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フランス/トゥールーズ[Toulouse]: Le New Goa

訪問: 2019/4/13 19:55
評価総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★☆雰囲気★★★☆☆CP★★★★★
明日の朝のRenfe TGVでスペインのバルセロナに移動するため、再びトゥールーズで宿泊。
16日間過ごしたフランス最後の晩餐だ。

2週間前の土曜日はボルドーで黄色いベストのデモ隊を遠目で目撃したが、今度は宿のすぐ近くで遭遇。車が燃やされていたり、バス停や銀行の窓が破壊されていたり煙が上がっていたりと、ちょっと物騒な雰囲気の場所も何カ所かあったし、結構あちこちに分散して50人規模のデモ隊が練り歩いていたりするので、避けようと思ってもぶつかってしまうことがある。
まあ、過激な奴はごく一部の便乗者で、それ以外は普通の庶民という感じだったから、ぶつかった所でそれほど危険は感じないが。(警官がいない場所でも遭遇したので、ちょっと焦った)



その黄色いベストの連中が気勢を上げて、常時地元のTVで生中継していたポイントに近い場所にあるのが、この店。この旅3度目の週末となると、人気フランス料理店は絶望的であることは承知していたことから、すぐ近くのモロッコ料理店を狙っていたものの満席とのことで(フレンチ以外もダメなのか・・)、予備のこちらになったしだい。

欧州でのインド料理はイギリスのリーズ[Leeds]で南インド料理を食べた記憶(☞ Tharavadu)と、ドイツのニュルンベルクでスリランカ料理を食べた記憶(☞ Mount Lavinia)しかないが、この店は日本でも馴染みのある北インド料理系。日本のインド料理店との違いを見てみようと思って第二候補にしたわけだ。


アラカルトメニューは、日本以上に豊富。もちろん、日本と同様にコース仕立てのものもある。
その中から選んだのは、伝統的なターリー[Thalis]と書かれた3種類。鶏/海老か魚/野菜とあり、値段差もほとんどないことから海老をチョイス。(Menu Traditionnel Thalis Fruits de Mer 20.50€




注文を終えると、ミニカクテルみたいなのが出てきた。
アルコールかと聞くと入っていると言うので、アルコールは飲めないと言ったら、わざわざアルコール抜きで作り直してくれた。フランスとは思えないサービスぶりは、アジア文化だなぁ。




最初に出てきたのは、独特な器に入った3種類のカレー。
ではなくて、ワカモーレのクリームドレッシングバージョン(メキシコで買ってきたドレッシングとほぼ同じ感じ)と、BBQソースにカレー味の野菜の煮込みだった。



カレー味の野菜の煮込みと書いたが、カレー味はほとんど無い。
インド料理のカレーは、いわゆるカレー味だけではないと聞いていたが、まさにそんな感じのソースで、野菜の旨味たっぷりで非常に美味しい。



Gambas Pakora
Salade, nan

前菜という位置付けだと思うが、皿にはナン・海老の天婦羅風(パコラ)・サラダ。



海老はカレー味ではないが、欧州では滅多に出会えないプリプリ海老。アジア産の冷凍ものを使っているのだろう。
海老は、当地の下手なものよりも、冷凍のブラックタイガーなんかの方がプリプチ感を味わえて美味しいかも?



ナンはチーズナンに変えてほしいとお願いしておいたのだが、これってナンではないよなぁ。
タンドールを持っていないのかしら?
そういえば、アラカルトメニューにあったのは、タンドリーチキンっていう表示でなくグリルだ。



Gambas Bhuna au Curry
Curry de Légumes
Sage Bhaji, Raita et riz Basmati

メインは、ちゃんとターリー用のトレーに乗せて出てきた。



アジアのようにご飯(バスマティ米)をトレーに直接盛るのではなく、皿に入れてあるところがフランス流?



