FC2ブログ
   《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »

ブルガリア/ソフィア(Sofia): Restaurant Chef's

訪問: 2019/9/24 19:40
評価: 総合★★★★★★★★★★サービス★★★★★雰囲気★★★★☆CP★★★★☆
明日はウィーン空港に飛び、明後日は帰国便搭乗ということで、事実上この旅最後の晩餐。
ここのところ最後の晩餐は失敗続きなので、見つけたソフィアのグルメサイトでトップ3に入っていたこの店に行くことにした。フレンチ&イタリアン系でありながらブルガリア料理もあるという店だ。



店のHPに掲載されていたメニューに惹かれるものがあったことも決め手になったが、久しぶりの大当たりの店だった。市内交通1日券を買っていたので、昼間のうちに下見しに行った甲斐があった。



席に着くと、グラスにカラフェから水を注いでくれた。ルーマニアとブルガリアでは、初めてのサービス。しかも、ドリンク注文を聞いて来ないというのも、個人的には嬉しい。(ケチということもあるが、水があれば十分なのだ)

注文を終えると、今度はアミューズが出てきた。
水がデフォルトで出てきてアミューズが出てくるという事は、やはりフレンチの店と考えるべきかな?



そのアミューズは、メキシカンタコスチップスに、カレー味のフムス。
市販風のタコスチップスは安直だとは思うものの、このフムスを食べれば、そこらの店とはレベルが違うことが一発で分かった。

前菜・スープ・メインの3品をお願いしたが、スープをどのタイミングで出すかと聞いてくる点でも、レベルが違う。フランスなら当たり前でも、ここは東欧の貧乏国。ある意味、こんな意識の高いレストランがあるのかと驚いたものだ。



Veal Tartare(200g 23.90lv≒1500円)
topped with Tabasco, Worcester and shallot, cream cheese with mustard and croutons fatoush


前菜は、仔牛肉のタルタル。
仔牛肉のタルタルは結構あちこちの店のメニューで見ていたので、いつか頼もうと狙っていた料理だ。
ブルガリアは仔牛肉の生産量が多いみたいで、その結果仔牛肉のタルタルもメジャーなんだと思う。



さて、お味の方だが、予想と違って甘いバルサミコでマリネしたものをたたいた印象。
このバルサミコも、味をしっかり決めていて、淡白で主張の無い仔牛肉を味のあるものにするというアプローチではアリだろう。



Burgarian tripe soup "Chef's"(280ml 10.80lv≒670円)
by our original recipe with milk and butter


スープは、ブルガリア料理の代表格であるトリッパをチョイス。
ここまでルーマニアを含めて何軒かで食べてきたが(☞ Supa StarBelvedere)、やはりレベルが違った。



トリッパらしい癖のある味をスープの出汁として生かしながら、他の旨味成分と合わせてしっかりしたスープに仕上げてあるのだ。
材料的には、他の店と同じなので、やはりシェフの腕の違いだろう。



Supa Starと同様に、大蒜ビネガーを入れて飲むように言われたが、この店のは不要。
そのままのスープが美味しいので、下手に酸味やニンニク臭を加えない方が良いだろう。



Young calf sweetbreads(250g 25.90lv≒1600円)
glazed with Jus, garlic, salvia and honey, smoked potato confit, marinated onions and parmesan foam


メインは、なんとフランス料理でしか見た記憶のないリドヴォー、すなわち子牛の胸腺肉だ。
リドヴォーの料理は、単なるソテーからサラダ仕立てなんかも食べているが、日本だと東京の高級店以外では美味しいケースがほとんど無いので期待していなかったが、見たことのないアプローチの皿で出てきた。

おまけに、リドヴォーも一口で食べるには厳しいサイズのブロックが5個と食べ応えもある。。



形をそろえて出してくるのも珍しいが、薄く衣を付けて揚げてあるので何だか酢豚の揚げた豚肉に見えてしまう。味付けも酸味がお酢ではなくバルサミコベースという点では違うが、醤油の黒っぽい部分をバルサミコの色で代用すると、ほとんど見た目では判断できないものだな。

