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ビジネスクラス機内食/日本航空(JAL): ホーチミンシティ(SGN)⇒羽田(HND)

搭乗:2017/11/28 23:55発 JL070便
評価点:総合★★★☆☆★★☆☆☆サービス★★★★★雰囲気★★★☆☆
ひとつ前の記事にJALのインボラアップグレード率はANAの4分の1だなんて書いて投稿した日にインボラアップグレードされてしまった。
ちょうど記事の境目でもあることから、お得意の即日レポートでお届けしたいと思う。

ANAのホーチミンシティ線では、プラチナ会員から落ちた平SFC会員なのに、昨年一昨年連続してアップグレードされているので、方向が違うものの同じ深夜便という条件の元で比較できる。



まずは、ラウンジ。発行されたインビテーションで入ることになる。
いつもANA便で使っている端っこにあるRose Loungeと、中央付近にあるApricot Loungeのどちらでも使えるとのことで(はしご不可と明記されている)、初めてのApricot Loungeを使ってみた。(WiFiが使い物にならないほど遅い!)



最後の晩餐として食べたものが胃に残っている状態で食欲はわかず、軽くこれだけ試食してみたものの、炒飯がフルーツ系だった以外は肉も野菜も硬くて美味しくなかった。カードラウンジ系としては優秀だと思うものの、航空会社系本拠地ラウンジと比べたら劣るのではないだろうか。
本拠地ベトナム航空のラウンジ、ANAと提携したことから将来使うチャンスがあるかもしれない。

**********

機内食は、2年前のクアラルンプール⇒成田線と同様に事前予約制の紙がシートに用意されていた。
前回撮っているので今回は撮らなかったが、到着2時間前との案内文があったので、前回と多少変わっているみたいだ。しかし、搭乗時間の短い深夜便で到着2時間前に叩き起こされたらたまらない。

比較対象となる同一路線のANAでは軽食が最初に出るが、JALは離陸直後に食べることができる「お好きなときに」と題した中間食だけ。方向が違うので、念のため羽田→ホーチミンシティ線も調べてみたが同じ運用だった。
おまけに、中間食は相変わらず魅力のない「ですかい」シリーズの安物カップ麺。ANAだと高級仕様のものが出てくるので、大きく見劣りする。(どちらも独自仕様のオリジナル麺で、JALのは市販もされている)

先ほど調べてみたら、50分前に出発しているANAは帰国便でも2食構成で、中間食も麺類だけでなく丼ものやサンドイッチまで選べることを確認できた。客の中には、忙しくて食べる暇もなかったというビジネスマンもいるだろうから、ANAの方がはるかに優秀だ。


洋朝食
夢工房くまの カラマンダリンジュース
カラマンダリンは温州みかんの濃厚な甘さとキングマンダリンの爽やかさをあわせ持った交配種です。


東南アジア路線の帰国便の洋食は、相変わらず内山直樹氏の担当のようだ。
紺のテーブルクロスを敷いたうえに、ワントレーで出てくるのも変わらず。

右上のグラスに入ったジュースは、表記の通りこだわりのあるものらしい。
確かに安物パックジュースとは違って味があって美味しいが、フレッシュジュースでない点が残念かな。



フルーツ スターター

前菜扱いのフルーツは、見栄えの良いプレート。
ただし、味の方は伴っていなくて、特にパイナップルは写真判断できるほど白っぽい通り、未熟で硬いだけ。ぶどうは、現地のホテルでも出てきたが、ベトナムの品種らしく酸っぱくて味が薄い。



シーフードキッシュ ベーコンのグリルとほうれん草のソテー

メインは、内山直樹氏らしく出来の悪いキッシュ。
付け合わせのベーコンとほうれん草のソテー・焼きトマトは普通にいただけたが、キッシュは全然だめだ。流石アメリカ料理出身という感じ。