これが、辛いもの好きの方には論外と一蹴されるだろうが、どれも旨味たっぷりで美味しいのだ。
右から反時計回りに、海老カレー。というか、前菜と同じプリプリ海老を炒めたものの上に、カレーソースをかけている感じ。



トレイの右上は、サグカレーならぬミンチ上のホウレン草炒めっていうところかな。
中央はひよこ豆のカレー風味炒め。って書いたけど、それほどカレー味はしない。でも旨い。



トレイ左上は、オーソドックスなカレーソースという感じかな。
全然スパイシーではないが、野菜の旨味たっぷりのお子様カレー風。

左端は少し塩でもんだ感じの胡瓜を入れたライタ。日本で食べるのと同じ感じ。




最後のデザートはKulfi or Halwaとの表記だったので、聞いたことが無かったハルヴァをお願いするつもりだったが、マンゴーかバナナと聞かれたので芒果と答えたら、凍らせていないクルフィーが出てきてしまった。
芒果ラッシーに加えるようなマンゴーピュレの原液みたいなドロドロ濃厚なお味。




以上で、20.50€也。
チーズナンへの変更加算は取られなかった。(メニュー上の差額は1.40€)

激辛嫌いだけど、日本の普通に辛いカレーなら問題なくいただけるが、ここまで辛くないカレーと言うか、カレーがほとんど無いと言えるターリーは初めて。
でも、ソースにこだわる(はずの)フランスらしく、すべてが美味しく感じる出来だったし、結構大きなエビが都合7尾も入っているのにお値段20.50€は、ディナータイムのコース料理と考えると安いビストロよりも更に安い。

2軒隣に、店頭にここよりも格安メニューを大々的にアピールしているインド料理屋があったが、Google Mapの口コミ評価では1.0点以上の大差を付けられていたことから、ケチらずこの店にしたのは正解だったようだ。
日本でもそうだが、旨味の少ない安いインドカレー屋が多い中で、ちゃんと手をかけて作っているインド料理を出せば支持されるということだろう。


※メニュー:前菜メイン①ナン・ライス・野菜デザートコース①

【店舗詳細情報】
店名:Le New Goa
電話:05 61 62 87 70
営業:12:00~15:00、18:45~23:45
定休:無休
住所:43 rue de l'Industrie, 31000 Toulouse
GPS:43.606090, 1.451212 (☞ Bing Map


フランスの訪問レストラン地域別ランキング

テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

フランス/カストル[Castres]: La Part Des Anges

訪問: 2019/4/12 19:30 (☞ MICHELIN Restaurants
評価総合★★★★☆★★★★☆サービス★★★★★雰囲気★★★★☆CP★★★★☆


カストル3軒目のミシュラン推奨店は、前日の夜来た時に満席とのことで、その場で翌日の予約をしたビブグルマン認定店。
ランチ時間帯も満席表示だったので、今回の3軒の中では一番人気の店だ。



ディナーのお値段は、3皿で31€、チーズを加えた4皿で35€と良心的。
最高値の49€のコースはワインがデフォルトで付いてしまうので、ここは4皿35€のコースでお願いした。一部追加料金がかかるものの、アラカルトメニューから好きに選べるとのこと。




炭酸水はイタリアのサン・ペレグリーノか、ペリエからの選択。
1つだけ聞いたことが無い上にべらぼうなお値段(7.50€/750ml)のものもあったが(サン・ジェロン[Saint-Geron])、さすがに倍の値段は出せないと諦めてサン・ペレグリーノをお願いした。限定デザインと書かれたボトルで出てくる点は、少しこだわりがあるのかな。

頼んだ炭酸水と共に、アミューズも出てきた。
カリカリに焼かれたバゲットの薄切りに、ワカモーレとサラミ。



このワカモーレが美味しくて、たっぷりカリカリバゲットに盛って完食。
カップルで来ていた客にも同じ量で出していたので、一人で2人分食べることが出来てラッキー?




もう1品メニューに書かれていないアミューズが出てきた。
こちらは、凄く馴染みのある味ではあるものの何だか思い出せないのだが、色合いとはまったく違ってカレー風味のペースト。
上にかかっているのは、少し甘めのカスタードクリーム風かな。



パンも出てきたが、こちらは常温でふわふわ。
ソースをぬぐうには良いが、さきほどのペーストを乗せて食べるには無理がありそうだ。



Le foie gras mi cuit basse température & en espumo croustillant, céleri pommes vertes & noisettes(14€/単品)

5+1択の前菜からは、最初別のものを選んだものの、メインの魚と被ってしまうとアドバイスされてフォアグラのミキュイに変更。
ちゃんと料理が被るとアドバイスしてくれる点で、店のサービス姿勢が優秀であることが分かる。

しかし、見栄えの良くない皿だなぁ。下に敷かれているのなんて、牛蒡サラダに見えてしまった。(実際はリンゴと根セロリっぽい感じの物)



お目当てのフォアグラのミキュイ、見た目はお土産品として見かける棒状の缶詰からカットしたものみたいだが、ちゃんとアルコールを効かせたフォアグラのテリーヌ風のもの。産地のペリグーで食べた平均的なものよりも美味しいのは、調理技術の差かな?

