価点:総合★★★☆☆★★☆☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★☆☆


Pizzeria KristiaN(トロギール Trogir)
評価点:総合★★☆☆☆★★☆☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★☆☆☆CP★★☆☆☆


Taverna ARSENAL(ドゥブロヴニク Dubrovnik)
評価点:総合★☆☆☆☆☆☆☆☆☆サービス★☆☆☆☆雰囲気★★★☆☆CP☆☆☆☆☆

テーマ : 海外レンタカー
ジャンル : 旅行

クロアチア/ドゥブロヴニク(Dubrovnik): Taverna ARSENAL

訪問:[2011/5/7 11:00]
評価点:総合★☆☆☆☆☆☆☆☆☆サービス★☆☆☆☆雰囲気★★★☆☆CP☆☆☆☆☆
クロアチア最終日。
初日は雨天、前日は時間切れでパスしたクロアチア観光の中心であるドブロヴニクの旧市街(世界遺産)へ。

モンテネグロのコトル(Kotor)の宿を朝7時に出発し、前日注目した途中の街で軽く街歩き。
国境越えは予定通り午前9時だったが、たった十台程度の行列なのに通過に30分もかかった。
いざ私の番だと速攻OKで通過させてくれるんだけどなぁ・・

まずは、紛争で破壊されていたロープウェイが最近復旧したというスルジ山に登って(もちろん車でだが)、旧市街を頂上から拝む。続いて城壁のある旧市街へ向かったが、オフシーズンとは思えない混雑ぶりだ。他ではほとんど見なかった日本人も、それなりに見かける。

午後1時には20Km離れた空港に戻らないといけないことから11時にはランチを取りたかったが、お目当ての店は12時開店でダメ。クロアチア通貨の現金が余っていたことから高級店狙いだったので、城壁の反対側に回って見つけた店がココ。

正面から見た外観 横から見た外観

いかにも高級風で、店頭表示価格を見ても周囲の店のより4~5割ほど高い。その影響もあって、見事なまでに客がいない。コペルト(15KN≒260円)まで徴取と記されていたので、ガラガラなのは設定価格の問題であって、それなりに真っ当なものを食べさせてくれると期待したわけだが・・

歩道との境は低い壁だけ 席の真正面の景色
▲席からの眺め(歩道を歩く観光客と握手できてしまうポジションだ)

席はどこでも良いという事で、海側の一等席を確保。
陽が当たるのはともかくとして、目の前を多くの観光客が通る(ガラガラの店内でただひとり東洋人のオッサンが食べている光景は、間違いなく見せ物になる)という状況、通常なら絶対に選ばない席だが、取材を兼ねていると割り切って。埼玉イタリアンのランチで、女性客100%の店に単独で乗り込む事に慣れた結果だ。(笑)

サービス担当の男性はそっけない対応で、この段階で見かけ倒しの高級店であることは悟ったが、とりあえず注文した Diet Coke(25≒430円)のグラスに大きな割れ目を発見。

コーラのグラスは割れていた!

三流レベルのサービスを考えれば、こんなグラスを出して来るのは当然と解釈すべきだろうが、完全に選択を誤った。とはいえ、すでに注文は終えているので店を出るわけにもいかず、諦めて料理が来るのを待つしかない。

パン
パンに塗る魚のペースト

まずはパンと、パンにつけるペースト状のものが出てきた。
パンはいかにも量産品風、ペーストはサーモン入りのツナ風味といった感じの、欧米のスーパーで大きなパックでスプレッドとして売られているものと同水準。

Platter LOKRUM
Platter LOKRUM(75KN≒1280円)
Salted and malinated anchovies, octopus salad, fish pate

冷前菜からは、当地の名物とガイドブックに書かれていたタコのサラダ。単品でもあったが、他の料理も盛られているプラッターを選択してみた。LOKRUM は、ドゥブロブニクの沖合にある島の名前。

驚いたことに、メニュー上に記されている fish pate は、パンと共に出てきたペーストと同じもの。つまり、その程度の内容。同じものを出して来るという姿勢を見ても、どうしようもない店であることは明白だ。

octopus salad をアップで

期待のタコサラダ、小さなタコをぶつ切りにしただけで柔らかくない。南欧で食べるタコは、事前にしっかり叩くことで驚くほど身が柔らかくなるものだが、そんな手間をかけているものでないし、お味の方もありきたりで話にならない。