中央にちょこんと刺してあったものは、極薄切りのドライ肉。たぶん自家製仔牛肉ジャーキーだろう。
ホイップクリームに見える部分は、メニュー説明によるとパルミジャーノのクリームらしいが、パルミジャーノの味は感じなかったものの、当地名物のヨーグルトの酸味を遠くに感じるもの。



で、リドヴォー本体だが、房の部分が小さいので、そのままではなくプレスしてある感じ。
真鱈の白子ではないが、そんな感じの状態で出す店もあれば、房状に見えない巨大な個体を出す店もあるので、質的にはかなり良いものと思った。これ、ほぐした状態で加工方法を同じにして、サラダに混ぜて出してくれても美味しそうな気がする。大昔に、広尾のクィーンアリスで食べた記憶がある。



Black Tea with Hot Milk(4.50+1.00lv≒340円)

本当はデザートのフィラデルフィアクリームチーズを使ったNYチーズケーキ(我が家と同じベース材料だ!)も狙っていたのだが、歳と共に食が細ってしまい、無理して食べると危険だと思って断念。

その代わりに、チップの慣習の無いブルガリアなので、チップ代わり珍しく食後の紅茶をお願いした。
値段は分からなかったが、後で伝票を見たら、ミルク代が加算された形になっていた。
ソースとかバター類が別料金のお国柄らしいが、ちゃんとポットで出してくれた点でも出来ている店だ。


  

以上でお会計は、66.10lv(≒4100円)也。
物価の安い国のレストラン価格としては高いかもしれないが、観光客目当ての店でも肉料理は同じような金額になるので、むしろ安いと感じてしまった。旅の実質最後の晩餐なので、普段より高めの店に行くのはいつもの通りだ。

採点は、ルーマニアのAllegriaで超甘めの★5つを進呈しているので、こちらの方が上と感じたことから★5つ。
どちらの店も言えることは、国内他の店とはレベルが全然違うという事だ。フランスやイタリアなら、どちらも★4つ相当になると思うが、価格的には仏伊の約半額と安いことから★5つ進呈しても問題ないと考えている。ケチな私だから、コスパは重要なファクターなのだ。

3週間旅行の最後は、デザートが食べれないという悔いは残ったものの、最高の晩餐で終わることが出来た。


※メニュー:前菜・サラダメインスープ・海鮮・デザート

【店舗詳細情報】
店名:Chef's
電話:089-672-3222
営業:11:30~23:30
定休:無休
住所:Lubata 13. Lozenets, Sofia
GPS:42.670295, 23.317865(☞ Bing Map

ブルガリアの訪問レストラン一覧


翌日はオーストリア航空でウィーン空港に飛び、当日乗継できないことから1泊した後にエバー航空で台北経由で帰国。ということで、ここで恒例の旅の経費を紹介しておこうと思う。

3年前のブルガリア旅行では、カザンラク郊外の農園行われたバラ摘みの儀式カルロヴォの街のバラ祭りの風景を見ることが出来たので、今回は違うブルガリアを見ようと思って来たわけだが、とにかくキリル文字表記ばかりで英語表記はほとんど無く、個人旅行ではレンタカーを使わない限り回りにくい国だと実感した。

ルーマニアは街の雰囲気が良いし、英語表示や駅の無料WiFiなど観光客に優しい国であることを発見できたが、いかんせん食事が不味いという印象を変えることなく終わることになったので、どちらの国も今回が最後になると思う。

■今回の旅の費用
往復航空券: 82360円 成田<>台北桃園<>ウィーン(エバー航空)
現地航空券: 17436円 ソフィア>ウィーン(オーストリア航空)
現地宿泊費:160998円(21泊;うち朝食付2泊,5つ星5泊,スイート1泊,特典3泊)
現地交通費: 13365円 鉄道・国際バス(4回)・長距離バス・都市交通・タクシー(1回)
飲食雑費等: 49807円 飲食・入場料・雑費
旅費合計: 324766円

■2019年累計(☞ 2017~2018年 海外旅行費用総決算
回数総泊数総経費
2019年12回160泊¥2,730,873



この後は、トランジットで泊まったスロバキアのブラチスラヴァで食べた店を掲載してから、次のスペイン&ポルトガル旅行を現地からお届けしようと思う。完全退職後に月単位で旅に出ると宣言していたが、その第一弾となるものだ。
今回もレンタカーは使わずに、原則鉄道、鉄道が無いか実質使えない場所だけバスで回ることにしている。大体のルートは決め、キャンペーン絡みで一部予約済のホテルはあるものの、いつものように現地で様子を見ながら変更することにしているので基本は自由旅行だ。