筒状に焼いたパートフィロ風の中身の味は失念。
見た目ではツナサラダだったんだけど、覚えていないということは違ったのだろう。



Le dos de maigre snacké, compotée de fenouil, espuma de riz à la fleur d'oranger
crevettes marinées au piment d'Espelette, jus de carcasses(20€/単品)


3択のメインからは、魚料理を選んでみた。
単に海老の文字が見えたからなんだけど、魚本体よりも海老の方が目立つ皿が出てきた。



右半分は、野菜と合わせて柑橘系の味のする泡クリーム。
魚を付けて食べろということかな?



左側から見ると(最初は例のよって縦置きされているので)、付け合わせのはずの海老と中央に焼いた魚。ソースも甘酸っぱい感じで柑橘系かな。
それにしても、やたらと胡麻を使いたがる店だ。日本で売っている胡麻よりは味がきつくないが、合わないと思う。



魚料理なので、核となる魚もアップでお見せしておこう。
何の魚かぜんぜん分からなかったが、まあ普通にいただけた。



L'assiette de fromages Fermier du marché & confiture du moment(8€/単品)

チーズは3種類。ハード・白カビ・ブルーと無難な構成。
皿の下を横断しているのは、バルサミコソースだけど、乾燥してしまって使い物にならず。
フレンチって、このパターン多いよなぁ。

となると、ジャムはもっと多めに盛ってくれないと、足りなくなる。



La crème brûlée à la vanille, fruits exotiques, shot pina colada & sorbet exotique(8€/単品)

3択のデザートは、無難にクリームブリュレを選んだのだが、全然違う感じのものが出てきた。
中央に盛られているのは、マンゴージェラート。周りにもキウイと共にマンゴー果肉が添えられている。
カップに入っているのは、薄い南国果実のジュースっぽいものに泡を被せたもの。ストローで飲む。

で、棒状のクリームブリュレだが、お題通り濃厚バニラ風味。
裏面を見たら、バニラビーンズの粒粒がたっぷり沈んでいたので、まじめに作っているのは確かだ。




食後の珈琲の案内もあったが、要らないというと、ちゃんと小菓子が出てきた。
まあ、当然。

マドレーヌ風のミニカップケーキと、失念のドリンク。
どうも歳のせいか、記憶力がかなり落ちているようだ。
ミシュランの調査員ではないので、その場でメモを書くわけにもいかないから、レビューもいい加減になりつつある。




フランスでは、お会計時にレストランカードを添えてくれる店は、傾向として良い店である証でもある。
ビブグルマン認定だけあって値段の割には内容・構成も良いし、何よりホール担当の男性2人が親切でフレンドリー。見習い風の片方の方は英語が苦手みたいだったけど、頑張ってできるだけ英語で説明してくれた。連日満席で予約必須なのも分かる気がした。

そうそう、フランスのミシュランで特別推奨されるような真っ当なレストラン(?)は、ホームページを持っているのが普通だが、この店はFBだけで運用。
私はFB大嫌いなので(あんな第三者に個人情報が筒抜けとなるツールなど使う気になれない。設定云々の問題でないのは、自分がIT系40年のキャリアだから分かる)FBのリンクは張らないことにしているので、興味があればGoogle Mapから見ていただきたい。


※メニュー:アラカルトランチ・コース①ドリンク

【店舗詳細情報】
店名:La Part Des Anges
電話:05 63 51 65 25
営業:12:00~14:00、19:30~21:30
定休:日曜日・月曜日
住所:7 rue d'Empare, 81100 Castres
GPS:43.604502, 2.243170 (☞ Bing Map


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テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