鰯のマリネをアップで

イワシのマリネは、味こそ平凡だが、魚体の脂の乗りが程よい感じでまあまあ。
皿全体を通してみると、説明書きの通りの寂しい内容。

Fish Soup Fish Soup の中身
Fish Soup(35KN≒600円)

期待の魚のスープは、最悪!!
一口飲んで、インスタントと分かる味だ。もはやこれまでという感じ。
いくら観光地の中心の目立つ店とはいえ、これだけ高価格の店でここまで酷いのも珍しい。

Grilled vegetables
Grilled vegetables(40KN≒680円)
eggplants, zucchini, peppers

多少なりとも警戒していたことから、メインは一番安い野菜グリルを頼んでみた。
一昨年南仏で食べたグリル野菜が美味しいかったので、同じ海沿いということで頼んだわけだが、よくもまあ、こんなに鮮度の悪い味の抜けた野菜を使って出して来るものだと、悪い意味で感動した。高い料理を頼まなくて良かった。

そんなわけで、何度も書いているが観光地の中心地で食べるものではないなと。
今回は確信犯的だったので諦めも付くが、総額3230円也の悲惨なランチのご紹介となった。
お隣(城壁ゲート側)にある、ガイドブックが魚介のリゾットを絶賛していた店を無視した私が悪いのだ。

採点は、CPと味の両方に無星を進呈。たぶん当ブログで2分野無星を進呈した店は初めてだと思う。


メニュー英語版

【店舗詳細情報】
店名:Taverna ARSENAL
電話:020-324-747
住所:Gorica Sv. Vlaha 77, Dubrovnik

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

クロアチア/マリストン(Mali Ston): ヴィラ・コルナ (Vila Koruna)

訪問:[2011/5/4 13:00]
評価点:総合★★★★☆★★★☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆CP★★★★★
モスタルから峠を越えて再びクロアチアに戻ってきた。
今回の目的地は、ストン(Ston)という街。欧州2番目の長さ5.5Kmあるという城壁を歩いてみたかったのだ。

店の正面 砲台側から店を望む

まずは城壁の端にある、マリ・ストン(Mali Ston)という小さな街にやってきた。
街に入ると、目の前に城壁が飛び込んでくる。その手前の駐車場に車を停めて、城壁前のレストランで腹ごしらえ。ストンは牡蠣の名産地ということで、牡蠣好きの私にとっては、それも目的のひとつだ。

ツアー客がいっぱいの店内

店に入ると、ツアーの団体客でいっぱい。中国人系のツアーと欧米人系のツアーの2団体。
食べている料理を見ると、ちょっと不安になってきた。海鮮系ではなく揚げ物中心に見えたからだ。

ただ、当方が日本人であるとみるや、かなり愛想良く対応してくれた。日本人びいきなのかな、と思ったわけだが、この記事を書く際に調べていた段階で何となくその理由が判明した。クロアチアの風 ~茶猫の旅カフェ~というブログを書いている茶猫さんという添乗員兼ライターの取材(?)を受けていたからだと思う。30回もクロアチアに行っているというのだから、凄い方だ。

窓側席からの眺め(正面)
窓側席からの眺め(左手砲台跡) 窓側席からの眺め(左手砲台前)

案内されたのは、海側の一等席。
窓の外にはカキの養殖場となる海が広がり、左手には城壁の末端にある砲台跡(?)が見える。

一通り注文を終えると、ドリンクとパン・バターと帆立の貝殻にタップリ盛られた塩がやってきた。

パンと何故か塩が出てきた
パン ストン名産の塩

なぜ塩が出てきたのか疑問だったが、前述の茶猫さんのブログで判明。
ストンは牡蠣だけでなく塩の産地としても有名だそうだ。塩田は、城壁の反対側の街に広がっていた。

お目当てだった生牡蠣の到着。とりあえず半ダース。

Oysters(6KN≒100円/1個)
Oysters(6KN≒100円/1個、6個で約610円)