何がダメなのかは、ある程度断面写真でもわかると思うが、キッシュではなく玉子焼きベースであることだけでなく、どこにシーフードがあるのかというほど海鮮系の味が皆無、周りのパイ生地がアメリカンなのか不味くて食べることができなかった。
少なくとも、フランス文化のあるベトナム路線からは外した方が良いだろう。



クロワッサン

クロワッサンは、ベトナム仕様かな?
日本の大手製パンメーカーの袋入りのものよりはマシではあるものの、フランスのものには程遠い印象。



フレッシュサラダ
プレーンヨーグルト マンゴーソース


サラダは普通として、期待のマンゴーソースも話にならない。
見て分かる通り透明のソースで、安物かき氷にかけるタイプだ。


と、機内食は質の面でもANAと比べて大きく見劣りしていたが、運用面では改善が見られた。
この夏に搭乗した英国航空と同様に、最初から100%点灯せず、各自の読書灯を点けないと暗い状況で配り始めた。それも、到着1時間40分前頃から。
寝ている人を起こしてしまう全点灯は、到着1時間10分前。素晴らしい配慮だ。これなら、アイマスクなしでも十分睡眠時間を取ることができる。

ということで、点灯が食事のサービスなのかはともかく、その姿勢を評価してサービス点は星5つ、総合点は星3つという評価になった。


※メニュー:お好きなときに和朝食洋朝食

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/日本航空(JAL):ロンドン(LHR)⇒羽田(HND)

搭乗:2017/5/29 JL044便
評価点:総合★★★☆☆★★★☆☆サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
ブルガリアのバラ祭り巡り(☞ 参考)の帰りは、ロンドン経由でJAL便搭乗。
予定では、ダイヤモンド会員での長距離路線インボラアップグレード無し連続記録21回目になるはずだったが、一昨日発生したブリティッシュ・エアー(BA)のシステム障害で全便運休となった影響による振替客が流れ込んだようで、ビジネスクラスにアップグレードされてしまった。

自虐的楽しみの記録が途絶えたのは残念(!?)だが、いつものようにビジネスクラス機内食レポートをお届けしたい。日本国内線を除いたビジネスクラス搭乗は、これで133回目(31社)になる。(☞ ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング


▲キャセイパシフィック航空ファーストクラスラウンジの「ザ・ダイニングルーム」@LHR T3

まずは、ヒースロー空港のラウンジ食から。
キャセイパシフィック航空(CX)のファーストクラスラウンジが新しくなったとの情報を得ていたことから、今回はBAのラウンジではなくキャセイを使ったのだが、アラカルトメニューを用意したレストラン形式のダイニングルームが存在した。(☞ メニュー写真

あまり紹介する機会が無いが、マレーシア航空、BA(☞ BA側のこの日のメニュー写真)、カンタスに続いて4社目のメニュー形式のラウンジレストラン。
現時点ではマレーシア航空が1番だが(☞ こちら)どうだろう。別記事にしなかったことから、期待外れであったことはバレているか。(笑)

Cathay DelightDim Sum Basket
Cathay Delight
Dim Sum Basket

ドリンクは、Signature Drinkから、Cathay Delight
確か、シンガポール航空でもノンアルコールのオリジナルカクテルが用意されていたが、こちらはカクテルというよりはスムージー。もちろん美味しい。

前菜は、Chefs Specialtyから点心をチョイス。
香港ベースの航空会社なら、当然の選択だ。



2段重ねの蒸籠で出てきたところは本格的だが、蓋を開けると中身がショボイ。
上段は肉入り蒸しパン、下段は大好物の海老蒸し餃子だが、見ただけで安物と判断できるもの。



ちょっと焦点が合っていないが(料理モードも無いキャノンの高級コンデジに変えたので、オートで撮ると全体のピントが合わない写真が増えてしまった・・)、恒例の断面写真。
肉まんの餡が少ないし、海老蒸し餃子の海老はミンチ状。3個100円の冷食レベルだ。