フランス/カストル[Castres]: La Table du Sommelier

訪問: 2019/4/12 12:15 (☞ MICHELIN Restaurants
評価総合★★★☆☆★★☆☆☆サービス★★★☆☆雰囲気★★★☆☆CP★★★☆☆
カストル [Castres]のミシュラン推奨店2軒目は、3軒の中で一番安い代わりにレベルの低そうなこの店を選んだ。
店頭掲示メニューを見ると、ディナーのアラカルトの前菜が8ユーロ、メインが18ユーロで、デザートを付けた3皿コースが25ユーロ、ワイン3杯付けても35ユーロという安い店だ。



ランチはさらに安くて、3皿コースにワインを付けたL'ECO DE COCO(13.00€)
ワインは飲めないので要らないと言ったのだが、代わりを出してくれるわけではないようだ。




注文後にパンと水が出てきたが、この水の入ったボトル、トゥールーズのLe Bibentで有料水として販売されていた「フィルターを通した水」と同じ「FRESH」と記されたもの。こちらは無料で、あちらは有料っていうこと?

日本だと浄水器を通した水が出てくるのが普通だが、フランスでは珍しいのかなぁ?
昔はともかく、今のご時世なら日本と同じ気がするけど。



▲今日のランチメニュー

手書きメニューを転記するのが困難なため、以下の料理写真のメニュー名は省略するので、上の掲示メニューを参考にしてほしい。




選択肢の無い前菜は、輪切りカボチャの中に温玉を入れ、青菜(?)のピュレを掛けたもの。
いくら安い価格とはいえ、ミシュラン推奨店がこんな手抜き料理を出してくる!?




2択のメインは、魚料理側を選択した。
左の皿はサラダらしいのだが、ほぼ育ち損ないのルッコラ(実は、自宅のベランダ菜園で作ったことがあるので知っている)だけを盛ってきた。これ、茎が硬いのでサラダにはできないと思うんだけど・・



魚料理の正体は、大量生産可能な干し鱈味のジャガイモグラタンっていう感じかな。
誰が作っても同じ味で作れそうな馴染みのあるお味で、これもミシュラン推奨店とは言えないレベル。




デザートはプラムのタルト固定。
優秀とは言い難いが、まあ普通に美味しくいただけた。




結論としては、ワインがついて13ユーロという価格なりで、ごく普通の食堂で出てきそうな料理しか出てこない、とてもミシュラン推奨店とは思えない店だった。

ミシュラン推奨店でも、たまにこんな店に当たるわけだが、推奨を外される店も多く見ているので、そろそろ外されることを期待したい。(でないと、ミシュランの信頼度が落ちてしまうぞ!)


【店舗詳細情報】
店名:La Table du Sommelier
電話:05 63 82 20 10
営業:12:15~13:30、19:30~21:30
定休:日曜日・月曜日
住所:6 place. Pélisson, 81100 Castres
GPS:43.607072, 2.240314 (☞ Bing Map


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【カストル [Castres] の風景】



▲左:ゴヤ美術館[Musée Goya]  右:Théâtre municipal


▲Cathédrale Saint-Benoît de Castres


▲町役場(右は町役所裏手にあるゴヤ美術館への門)


▲Eglise Saint-Jacques-de-Villegoudou(結構怖い雰囲気の教会)


▲Église Saint Jean - Saint Louis


▲上の教会の前にある屋内市場(かなり寂れた感じ)


▲左:Statue de Jean Jaurès前のマルシェ  右:その像と後ろの建物


▲カストル駅正面と構内




テーマ : 海外レストラン
ジャンル : グルメ

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プロフィール

R923E

Author:R923E
海外旅行に目覚めて30年。
現在 67ヵ国を訪問
49ヵ国 をレンタカーで走り、
米加豪仏伊独西全州走破
価格は常に税サ込で表記。

プロフィール詳細
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今後の旅行計画
11月:ミャンマー②,他
12月:台湾㊳:宜蘭・羅東
年越:ベトナム⑩:ハノイ周辺
1月:メキシコ③、台湾
2月:マレーシア⑮、ベトナム
3月:マレーシア
4月:イタリア⑲~ドイツ
5月:アメリカ⑮:ナイアガラ
6月:台湾㊵:(芒果かき氷)
7月:イタリア⑳:南チロル
丸数字:累計訪問回数

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