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ブルガリア/ソフィア(Sofia): Shtastliveca Vitosha Boulevard店

訪問: 2019/9/24 12:20
評価: 総合★★★★☆★★★☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★★★CP★★★☆☆


この日のランチは、ヴェリコ・タルノヴォ (Veliko Tarnovo)で食べたShtastlivecaの支店。街一番の繁華街である歩行者専用道路沿いにブルガリア料理店があるのを見つけたのだが、後で調べたら支店であることが判明し、同様の店だったHadjidraganov's Housesも2店舗で食べたので、こちらも比較してみようと出かけることにした。
しかし、規模の大小はあるもののブルガリア料理店はチェーン展開している店が多いな。



狭い入口を奥に進むと、店頭からは予想できない凝った構造の店内で驚かされた。
2階席が空いていそうだったので、2階でも良いかと聞いて階段を上がったが、断然2階席の方が雰囲気が良い。



Home-made Kiopoolu(200g 5.90lv≒370円)
Aubergine Paste and Tomatoes with Garlic and Parsley


Hadjidraganov's Houses で盛り合わせを頼んで失敗したことから、単品のメゼを頼んでみた。選んだのは、好物の茄子のペースト。

出てきた皿は、あまりにも少ない量でガッカリしたのだが、お味の方はなかなか。



ちょっと広げて撮った写真だが、茄子の比率が少ない代わりに説明が記されていない焼きパプリカのマリネを刻んだものがたっぷり。
ニンニクも多めで、塩を少し加えたらいい塩梅になったけど、これヴェリコ・タルノヴォの店で食べた前菜に付いていたものと同じだろう。



Home-made Bulgarian Style Kebab(390g 14.90lv≒920円)
Served with fries and home-made tomato paste


メインには、ブルガリアスタイルのケバブと題した料理を試すことにした。



出てきたのは、挽肉ベースを串刺しで焼いた同じものが3本。ちょっと予想外というかガッカリな構成。



別皿で付いてきたトマトソースは、トマトというよりはパプリカの味の強いもの。
前菜の料理も茄子と書きながらパプリカたっぷりだったが、ハンガリー料理の影響を受けている?



肉の断面を見ればわかる通り、肉なんて入っているのかと思えるほどつなぎばかり。
ただ、トマトソースが美味しいので、肉を小さくカットしてはトマトソースを乗せていただけば、まずまずかな。



単にfriesと書かれていたのは、揚げたてのポテチだった。
自宅でも良く作っているが、揚げる温度が高いとすぐ焦げてしまうのが難点で、低めの温度で揚げると生の部分が生じてしまう。その揚げ不足の個体が3~4枚あったので、作り手のスキルは高くないな。




お会計は、コーラ代を含めて23.20lv(≒1450円)
ランチということで軽く済ませているが、この雰囲気を首都ソフィアの中心部で1500円弱で味わえるなら悪い選択ではないと思うものの、味がそれほど伴っていないところはチェーン店らしいところだ。

食事の時間帯を避けて、デザートとドリンクだけでカフェ的な利用をするにはお勧めできると思う。


※メニュー:前菜①②・メイン①②・パスタ・サイドピザ・ソース

【店舗詳細情報】
店名:Shtastliveca - Vitosha Boulevard - Sofia
電話:02-441-1155
営業:11:30~24:00
定休:無休
住所:Vitosha 27, Sofia
GPS:42.693321, 23.320522(☞ Bing Map


ブルガリアの訪問レストラン一覧

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

ブルガリア/ソフィア(Sofia): Laila Fashion Cooking

訪問: 2019/9/23 19:45
評価: 総合★★☆☆☆★★☆☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★☆☆☆
鉄道旅を断念したことからソフィアで5泊も沈没することになってしまったが、最後の2泊は特典宿泊するために地下鉄終点のBusiness Park駅近くにあるHoliday Inn Sofiaに移動した。2年半前の前回も泊まったホテルなので、勝手知ったるである。