ちゃんとレモン入りのフィンガーボウルが付いてくるところを見ると、ツアー客向けのレストランと切り捨てるレベルではない。

牡蠣の貝殻を見ると、日本のとはまったく違う形状で、帆立を薄く潰したような感じ。
拡大写真を見て分かる通り、透き通った身がプックリとして鮮度の良さが一目でわかる。

牡蠣をアップで見ると鮮度の良さが良く分かる

ただ、少ししょっぱいのだ。初夏のこの時期、北海道の厚岸の港で食べた牡蠣もしょっぱかったので、そういうものなのかもしれないが、追加半ダースは厳しいと判断した。
それに、品種の問題だとは思うが、牡蠣自体の味も濃厚さなく、物足りなかったし。

続いては、牡蠣のスープ。
これも、大きな2枚貝に入って出てきた。予想外に良い店ではないか。

Oyster Soup
スープの器 牡蠣スープの具
Oyster Soup(25KN≒420円)

残念ながら、お味の方までは一流店クラスとはいかなかった。
細切れの牡蠣の身はそれなりに入っているうえに、材料にも凝っているとは思うものの、スープの味に牡蠣の旨味が出ていないのだ。恐らく、他のシーフード系スープと共通で、具材を牡蠣にしただけという感じがするが、クロアチアで味に期待してはいけないのかなぁ・・

メインは、ムール貝のパスタ(タリアテッレ)を選んだ。
前菜料理のカテゴリに載っていた料理だが、予想通りボリュームのある皿で出てきた。

Tagliatelle with Mussels Sauce
パスタのアップ
Tagliatelle with Mussels Sauce(40KN≒680円)

これも器が凝っている。大きなアワビの貝殻に乗っている。
が、やはりお味の方はイマイチな感じ。前のスープとベースが同じ気がする。

この日の夜のモンテネグロで食べたリゾットや、翌日のドゥブロヴニクで食べた料理も含めて、クロアチアでのイタリアン系で美味しいと思える皿には出会えていないことから、これがクロアチア流のイタリア料理の味なのかもしれない。
現地の方が美味しいと思っても、私には美味しく感じないのは仕方ないだろう。

団体客の去った店内

ということで、お味の面では趣味では無かったが、早い段階で団体客が退店してくれたおかげで、景色を見ながらのんびりと食事を楽しませていただいた。
お会計はコーラ代を入れて 115KN(≒1950円)と、ローカル価格。
生牡蠣などは、ドゥブロヴニクの半値以下という安さだ。

店を出て城壁の裏側に回ると、他にもレストランが何軒かあることを発見。
でも、この店の方が良かったのは、茶猫さんのブログの記事を見ても間違いないと思う。

あとは、5.5Kmあるという城壁を歩くわけだが(入場料30KN≒510円)、一部歩けない区間があったものの、どう考えても3Km程度しかない気がした。

城壁を歩いた軌跡(復路は一般道に並行する遊歩道)

城壁歩きの帰りに一般道に並行する遊歩道を歩いて、旅レコの記録を見ると 4.5Km、1時間12分。
確かに街の公式観光案内には 5.5Km と記載されてはいるが、隠れている城壁後がどこにあるのかは不明だ。
実際問題として、歩ける城壁と行っても、歩行用に新たに築いた部分が多く、そういった面でも期待外れの城壁だった。

ちなみに、途中ですれ違ったのは欧米人のカップルだけという寂しさ。
時間制約から断念した観光客でごった返していたドゥブロヴニクの城壁歩きとはエライ違いだ。


メニュー前菜・スープ・魚料理魚料理(続)・肉料理・サイド・サラダ・デザート・ドリンク

【店舗詳細情報】
店名:Restaurant Vila Koruna
電話:020-754-999
住所:Mali Ston ←小さな集落なので、番地は無いみたい。

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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 61ヵ国を訪問
42ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
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今後の旅行計画
6月:台南・高雄/台湾
6月:バレンシア/スペイン
6月:高雄・台南/台湾
7月:南チロル周辺/イタリア
8月:イギリス⑤,アイルランド
8月:台北/台湾
9月:リトアニアポーランド
10月:北東部/ポルトガル⑧、他
11月:北西部/フランス
12月:Stuttgart/ドイツ
年越:ペナン,他/マレーシア
1月:レイキャビク/アイスランド
2月:メキシコ
3月:セビリア周辺/スペイン⑭、他
丸数字:累計訪問回数

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