Chicken Satay
Chicken Satay
With Peanut Sauce & Cucumber Salad


もう1品は前菜欄からのチョイス。
大好物のサテーを頼んだつもりだったのだが、どこがサテーだっていう皿が出てきた。

Chicken Satay

蒸したササミか胸肉に、ちょっとだけピーナッツが加えられたソース。
本場マレーシアやインドネシアでは、本体はもちろん、ソースもあり得ないレベルでガッカリ。


Apple & Berries Crumble
Apple & Berries Crumble
With Custard


最後のデザートは、予想出来ないものを頼んでみた。
リンゴとベリーにカスタードという文字は分かるが、Crumbleが不明。
なんのことはない、成城石井のチーズケーキの上にかかっているものだった。

Apple & Berries

予想外だったのは、リンゴの味はせず、クランベリーの実とゼリーがCrumbleの下にたっぷり。
かなり強い味だったので、カスタードが存在している訳だろうが、どう考えてもミスマッチで美味しくない。
こんなことなら、無難なチーズケーキを選んでおけば良かった。

総評だが、本拠地でない国のラウンジでこの内容なら優秀とは言えないまでも許容範囲だ。
本拠地シドニーで食べたカンタス航空のファーストクラスラウンジレストランよりはマシという意味だが、今週末の台湾旅行の帰りにキャセイで香港経由で帰る途中で、本拠地香港のファーストクラスラウンジレストランを試したいと思っている。
本拠地の水準が高ければ、マレーシア航空と同様に単独レストランとして記事にしたいと思うが、低いとエコノミークラスの搭乗なので、紹介する場が無くお蔵入りとなる。(他の方の紹介記事もたくさんあるだろうから、概要はつかめると思う)

***********

ウエルカムドリンク

さて、この記事の本命であるJALのビジネスクラス機内食の話。
今まで、JALは唯一のウエルカムドリンクを出さない航空会社だと書いてきたが、一通り搭乗が済んだ段階でシャンパンかオレンジジュースの選択で出てきた。

プラスチックのコップというのはいただけないが(ANAも最近プラスチック化したようだ)、ついにJALも世界標準に従わざるを得ず、出すようになったようだ。当然だろう。

驚いたことは、離陸後に回っていた食前酒が廃止されていたのだ。
アルコールを頼めた食前酒の代わりに、離陸前にたった2択のウエルカムドリンクになったとは、明らかな水準低下だ。
5年前までのANAと同じ道、即ち乗客側のサービス水準を下げることによって実現する徹底したコスト削減だ。

頻度が少なくなって確認は出来ないものの、2014年以降のANA側では水準低下が見られないので(☞ 2016/2 の搭乗レビュー)、敵は着々と5つ星航空会社としての体裁を整え、JALは4つ星のままで構わないといった姿勢なんだろう。

本来なら食前酒としての注文だと思っていたドリンクは、食事といっしょに出てきた。
もちろん、食事の方は洋食をチョイスしている。

アミューズ・ブーシュ
ラタトゥイユと白いんげん豆 チョリソー添え
トマトムースとモッツァレラ ピストーソース

アミューズは和食と共通だが、完全に洋食系。普通なら、和食と洋食を混ぜて出すのでは?
大好物のラタトゥイユなど存在せず、単に豆の煮もの。
チョリソーだって、チョリソーじゃないよなぁ。単なる安物のハムだ。
いったい、どんな発想でこんな低レベルのアミューズなど出してくるんだろうか?
エコノミークラスの水準だ。

白いんげん豆トマトムースの断面

モッツアレラの下に隠れているトマトムースは、かなりざらついて食感が悪い。
ムースではありえないざらつきなので、ゼリー表記が正しい。


前菜・パン

アミューズが終わると、相変わらず前菜・パン・バターが乗ったトレーが出てくる。
これも、空の上の「特別なレストラン」と言っている割には陳腐だ。
ANAを含む優秀な他社と同様に皿単位で供さなければ、「レストラン」ではなく「食堂」ではないか!