当時と比べて店が増えているものの、ビジネスパーク立地だけあってディナータイムの営業が無い店ばかり。Google Mapでは3軒しか営業中のレストランが無く、うち2軒が実際は営業していなかったことから駅前立地のこの店に来たわけだが、店頭にはなにやら看板がありダメかと思ったものの、裏側に回れとのことで無事入店。



煙草を吸うかと聞かれたので吸わないと答えたら、いかにもレストランという内装の部屋に案内された。喫煙席は飲み屋の雰囲気だったので助かったが、客は私ひとりだけ。



Shopska salad(350g 6.40lv≒400円)

前菜は、ほぼ定番化しているショプスカサラダ。



普通はトマトと胡瓜だけだが、赤ピーマンの輪切りにに紫玉ねぎのスライスまで入っていた。
その代わり、トマトが角切りになっていないという手抜き。ちゃんとナイフを使って食べろという事か。

意外にもトマト・胡瓜共に味の濃いもので、昼のファミレス Happy Bar & Grill で使われていた日本のイオンで売っているような味のないものではなかった。



Pork ribs with home-fried potatoes(700g 17.30lv≒1050円)

メインは昼間の大手チェーン店でもいろいろ無いと言われたことから、無難にポークリブBBQにしたが、これがひどい。再加熱品では無さそうだが、漬け込まれた肉ではなく表面にBBQソースを塗って焼いただけ。

おまけに、骨付き豚バラ肉というもので(これもイオンで売っているのと同じ)、この手のポークリブのように骨の周りの赤身肉だけというわけではなく、脂身たっぷり。



脂身部分は食べれないので、全部切り離して食べたわけだが、当然骨に近い部分にまでBBQソースが染みているわけがない。
青い不気味な甘いソースを付けていただいたが、かなりいい加減に食べて結構な量を残してしまった。

フレンチフライが、揚げ立てでは無いものの悪くは無かったのが救い。




しかし、ルーマニアで散々こき下ろしてきたが、ブルガリアも普通の店に入ると似たようなものだな。
観光客向けの店であれば、ブルガリアの方が断然美味しい点が異なるけど。


※メニュー:サラダ①②・前菜①②・パスタ・メイン①②・BBQピザ・パン食・ソース・デザートドリンク

【店舗詳細情報】
店名:Laila Fashion Cooking
電話:0895 655 755
営業:10:00~23:00
定休:無休
住所:Aleksandar Malinov 91A, Sofia
GPS:42.630954, 23.373700(☞ Bing Map


ブルガリアの訪問レストラン一覧

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

   《 訪問国別レストラン一覧 》     前の記事 »
プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて30年。
現在 67ヵ国を訪問
49ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
RSS RSS

今後の旅行計画
11月:ミャンマー②,他
12月:台湾㊳:宜蘭・羅東
年越:ベトナム⑩:ハノイ周辺
1月:メキシコ③、台湾
2月:マレーシア⑮、ベトナム
3月:マレーシア
4月:イタリア⑲~ドイツ
5月:アメリカ⑮:ナイアガラ
6月:台湾㊵:(芒果かき氷)
7月:イタリア⑳:南チロル
丸数字:累計訪問回数

カテゴリ
最新記事一覧
ポルトガル/タヴィラ[Tavira]: Petisqueira Belmar 2019/11/19
ポルトガル/タヴィラ[Tavira]: Tavirense +焼き栗@屋台 2019/11/18
ポルトガル/モンテゴルド[Monte Gordo]: Vasco da Gama Hotel 2019/11/17
ポルトガル/タヴィラ[Tavira]: Restaurante Zeca Da Bica 2019/11/16
ポルトガル/ファーロ[Faro]: Taberna Modesto 2019/11/15
ポルトガル/ファーロ[Faro]: À do Pinto 2019/11/14
ポルトガル/Holiday Inn Lisbon: Restaurante Vasco da Gama+国立鉄道博物館 2019/11/13
ポルトガル/フィゲイラ・ダ・フォス[Figueira da Foz]: O Forninho 2019/11/12
ポルトガル/フィゲイラ・ダ・フォス[Figueira da Foz]: Cervejaria Sagres 2019/11/11
ポルトガル/ビゼウ[Viseu]: Tasquinha da Sé 2019/11/10
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
旅行
45位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
16位
アクセスランキングを見る>>