オードブル
ホワイトアスパラガスキッシュとプロシュート
グリーンアスパラガス添え
ブラッドオレンジヴィネグレット


その前菜(オードブル表記)だが、見ただけで手抜きのガッカリものだ。
ANAでも欧州発の機内食は日本発と比べて格段に落ちるが、こんな料理になっていないものは5年以上前でないと記憶にない。

せめてプロシュートぐらいは拘ってほしいものだが、標準品。
グリーンアスパラも、穂先がほころんでいる物を出してきた。
こんな育ちすぎのアスパラ、上級顧客に出す品質ではないだろう。
ブラッドオレンジのヴィネグレットという名のドレッシングは良かったのだが、これを何に使うというのだろう。葉物サラダなんて無いに等しいのだから、何も考えていないこと明白だ。

ホワイトアスパラガスキッシュの断面

そして、核となるべき料理のキッシュだが、見た目通りに悲惨なもの。
断面写真を見れば分かるが、キッシュという名のクッキー生地のタルトが全体の半分以上。
ホワイトアスパラらしきものは見えるが、味がまったく無い。この記事を書いている段階で、メニューにホワイトアスパラと書かれていたことに気付いたほどで、キッシュというよりは玉子焼きタルトという代物だ。

パン

パンは2種類盛り。
欧州発のパンは、本拠地発の航空会社以外は全滅という印象だが、見た目を裏切る不味さ。
ANAと違ってバターも安物だろう。パンの不味さを救えていない。


三種のシーフードのソテー
三種のシーフードのソテー アメリカンソース
クラッシュポテト、インゲンと赤ピーマンのグリル添え


2択のメインは、魚料理を選んだ。
大好物のアメリケーヌソースとなれば、外すことは出来ない。

しかし、出てきた時は、甲殻類特有の香りではなく焼き魚の匂い。
おかしいなぁと思ってソースだけを舐めてみたら、アメリケーヌソースではなく、香草クリームソースだ。
どうも、メニュー表記の日本語のおかしさを差し引いても、ことごとくお題と異なるものが出てくる。
恐らく日本語表記のチェックをしている者が、料理用語を理解していないのだろうが、それにしてもお粗末だ。

三種のシーフードのソテー

3種のシーフードは、白身魚(ドーバーソール?)がメインで、あとは帆立と海老が1つずつ。
帆立と海老は無くても良い水準だったが、白身魚は加工方法・加熱・質の三拍子がそろっていた。
ソースもお題とは違うが、悪いものでは無い。


林シェフお薦めの抹茶プリン
林シェフお薦めの抹茶プリン

最後のデザートは、相変わらず和食と共通。手抜きとも言う。



傾けた写真と断面写真を撮ってみたが、表面に薄いカラメルがかけられている。
プリン本体が少しまだら模様になっていたのは、何か理由があるのだろうか?
でも、普通に美味しくいただけたのは確かだ。

***********

ANA時代の欧州帰国便は、睡眠時間を確保して中間食をパスするのが普通だったが、とにかく極端にインボラアップグレード率が低いので、せっかくの機会だからと無理して試すことにした。これを逃すと二度と乗る機会が無いかもしれないので(この程度のインボラ率では、エメラルド会員資格が切れる再来年からANAに戻るという方針を変更する気は起きない)、そこはブロガー魂発揮だ。

ANYTIME YOU WISHと題した中間食は、昨年4月の成田⇒パリ便と比べて、さらに構成内容が増えていた。

相変わらず、中間食と到着前の食事を同じ扱いにしているが、メニューのページ構成では到着前の和食と洋食を別ページにしてあるのだから、いくら機内放送でラストオーダー時の案内が必要な方は事前に申し出るようにと放送したって、聞き逃したらアウトではないか。
初めてJALのビジネスクラスに乗った時に、危うく食べそこなうところだったので、勝手知ったる常連上級客以外のスポット客を見ていないということだが、ここは昔からの役所体質が残っている部分。客目線で見ていないのだ。

多くを食べることはできないので、「空のお取り寄せ」と題した欄に記載されていたご当地丼をお願いしてみた。

ご当地丼「ロン丼」
ご当地丼「ロン丼」 ーサーモン、鮪、烏賊、いくらの海鮮丼ー
〜ヨーロッパの新鮮で旬な素材を活かし、考案されたJALオリジナルのご当地丼です〜

出てきたのは、刺身の切り方が100円寿司並みの薄さではあるものの、マグロ・イカ・サーモン・イクラ・とびっこ(飛子)が乗った立派な海鮮丼。

ご当地丼「ロン丼」

何を考案して「ロン丼」なのか意味不明だが、外国人向けには日本を代表する丼であること間違いなし。
ただ、いくらなんでもサーモンやマグロの切り方が薄すぎだ。ちっとも高級感が無い。
安い寿司屋の冷蔵ケースに並ぶパック入りの切り身を都度盛っているのだろうから、もっと厚く切った刺身を乗せることが出来るはずなのに、こんなエコノミー客に出すような激安どんぶり(最近進出しだした寿司屋が始めた500円丼のチェーン店クラス)を出して来るとは・・

JALのご飯は、日本の航空会社とは思えないほどに不味かったが、寿司飯だからか食べられる水準になっていた点で、改善確認。
もっとも、私は和食を選ぶことは基本的に無いので、家内といっしょの時しか判断できないけど。(エコノミークラスでは、必ず御飯ものなので、不味さは相変わらずであることを確認している)


各種チーズの取り合わせ
各種チーズの取り合わせ

他社でも頼むチーズだが、こちらはカットサイズが大きくなっているものの、構成的には水準ダウン。
カマンベールは表面が乾燥していたし、チーズのお供はハチミツとドライクランベリー・杏だけで、ナッツが無い。
ブルーチーズも水準ダウンかな?


フレッシュフルーツ 
フレッシュフルーツ
アイスクリーム

フルーツに至っては、見た目も質も大幅な水準ダウン。
特に色が悪く萎びた感じになっていたパパイヤは、強烈な苦味を伴い食べれるものでは無かった。

アイスクリームは、お決まりのハーゲンダッツ。
日本発のエコノミーではオリジナルのものが出てくるが、普通のバニラでちょっと残念かな。

***********

機内の明かりがついたのは、到着1時間45分前。
ようやくビジネス客を寝させない運用をやめて、欧州他社と同様の運用になったようだ。

和食と洋食のセットがあるのになぜか中間食扱いだが(頼めない人を見越して搭載量を減らしてコスト削減?)、他社では到着前の食事に相当するものだ。ここでも、当然ながら「洋食」をお願いしている。

ANYTIME YOU WISH 洋食
フレンチトースト グリルプラム、グラノーラ、バニラクリームソース添え
フルーツ
ストロベリーオーガニックヨーグルト
デニッシュ

このメインのフレンチトーストが酷かった。

フレンチトースト

写真を見ただけでは、フレンチトーストだとは思えないのは当然だし、こんな焦げ焦げのグリルプラムも人に出すレベルではない。
誰がこの皿を見て、食欲がわいてくるのだろうか?

フレンチトーストの断面デニッシュの断面

フレンチトーストの断面(左写真)もお見せするが、そもそもフレンチトーストが何なのか分かっていない!
スライスしたパン(出来損ないのパン?)を、トロトロのカスタードに付けただけでフレンチトーストだというのだ。呆れてものも言えないレベル。

デニッシュの断面もお見せすれば、いかにコストをかけていないか分かるだろう。
8個入り1.99ユーロっていう感じでスーパーで売っている激安品に毛が生えたレベル。

以上でおしまいだが、1食目のメインがまずまずの水準だったので標準判定としたものの、やはり欧州発のビジネスクラス機内食に期待してはいけないようだ。
しかし、ここまでコスト削減するかなぁ・・

※メニュー:最初の食事ANYTIME YOU WISH

ビジネスクラス機内食 航空会社別レビュー&ランキング

テーマ : ビジネスクラス機内食
ジャンル : グルメ

ビジネスクラス機内食/日本航空(JAL):成田(NRT)⇒高雄(KHH)

搭乗:2016/6/9 JL811便
評価点:総合★★★★★★★★★★サービス★★★★☆雰囲気★★★★☆
今年10回目の海外旅行は、20回目の台湾。
マンゴーの季節がやってきたので、昨年と同様に3ヶ月連続で出かける予定だが、その第一弾。

往路は、1月に台北松山から使い始めたJALビジネスクラス特典航空券の最終区間を利用。
いつもの通り、往路のビジネスクラス機内食は、即日レビューでお届けしようと思う。

毎度のラウンジ食の紹介は同じになってしまうので、今回はファーストクラスラウンジのシャワールームをANAのビジネスクラスラウンジのものと比較してみよう。


▲左:使用後の写真だか、シャワーコントローラとボトル入りシャンプー類
 右:アメニティは洗面台左の小皿にあるシャワーキャップ・ブラシ・綿棒1本だけ

ひとことで言ってしまえば、文句なくANAの勝ちである。ANA側はビジネスクラスしか経験がないにもかかわらずだ。
部屋の面積はほぼ同じだと思うが、勝っているのはシャワー設備の部分だけ。横から噴射するタイプが装備されているので、3通りのお湯の出方がある。(最近ANAに乗っていないので、ひょっとするとANA側にも有ったかも?)

劣っていると思う点を列挙すると、
●シャンプー・リンス・液体石鹸が共用利用の無印ボトル入り(写真参照。ANAはブランド品個別パック)
●カミソリ、歯ブラシ、櫛、綿棒等のアメニティが無いか不足(左記でJALにあるのは綿棒1本だけ)
●スリッパが無い(バスマットの上以外は素足で歩くことになる。便器の前もだ!)
●扇風機が無い(バスルームは蒸し暑いので必須)
というところか。
備品に関しては、ファーストクラスでもビジネスクラスと同じだったと思う。(情けない!)

*****

日本を夜に出発する便ということで日本人に不人気なのか、客層はほぼ台湾人。
ビジネスクラスも3割しか埋まっていない。

シート食前兼食事中のドリンク

昨年9月に復路の高雄⇒成田便に搭乗しているので、手動リクライニングで電源も無いオンボロ機材であることは承知していたが、いまどき電源設備の無いビジネスクラスって、有りだろうか?
いくら4時間弱のフライトとはいえ、貴重なPCのバッテリーをここで使い果たしたくないものだ。

洋食

搭乗後のウエルカムドリンクが無いのは諦め、食前酒兼食事中のドリンクは、いつものダイエットコーク。
食事の方も、いつもの通り洋食をチョイスしている。

前菜
前菜
ペッパースモークサーモン、海老のソテー 香草風味、マンゴーフルーツサルサ
フォアグラと無花果のコンポート お菓子仕立て


海老とサーモンも上等だったが、何より楽しみにしていたのがフォアグラだ。
搭乗前にHPに掲載されているメニューチェックをしたところ、短距離路線にもかかわらず前菜の中にフォアグラの文字を見つけていたのだ。

フォアグラのお菓子仕立て

お菓子仕立てとは、どんなものかと思っていたら、確かにケーキのような感じ。
ケーキよりも柔らかく、向きを変えようとしたら崩れてしまったので、半分だけの断面写真になってしまった。

下にアーモンド粉で作ったであろうスポンジ(高級タルトのフィリングに使うものだ)、その上に甘いリキュール類かマデラ酒類で漬けたであろうフォアグラをペースト状にして伸ばしたもの、その上に無花果のコンポートを潰して伸ばし、一番上は茹で栗をほぐしたものを大量にトッピング。

こういった創作料理はダメなことが多いのだが、ちゃんとフォアグラの主張が強いし、ケーキではなく前菜に相応しい味を出しているのだから、驚きだ。JALの場合、中長距離路線のシェフ名を被せた料理よりも、短距離路線のJAL厨房陣オリジナルの料理の方が、良いものを出してくるのだから、ANAの真似をして下手なシェフの名前を出さなければ良いのにと思ってしまう。

ANAは、自社の厨房陣の能力が低すぎるので外部の優秀な人材に頼っているわけだから、JALは自信を持ってJAL直属の人材だけで攻めた方が良い気がする。

パン
ライサワーハードロールと十八穀米粉バンズ
北海道産手作りバター

パンは国産米粉を使用したソフトロールをご用意しましたので、お楽しみください。


ライサワーってなんだか分からないが、どちらも普通に食べられるパン。(ANAも含めて不味い事が多いので、こんな表現になっている)

例の手作りバターは、北海道産だったのか。
あまり手作り感は感じられないのは、フランスバター(手作りが多い)の味を知っているからかも?

サラダ・スープ
フレッシュサラダ バルサミコドレッシング
白隠元豆と玉葱ソテーのトマト風味コンソメスープ

サラダは予想外に普通だったが(個人的にセロリーはNG)、スープが付くという点がJALの優れた点だ。
ただ、白隠元豆がわずか10粒しか入っていなかったのは、個体差かな? ちょっとさびしい感じ。

お味の方も、ANAのラウンジで出てくるような安っぽいものと違って、まずまずの美味しさだ。
玉葱ソテーとトマトとコンソメって、それぞれ独立したスープが作れるわけだから、それを合わせて味を決めて来る点でも、下手な創作料理シェフより技術を感じる。

国産牛ハンバーグ
国産牛ハンバーグステーキ デミグラスソース

メインの選択肢は無く、国産牛ハンバーグ。
量産ハンバーグが美味しいと思うことは滅多にないのだが、これはボリューム感と言い、食感・肉質ともかなり上等。
同じ具材で地上で個々に焼き上げたら、さらに美味しくいただけるだろうと思えるものだ。

ハンバーグの断面

地上と違って加熱済みの料理を再加熱するのだから、肉汁たっぷりというわけにはいかないが、断面から美味しさを想像できるだろうか? 蒸し焼き状になっているものの、再加熱をうまく利用した料理だ。
過去各社の機内食でいただいたハンバーグの中では、文句なく1番の出来だと思う。

そうそう、付け合せの新ジャガも単に茹でただけでは無さそうで、美味しかった。
JALの機内食製造担当者、純和食はダメっぽいが、洋食はなかなかの技術力をお持ちのようだ。

ハーゲンダッツハーゲンダッツの中身
ハーゲンダッツ アイスクリーム

デザートは、ハーゲンダッツ。
カチカチで食べれないものを出してくるANAと違って、ちゃんと食べごろの良い状態のものを出してくれる。
右の写真のように食べることは、ANAでは絶対に出来ないのだ。

やっぱり、JALの短距離路線の機内食は期待を裏切らなかった。
機材が悪い分だけ機内食を頑張っているのかもしれないが(??)、気分よく★5つ進呈したいと思う。

こうなると、中距離路線の極端な悪さや、長距離では路線格差が激しい点が、なんとも理解しがたい。
短・中距離のJALビジネスクラス機内食は、特典航空券で一通り試したことからインボラアップグレードされない限り試す機会は無くなると思うので、今後は長距離路線でウオッチしていくことになると思う。

※メニュー:和食・洋食ドリンクワインリスト
※機内で仕上げて、高雄のホテルから登録しました。

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プロフィール

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Author:R923E
海外旅行に目覚めて25年。
現在 63ヵ国を訪問
45ヵ国 をレンタカーで走り、
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価格は常に税サ込で表記。

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今後の旅行計画
2月:ポルトガル⑨、スペイン
3月:台湾㉚、ベトナム
4月:マルタ②、イタリア
5月:ポーランド
6月:クロアチア②,スロベニア
6月:台湾
7月:イタリア⑰、スイス
8月:台湾
8月:英国⑦,北アイルランド
9月:オーストラリア
10月:セルビア
11月:ベルギー⑥、スペイン
丸数字:累計訪問回数

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